3月12日(水)腰痛と五十肩の治療を始める

腰痛と肩痛を見て貰うために、整形外科に行く。心配だったヘルニアが無くて良かった。手術なんて言われたら、職場復帰も難しくなる。運転手の宿命の腰痛ではあるが、手術をすれば、もう一人前の仕事が出来なくなるおそれがあるので、ほんまにホットした。

腰は2週間ベルトを巻いて、安静にする。それから運動を始めることになる。 肩は、五十肩なので、今日から暖めてマッサージのリハビリを始める。シップは腰は冷やし、肩は暖めるそうです。今までは、どちらも暖めていた。間違った素人治療をしていたことになる。

夕方シップをしてコルセットをし、痛み止めを飲んだら少し楽になった。

入院時体重 72Kg  本日の体重 68.0Kg  体温 35.2°      

3月13日(木)腰痛、痛み止めで少し楽!

痛くない!あんなに痛かったのが!やはり痛み止めの薬のせいだろうか?恐ろしい薬だ。

今いくつ薬を飲んでいるのか、食後に8種類14個(一日で)、小さい粒だが、よく効くようだ。体にはその反面悪いこともあるだろうが、命を助けて貰った西洋医学だ、すべてまかせて、まな板の鯉で言うとおりにしよう。

いくら腹が減ってもつまみ食いもしないでいる。おかげで、体重も毎日おもしろいように減っていっている。ほとんど筋肉が先になくなっているみたいだがね。

薬リスト

・ソレトン(痛み止め) ・リピトール(コレステロールの合成を抑える)
・重質カグマG(便を軟らかくする) ・レニメック(心臓の筋肉をほぐす)
・ガスターD(胃の薬) ・ケルベックス(胃の薬)
・バイアスピリン(血を固まりにくくする) ・パナルジン(血をサラサラにする)

岩田Drと廊下で立ち話。「腎臓の数値がかなり悪い」とだけ言って行かれる。後に残された俺に悪い想像が頭を駆け巡り、闇の世界に一直線。いったいどうなるの?

2日程眠れないので(新しい人が夜中も大変なので)睡眠薬を貰おう。

入院時体重 72Kg  本日の体重 68.3Kg  体温 35.3°  血圧 110 - 60

3月14日(金)相変わらず腰痛です

睡眠薬はこんなに効果があるとは知らなかった。20時頃飲んで、3時にいちどトイレに起きた他は、5時まで夢も見なかった。周りのいつもの騒音は、ぜんぜん気にならなかった。ここにいる間は、毎日貰うことにしよう。そうでないと毎日睡眠不足でストレスがいっぱいたまってしまう。

肩のリハビリに力を入れずにちょっとさわって貰うだけで、腕が随分上に上がったのには、感激!もっと早くプロにかかれば、50肩もこんなに長く苦しむことはなかったのに。

腰は相変わらず痛くて寝返りも苦労する始末。今夜も睡眠薬を貰った。これで安心して寝られる。

朝食
薬箱
夕食
入院時体重 72Kg  本日の体重 68.0Kg  血圧 118- 70

3月15日(土)入院時の手術の様子と経過を聞く

退屈!元気はあるのに一日中ベッドの上でゴロゴロ。

10日までの請求書、消費税込みで、61,070円。

夜6時15分、岩田Drから手術のビデオと経過、そして今後の見通しを効く。かなりショックな内容だった。

まづ、つまったのは、一番大事な左前下行枝と呼ばれる冠動脈で、治療はかなり難しいものであったこと。血管内で風船を何度もふくらませたり、直接血のかたまりを吸い取ったり、血を溶かす薬を入れても通らないところは、ステントと呼ばれるコイルのような物を入れたこと、等、一応応急処置は無事すんだこと。しかし今後、このままうまく行くかどうかは誰にも分からないこと等、かなり厳しい話であった。そして、まだ2カ所狭くなっているところがあり(通常、この程度では治療をしないそうです。)これもつまるかどうかは、これも誰にも予測が出来ないそうです。

でも約70%の人が心筋梗塞を起こしても、その後血管がつまる事無く無事に人生を全う出来るそうです。予防には、現代ではまだ食事療法しか手がないそうです。もう1点腎臓があまり良くない(まだ治療を要するほどでもない)。来週専門医に診て貰う事になった。

来週もう一度カテーテル検査をして、心臓の血がうまく流れているか、心臓の筋肉が、どの程度損傷を受けているかを調べて、その結果が良ければ、退院できるそうです。しかしその際、造影剤をいれるが、その薬が腎臓にどの程度ダメージを与えるか、内科の先生と協議しなければ、今はどうとも言えないとのことだった。

もう死ぬまで俺はうまいもんは食べられません!

入院時体重 72Kg  本日の体重 68.3Kg  体温 36.3°  血圧 120 - 70

3月16日(日)子供達が見舞いに来てくれる

昨日のDrの話が頭を駆け巡り、睡眠薬を飲んだのに寝付けなかった。心配してもどうしようもないのに、体に爆弾を2発も抱えることの心細さを身をもって知ってしまう。これからは、内部の自分と対話し、自分をいたわり、楽しみ、生きている喜びをこまめに感じたいと思う。

子供達にも見舞い無用と言って来たが、今日、子供達が揃って顔を出してくれた。その上、娘の友達まで一緒に来てくれて、やはり嬉しかった。こんな所で久しぶりにあうのは、歯がゆい。今度こそは、大自然の中で、一緒に遊ぶことを約束し、帰っていった。

夜になって、どうしてか自分で立てなくなってしまう。

入院時体重 72Kg  本日の体重 68.3Kg  体温 36.3°  血圧 120 - 70

3月17日(月)またまた腰痛がひどくなる

朝から自分の足で立てない。しかたなく、車いすで、リハビリに行くが、「どうにも出来ないので、今日はこのまま帰ってくれ」と言うことで、肩を温パックしただけで、腰は何にもせずに帰ってきた。

午後、内科外来を受診。腎臓の数値が、入院時は13、手術後は17〜18の高値で安定しているためである。造影剤の影響と思われるが、もう少し様子を見て治療するか決めるとの結論になる。

腰痛のため99%寝て暮らす。最悪!

夜、9時前の見回りあり。「少し違和感あり」と看護婦さんに報告する。「何かあったらすぐに言ってくださいよ」と言われた。すぐに気持ち悪くなりトイレに行き、大便も出て良かった。これで良くなってほしいとベッドに帰ったが、あいかわらずムカムカが少しあり、冷や汗も出てきた。ちょうど倒れる前のいやな雰囲気だ。

思い切ってナースコールを押す。私が密かに頼りにしていたナースがとんできてくれる。心電図の大きな機械を持ち込んで、心電図をとるが、異常はないらしい。少しホッとする。血圧は、120−80全く正常。

岩田Dr が泊まりだったので、すぐに来てくれて、ニトロをなめての再検査も、心電図には異常なく、心臓の音を聞いて貰ったが、頭を傾げるシーンは無く、とりあえず心電図のモニターを付けて、今晩様子を見ることで、みんなにお騒がせだったが、どうやら落ち着いた。

みんな退院して行くのに、俺だけ、家族の顔を見ることなくこのまま「残念でしたね」と言われるのかとほんまに心配した。もっと生きて、若者ともっと遊びたいよ。

入院時体重 72Kg  本日の体重 ?Kg  体温 36.0°  血圧 ?

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