ヨロヨロ旅行記   北海道ギャルとの2人旅 秋味編(3) 2010   

2010年8月25日(水)〜10月16日(土)     (1)へ  (2)へ  トップページへ 旅行記トップへ

10月1日(金)


〜贅沢な悩み!〜

ヤンベツでのシャケ釣りも今朝で80本を超え、昨年の三倍になろうとしていて、頼まれた所には全て送った。

明日は止めて観光でもしょうか何て軟弱な考えでいる(笑)

釣りに来たんやから、釣れる時に釣る! これが釣り仲間の合い言葉になってるが、2人はすでに帰ってしまったし、シゲ爺を含め残った三人も、もう送る所はないし、無理やり探したら運賃が怖いことになるから、明日から何して遊ぼうか? と 悩んでいる(笑)

とりあえずシゲ爺はヤンベツはまだまだ釣れてるが、午後の釣りは止めた! 他の仲間も、止めてどこかに行ってしまった(泣)

写真はフレトイさんの店頭のポストで遊ぶギャル!

10月2日(土)


〜締め切りです〜

今季のシゲ爺からの秋味のプレゼントは、昨日の注文をもって締め切りです!!

これ以上受けると、気楽な釣り人シゲ爺は密漁者になってしまいかも知れません(笑)

今年もシゲ爺の遊びに参加してくれた皆さん有り難うございました!

想像した以上の大きさの魚が届いてしまい、炊事場で格闘した奥様もおられるようですが、炊事場をすっかり汚してしまいましたが、来年はヤンベツが釣り禁止になるとの噂があり、そうなったらシゲ爺からのシャケのプレゼントは今季が最後になります(泣)


〜キノコ狩り!〜

章代君と(しょうた)ももちゃんとママさんとギャルにシゲ爺と言う、何とも不思議な御一行さんが荒れた畑の草をかき分け「はたけシメジ」なるものを探しに行って来ました(写真)

家のすぐそばなので誰もが知ってるハズなのに、一応秘密の場所なのだそうです(笑)

写真上はフレトイさんの店頭で遊ぶギャル! 左は畑しめじのデッカいのをシゲ爺が見つけた!


〜このメンバーで行って来ました!〜

右側がシゲ爺の最も新しい友達「章代君」抱かれているギャル、何度となく話題になってる「ももちゃん」そして右端の真っ黒くろすけはシゲ爺ちゃん、

カメラマンはママさんだが、ブログに載るのはイヤなのか?カメラマンに徹してます(笑)

子供たちをみれば分かるだろうが、ずいぶん美人なのにね!


〜今日も楽しく過ごせました!〜

本日のヤンベツは潮回りが悪く、午前中メス1匹、午後メス2 オス1匹の3匹のみ、あっ釣ったのではないが、スレが1匹あった(ヒレに針が引っ掛かって暴れまわったデッカイ♂の大ブナを大騒ぎして取り込んだがリリースした!)

そして1昨日折れた竿の代わりに、短い10フィートの安い竿を中村さんの紹介で、更に安く買いに網走に行ってきた!

ついでにコインランドリーで洗濯をしたので、後1ヶ月の旅にも耐えられる(笑)

買ったダイワの竿は北海道の秋味仕様で、短いので使いやすく、当たりがとりやすく、値段では魚が釣れないのを実感した(笑)

だって今日はメスが3だよ!! 普通オスが3なのにね(笑)

写真は夕方から荒れ出したヤンベツで根気よく竿を振る顔馴染みのM氏


小清水の菜の花畑

農道1号線

ヤンベツのお立ち台

小林さん、この日も結構釣っていた

ヤンベツの常連さんの駐車場

10月3日(日)


〜放浪釣り!〜

ヤンベツは昨夜の波ですっかり浜の形が変わってしまい、魚の溜まる深みが無くなってしまった。

どこまでも歩いて行ける浅瀬が続き、とてもじゃないが釣りにならないので、早々に諦めオンネベツに移動して竿を出したが、ここも潮が引いて釣りにならないので、最後の砦に望みをたくし秘密の釣り場に再度移動!

瀬尾さんと2人でヤンベツからオンネベツそしてホロベツとシャケの姿を求めて放浪してしまった(笑)

でも努力はしてみるもんだ! 写真のピカピカのシャケ2本を含め本日13本を釣らせて頂いたが、その内10本がメスだと言うサプライズで、買ったとしたら3万円以上の釣果があった(笑)

浜小清水は今日で引き揚げウトロに戻ったが、今日一日で浜小清水とウトロを2往復した!

本日でシャケの釣果は百本を超え、昨年の三倍だ!

やはり皆が今年は異常な年と言ってるが、当たっているようだ!

そして今、ウトロの道の駅の駐車場だが、車が強風でグワングワン揺れてひっくり返りそうで気味が悪い!

10月4日(月)


〜釣り人って根暗?〜

夜来の嵐は朝になっても治まることなく、まさかと思っていたが、4時前に車の窓をコツコツ!

雨混じりの強烈な風に逆らいながら自転車漕いで釣り場に行ったが、昨日の群れはどこに行ったのか?背びれが一つも見えない。

それでも投げ続けて、二回ヒットしたが、家の冷凍庫がいっぱいなので、もう送って来ないで、と言われているので「バレロ」と念じながらリールを巻いてると、心が通じたのか全てバレてくれた(笑)

海は時々竜巻が出来る大荒れで、釣りなんか楽しめる状態では無く、8時過ぎマイハウスに帰った!

