ヨロヨロ旅行記 中国桂林 激安4日間の旅 2010年5月13日(木)〜5月16日(日)

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●2日目 5月14日(金)  桂林ー漓江(りこう)下り

外国人専用の舟乗り場では客を待つ舟がひしめいて居た

同じ舟に乗り合わせた愉快なヨーロッパ人らしきグループ 

今回の旅の目的「漓江(りこう)の川下り! 小雨が降ってるが、今は雨期で毎日 朝と夕方に雨が降るのは当たり前で、この雨が霧を生み桂林の最も桂林らしい景色を生み出しているのです。

旅行者に向かってはいつも言ってるのかもしれないが「今日のお客さん一番ラッキー!」とツアコンの屈(くつ)さんが連発して観光客の心をくすぐる(笑)


漓江下りのパンフレット(解読不能の説明書)

すべての岩に名前が付いてるが、ややこしいので割愛します。 

昨日の川は増水のために、ほんの少し真似事の川下りをして元の場所に帰ったそうです。だから今日のお客さんトテモラッキーだよ!


こんな感じで川下りの舟がつらなる!

石灰岩の美しい岩肌の小山が連なる!

初対面の中国人の挨拶は「貴方はどこから来ましたか?」「どんな仕事をしてますか?」「収入はいくらですか?」最後が「ご飯は食べましたか?」と、日本とはだいぶん違う挨拶ですが、中国は広く相手を探るのは常識で、こんな会話は全然失礼にはならないそうですから、あなたが今度中国に来た時は 試してみてはいかがですか?


中国第一級の観光地の景色です!

自然のイタズラか?芸術か? 

舟では6人掛けのテーブルに、我々グループが4人と中国人のカップルが座る事になり、早速試そうと試みたが、シゲ爺は中国語が出来ないのを忘れていた(笑)

シゲ爺が知ってる「ハロー」程度の英語も彼らには通じず、筆談 ゼスチャー等々シゲ爺の持つ外交手腕を駆使して、分かったのは「同伴者は奥さんで、西安から来たお金持ち」だ という位しか分からなかった(泣)


竹で作った筏が村人の土産物を売る店になり足にもなる

つまらない写真だが風を感じての川下りは格別! 


名もない滝を発見!

右側にチラッと写ってるのが「流れに乗った物売り」 

雨の中の川下りで、カメラが濡れるのを気にしながらの撮影だったが、その分デッキは誰も居なくシゲ爺の写真の先生「高見サン」と二人だけで自由に撮影出来て 雨が降ってる間は ある意味ラッキーだった!


冠岩

冠岩洞窟 

冠岩の下には洞窟があり、我々は下船はしなかったが かなりの見学コースがあるらしい。


言葉の通じない友だ〜チ!

雨が上がったらデッキは人であふれた! 

舟の中での昼食となり、我々ツアーは ありきたりの中華料理の皿が並んだが、となりの金持ちカップルは小エビや小さなカニの揚げ物、イワナの不思議な料理(これは美味しくなかった)と豪華さが一目で「我々とは違う!」と分かる物が並んでいた。

でもそこは「シゲ爺の友達は皆友達だ!」とばかりにテーブル一面に並んだ料理も、ごはんやビールまで全て「このテーブル上のものは 皆のもの」とばかりに みんなで分け分けして食べた。



水牛を引く人

漓江(りこう)下り4時間の内、雨が降ったのは1時間足らずで、水の量も丁度よく「今日のお客さん 超ラッキーよ!」


水墨の世界を見せてくれる。

竹はどこにでもある。 

一昨日は大雨でほとんど中止に近いクルージングだったそうだ。そのお客さんたちは広州の空港が、やはり大雨で長い時間閉鎖され、名古屋で6時間も待った人! 自宅で一日待機した人、(一日遅れで出発)

そして最も可哀想なグループは とりあえず桂林に着陸して、広州空港が再会するのを待って、再び広州に飛び、広州で入国手続きをして(桂林は国内空港なので手続きができない)三たび桂林に向かってフライトすると言う不幸な人も沢山いたそうです!

そのグループが増水の犠牲者で同じツアー代金で一番の見所が見れなかったのだから「今日のお客さんラッキーだよ!」と言う現地ガイド氏の言葉がうなずける!


ええ具合に霧がかかった!

漓江(りこう)下りも半分を過ぎた辺りから霧がかかり、正に墨絵の世界を見せてくれだして、帰って写真を整理してもガッカリするのは分かってるがシャッターを切らずにはガマン出来ない景色が続く!



危ないのに、いかだで横付けして売り込む人! 

かなりの早さで下って行く舟の外を見ると「人が立っている」手には仏像が握られ、窓をコンコンと叩いてるが誰も窓を開けてくれないので、諦めると思いきや、今度はヒスイらしき色合いの物体を取り出し「しぇんえん!しぇんえん」と叫んでいる。

どうやら縄張りがあるるらしく一定の時間が来たら離れて行ったが、竿が唯一のエンジンなので あまりしつこく売り込んでると帰れなくなるおそれはあるわな(笑)


一番奥に見えるのが「富士山」だって!(日本人用)

中国人は筏で漓江を楽しむ!

