ベトナムの国境まで１７０キロ程しか無いらしい、朝の気温が１０度と暖かい。

昨日と同じ食堂で朝食。昨日は一部の人からおかずの品数が少ないとの指摘があったようで、今朝は 何品か多かったし、味もうまいように感じた（そんな事はないのだろうが？）。メニューで言うと ・おかゆ・さぬき風のうどん、そーめん、米の麺なのかのびた感じの麺と麺ずくし・ゆで卵 ・野菜炒めの小皿５品・カステラ・ミルク（粉ミルク）。

羅平で昼食をして、バスで石林へ移動。

窓から見える景色はどこまでも赤くて広い田園地帯である。

この広い畑を耕して いるのは、人間の振り下ろす鍬で、たまに牛を操る人もいたが、ほとんど人海戦術で一面の畑を耕 していたのには驚きと、「耕耘機（トラクターなどは知らないのじゃないかな？）より人間の方が 安いんだ！」と言う百姓の生活水準の低さの悲しみみたいなものを感じてしまった。

ガソリンスタンドでミネラルウォーターを買う。

ホテルでは８０円ほど（６００mg）してたが ここでは３０円たらずだった。（町の店では２５円たらず）

世界遺産の石林に向ってバスは走ること３時間。

石林は世界遺産の申請をした が、土産物売り場など人工の建物が多すぎて、登録してもらえなかったそうだ。そこで、かなり建物を壊し ２００７年やっと世界遺産登録がかなったらしい。それでも無秩序な建物がごちゃごちゃした 感じがした。

それよりもひどいのは、石林の中の一番目立つ場所の石に、なんて書いてあるか分からな いが、功績のあった人物とおぼしき名前や肩書きみたいなものを彫り込んだ石柱があまりに多い 。アピール好きの国民性かも知れないが、世界遺産の景色と言うより、”国家の落書き場所”みたいな感 じがした。

そしてど真ん中の一番高い所には、日本の東屋と言うような建物があり、おかげで ３６０度見渡せるが、我々日本人ツアー全員がブーイングしてしまった。

ガイドによると石林に は毎日１万人以上の観光客がくるので、時間帯によっては写真はおろか前に進むことも出来ない らしい。

幸い我々は夕方近くだったので、ちらほらの観光客でゆっくり写真を撮る事ができた。

初めて全員で写真屋の記念写真を撮ったが、だれも注文する人がいなく、写真屋は落胆の色をオーバーな くらい顔にだしていた。ガイドが見かねて「ホテルに見本を持ってきて気に入ったら注文する」 と言うことで一件落着！（私も一枚購入、８００円！高い！）

かなり前から我が家では中国の食べ物は極力食べないようにしている。今回の毒入り餃子の事件 はなくても、梅干しやカロリーメイトの類は持って行き、なるべく変なものを食べないように しようと思っていたが、恐る恐るたべてみるとどれも美味いのでガッカリ！

農薬は多分いっぱい 入っていると思うが、食べれない恐ろしげな食べ物は一つもなかった。荷物を少しでも減らす 目的で梅干しを食べるはめに成ったのは悲しい現実でした。

今日は初めて一人部屋で、話相手がないのでテレビを見てたがコマーシャルの長い事、まるで ドラマのような長さで、いつまでも携帯電話のコマーシャルが続くので、シャワーに行って 帰ってもまだしばらくやってました。

夕食後土産物屋をひやかして回る、CD３枚を６０元から ３０元（４８０円）に値切りーご購入！