腰痛と肩痛を見て貰うために、整形外科に行く。心配だったヘルニアが無くて良かった。手術なんて言われたら、職場復帰も難しくなる。運転手の宿命の腰痛ではあるが、手術をすれば、もう一人前の仕事が出来なくなるおそれがあるので、ほんまにホットした。 腰は2週間ベルトを巻いて、安静にする。それから運動を始めることになる。 肩は、五十肩なので、今日から暖めてマッサージのリハビリを始める。シップは腰は冷やし、肩は暖めるそうです。今までは、どちらも暖めていた。間違った素人治療をしていたことになる。 夕方シップをしてコルセットをし、痛み止めを飲んだら少し楽になった。 |
痛くない!あんなに痛かったのが!やはり痛み止めの薬のせいだろうか?恐ろしい薬だ。 今いくつ薬を飲んでいるのか、食後に8種類14個(一日で)、小さい粒だが、よく効くようだ。体にはその反面悪いこともあるだろうが、命を助けて貰った西洋医学だ、すべてまかせて、まな板の鯉で言うとおりにしよう。 いくら腹が減ってもつまみ食いもしないでいる。おかげで、体重も毎日おもしろいように減っていっている。ほとんど筋肉が先になくなっているみたいだがね。 薬リスト |
・ソレトン(痛み止め) | ・リピトール(コレステロールの合成を抑える) |
・重質カグマG(便を軟らかくする) | ・レニメック(心臓の筋肉をほぐす) |
・ガスターD(胃の薬) | ・ケルベックス(胃の薬) |
・バイアスピリン(血を固まりにくくする) | ・パナルジン(血をサラサラにする) |
岩田Drと廊下で立ち話。「腎臓の数値がかなり悪い」とだけ言って行かれる。後に残された俺に悪い想像が頭を駆け巡り、闇の世界に一直線。いったいどうなるの? 2日程眠れないので(新しい人が夜中も大変なので)睡眠薬を貰おう。 |
睡眠薬はこんなに効果があるとは知らなかった。20時頃飲んで、3時にいちどトイレに起きた他は、5時まで夢も見なかった。周りのいつもの騒音は、ぜんぜん気にならなかった。ここにいる間は、毎日貰うことにしよう。そうでないと毎日睡眠不足でストレスがいっぱいたまってしまう。 肩のリハビリに力を入れずにちょっとさわって貰うだけで、腕が随分上に上がったのには、感激!もっと早くプロにかかれば、50肩もこんなに長く苦しむことはなかったのに。 腰は相変わらず痛くて寝返りも苦労する始末。今夜も睡眠薬を貰った。これで安心して寝られる。 |
薬箱 |
退屈!元気はあるのに一日中ベッドの上でゴロゴロ。 10日までの請求書、消費税込みで、61,070円。 夜6時15分、岩田Drから手術のビデオと経過、そして今後の見通しを効く。かなりショックな内容だった。 まづ、つまったのは、一番大事な左前下行枝と呼ばれる冠動脈で、治療はかなり難しいものであったこと。血管内で風船を何度もふくらませたり、直接血のかたまりを吸い取ったり、血を溶かす薬を入れても通らないところは、ステントと呼ばれるコイルのような物を入れたこと、等、一応応急処置は無事すんだこと。しかし今後、このままうまく行くかどうかは誰にも分からないこと等、かなり厳しい話であった。そして、まだ2カ所狭くなっているところがあり(通常、この程度では治療をしないそうです。)これもつまるかどうかは、これも誰にも予測が出来ないそうです。 でも約70%の人が心筋梗塞を起こしても、その後血管がつまる事無く無事に人生を全う出来るそうです。予防には、現代ではまだ食事療法しか手がないそうです。もう1点腎臓があまり良くない(まだ治療を要するほどでもない)。来週専門医に診て貰う事になった。 来週もう一度カテーテル検査をして、心臓の血がうまく流れているか、心臓の筋肉が、どの程度損傷を受けているかを調べて、その結果が良ければ、退院できるそうです。しかしその際、造影剤をいれるが、その薬が腎臓にどの程度ダメージを与えるか、内科の先生と協議しなければ、今はどうとも言えないとのことだった。 もう死ぬまで俺はうまいもんは食べられません! |
昨日のDrの話が頭を駆け巡り、睡眠薬を飲んだのに寝付けなかった。心配してもどうしようもないのに、体に爆弾を2発も抱えることの心細さを身をもって知ってしまう。これからは、内部の自分と対話し、自分をいたわり、楽しみ、生きている喜びをこまめに感じたいと思う。 子供達にも見舞い無用と言って来たが、今日、子供達が揃って顔を出してくれた。その上、娘の友達まで一緒に来てくれて、やはり嬉しかった。こんな所で久しぶりにあうのは、歯がゆい。今度こそは、大自然の中で、一緒に遊ぶことを約束し、帰っていった。 夜になって、どうしてか自分で立てなくなってしまう。 |
朝から自分の足で立てない。しかたなく、車いすで、リハビリに行くが、「どうにも出来ないので、今日はこのまま帰ってくれ」と言うことで、肩を温パックしただけで、腰は何にもせずに帰ってきた。 午後、内科外来を受診。腎臓の数値が、入院時は13、手術後は17〜18の高値で安定しているためである。造影剤の影響と思われるが、もう少し様子を見て治療するか決めるとの結論になる。 腰痛のため99%寝て暮らす。最悪! 夜、9時前の見回りあり。「少し違和感あり」と看護婦さんに報告する。「何かあったらすぐに言ってくださいよ」と言われた。すぐに気持ち悪くなりトイレに行き、大便も出て良かった。これで良くなってほしいとベッドに帰ったが、あいかわらずムカムカが少しあり、冷や汗も出てきた。ちょうど倒れる前のいやな雰囲気だ。 思い切ってナースコールを押す。私が密かに頼りにしていたナースがとんできてくれる。心電図の大きな機械を持ち込んで、心電図をとるが、異常はないらしい。少しホッとする。血圧は、120−80全く正常。 岩田Dr が泊まりだったので、すぐに来てくれて、ニトロをなめての再検査も、心電図には異常なく、心臓の音を聞いて貰ったが、頭を傾げるシーンは無く、とりあえず心電図のモニターを付けて、今晩様子を見ることで、みんなにお騒がせだったが、どうやら落ち着いた。 みんな退院して行くのに、俺だけ、家族の顔を見ることなくこのまま「残念でしたね」と言われるのかとほんまに心配した。もっと生きて、若者ともっと遊びたいよ。 |