漓江(りこう)下りも外国人と一部の金持ちは、我々が乗ってる豪華な(本当はぼろ舟)舟で4時間もかけて船下りをするが、中国人は竹のイカダで辺りを散策して楽しむそうです。


これぞ桂林

20元札になってる岩の前で皆さんが! 

上右の写真の岩山が20元札の裏に印刷されてるところらしく、舟に乗り合わせている全員がデッキに出て20元札をかざして交代で写真を撮っている。

恐る恐るシゲ爺目もガイドの屈さんにシャッターを切ってもらったが、滅多にお目にかかれないシゲ爺の嬉しそうな顔が画面のどこかにありますので みんなで探してみよう!

今回の旅の目的は漓江下りの写真撮影で、その目的は見事に達成された! 雨が降り霧がかかり、かと言って川の増水も無く最後の陽朔(ようさく)まで、川下りを堪能出来た事は、ひとえにシゲ爺の普段の行いの良さがそうさせたものと、本日の参加者全員にアピールしたい(笑)

私は晴れ女だと言っていた女性がいたので、彼女と私の二人のおかげでグッドな天気に恵まれ、皆さんが楽しめた事にしておきましょうか(笑)

 

陽朔付近には船上生活者も多く居た

800年前の役所(碧蓮峰内)

陽朔の町を見下ろす場所に昔の役所跡が残っていて、町を守るために重要な位置だったのではないかと思われる。


帯の字の中に16の文字が隠されているそうな?

清代の書法家 王元仁の筆 

岩山に階段を付けた中国らしい所だが、それほどの見所はなかった。

 

碧蓮峰から陽朔の町をみる

鑑真記念館の天井)

鑑真和尚像

鑑真記念館 

 

西街の街並

生きたザリガニが売っていた

西街の街並は、とてもおしゃれで、二階はほとんどが民宿のようになってるらしい。もう少しノンビリ散策したかったが、これが団体旅行の悲しさガイドの上げた手を凝視しながら小走りに歩くしか仕方ない(笑)

ザリガニは何処の店先でも売ってる感じで、一番ポピュラーな食材のようだ。他にもナマズや荘魚、鯉やカエル等々、何でも生きたまま道端で売っていたが、これを昼食に姿煮で出されたら きっと日本人は手が出ないでしょう。 

ガイドに寄ると「中国人は四つ足で食べない物は机とイス位です」だ そうです! だからどこの町でもノラ犬を見かける事は ほぼ無かった(笑)


世外桃源(少数民族のテーマパーク)

世外桃源の入り口

 

遊覧船のガイド嬢(美女揃いだ)

シゲ爺お気に入りの置物

遊覧船が来ると、おしゃべりしてた若者が あわてて立ち上がって歓迎の踊りを始める。何ともノンビリした光景ではあるが、外人の姿が少ないので、それほど儲かってはないのかも知れない?


歓迎の踊り

屋根付きの橋

少数民族のチワン族、トン族、ミャオ族などが連携して作ったテーマパークで、小舟で村を一周すると、所々で各部族の若者が歓迎の踊りなどを披露してくれるが、いかにも作り物と言う感じで、悲しくさえなってしまった。

昔ながらの生活をする年寄りと、このテーマパークで働く若者の生活レベルは天と地ほどの開きがあり、このテーマパークで裕福になった人々は沢山いるのだろうと、高いお土産物を見るにつけ、ついついうがった見方をしてしまうシゲ爺でした。

 

雰囲気のある建物



オプションのバレー雑技チケット

小舟で一回りして、慌ただしくバスに乗り込んだので、この辺りの景色もエピソードも頭の中には何も残ってない! 夜はオプションの「バレーと雑技をミックスしたショー」を見に行く。(3000円)入ってから分かったのだが「撮影禁止」なのだ、「これだったら参加しなかったのに」と相棒の高見さんと話したが後の祭り!

2000人は楽に入れそうな劇場は満員で、100%の見物人が観光客で、ここは世界中のお客さんが見物にきてるようだ。 桂林は産業が無く、農業と観光が主な生活の糧であるようなので、観光都市としてのノウハウは中々優れているようだ! 劇場も国家か市かが経営してて毎日この盛況だと言うし、団員などの教育に金がかかるとしても、土日などは2回公演だというから元はとれて余ってかえるようだ。

ショーは5〜10才位の若い(顔を見ればほんまに子供だ)人がする「雑技」と、少しベテランの男女が踊るバレーが 混ぜこぜにテンポよく繰り広げられ、見ててハラハラする場面もあったが、子供であってもお金の取れるプロ集団だった。 

 
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