余りに早い帰宅にギャルはご機嫌でシゲ爺の手を相手にじゃれている(笑)

でも 今のシゲ爺の手はシャケの歯で傷だらけになっていて、その上ギャルの甘噛みでも手が痛い痛い!


〜知床はもう冬!〜

半月ぶりにウトロに戻ってみれば、紅葉は既に始まり冬の装束に何の違和感も無く、ここではシゲ爺の寒がりは仲間みんなが知ってるので、いち早く厚手のジャンパーを着ても笑われことがありません(笑)

浜小清水から知床に向かって車を走らせたら、鼻を過ぎる事に、カーブを回る事にズンズン風が冷たくなるのが分かる程です!

今日は午後も悪天候が続き、雨の止みま間に仲間と談笑し散歩した以外、車の中での軟禁状態ナノダ!

浜小清水では毎日フレトイさんの日替わり定食を食べれたのに、ここではレトルトのご飯にふりかけやノリのダイエットメニューが主になってます!(孤独感が漂いシゲ爺は案外この生活も気に入っている(笑))

写真はシゲ爺の釣りの師匠「佐藤さん」

10月5日(火)


〜釣りを楽しむ!〜

ギャルのおかげでシゲ爺が良い人に見えるらしく、ずいぶん得をしている(笑)

今日はベテランの人々を差し置いてシゲ爺が釣り頭でした!

と言ってもたったの5匹で、ヤンベツの穫る釣りからみたら、ここホロベツは釣りを楽しむ場所と言った感じだろう(笑)

遠投をして、遊ばせばながら取り込んでも、ここでは誰も文句は言わないし、糸がかぶったとしても隣りとは3メートル以上離れているので、ほとんどおまつりすることも無い!

5〜6匹の群れを誰かが見つけたら、仲間でその群れを逃がさないように打ち込みほぼ半分は誰かが釣り上げ、ささやかな自慢をする! 何とも楽しい釣りなのだろう!

そしてシゲ爺が今日初めてイクラを作ってみた! 味は明日確かめるが、大層だと思って知らんぷりしてたが、やってみるとバラ子にするのにたったの3分! 海の水で洗って昆布醤油に40分漬けて(時々かき回す)お仕舞い!

今夜は仲間が作ったイクラ丼(山盛りのイクラ)を食べたが、普段シゲ爺は生ものをあまり食べないので、恐々箸を運んだが、 ん〜ま〜いo(^o^)o

10月6日(水)


〜いやはや!!〜

自転車のトレーラーまで出来てる(写真)

今日のシゲ爺は3本バラして、それっきりお仕舞い(>_<)

トバもイクラも作りたいのに、魚がありませ〜ん(?_?)


〜メロン!〜

朝の釣りは坊主で帰り、魚の処理がないのでギャルと仲良く寝てしまった。

腹が減ったので昼ご飯の用意をしようとしたところに、帰らないで残っていた仲間から「新しい群れが入ってきた!」と言う電話で、帰宅組は大慌てで出掛けることになったので、シゲ爺は昼飯抜きでウキとにらめっこする羽目になった。

我々が着いた時は既に群れは散らばり、大した釣果はなく釣った人でも2本で、シゲ爺はメスの良いのを1本ゲットでき本日の坊主はまぬがれた!

海でバラコにして、車に帰ってから醤油漬けにしたが、昨日作ったイクラの試食をしたところ グッド!

魚があると帰ってからも、塩をしたりイクラを作ったりと、いくら腹が減ってても明るい内に片付ける仕事があるので、周囲に「腹減った!」とわめきながら作業してると「メロンを食え!」 と自宅で出来たメロンを遠山さんが二個も差し入れてくれた。

遠山さんありがとうさん! 一気に全部食べちゃった

写真は秘密の釣り場「幌別(中央あたり)」

10月7日(木)


〜遠投で楽しむ!!〜

遠投で釣れると、最高の醍醐味が味わえる!

皆さん遠投を諦めて岩場に移動したが佐藤さんと2人仲良く遠投を繰り返した。

シゲ爺は4本を釣り、持って帰るにはちょうど良い数でして、その上天気が良いのでトパ作りに最適! トパとイクラを作り、シゲ爺も北海道の釣り人のような余裕が出始めたようだ(笑)

写真は岩場に移動した仲間(そこは熊が出るのにね)


〜大成功・・・か?〜

佐藤さんが作った半乾きのトバを焼いて試食したが、うんまい!

それと同じ作り方でシゲ爺のトバも作ったのできっと美味いはずだ(笑)

その上シゲ爺のトバは隠し味の昆布醤油を入れたので、もっと美味いかも知れない?

そうなるとこれから作るトバは皆さんシゲ爺バージョンのトバになるだろ(笑)

写真はヨロヨロ号に干されたトバ

10月8日(金)


〜大失敗〜

産卵の済んだマスの死骸が川口の一角に折り重なり、腐敗して凄いニオイを振りまいてるが、これは自然のサイクルのニオイであり、密漁者が卵だけ取って捨てた魚の腐敗臭でないから、言ってみれば自然の匂いなのだろう!

昨日作ったトバは塩が効きすぎ大失敗です(泣)

誰か塩辛いのが好きな人がいたらもらって下さいませませ(笑)

知床観光船の予約に行ったら、流石に連休! この時期は岬までの便は、各社一便しか出てないので満席で、一社が一人なら乗れます!と言うので、即明日の岬行きを予約して帰る!

だから明日の釣りは休みです!!  船の上から知床の写真をアップしますので楽しみにして下さいませ♪

写真は産卵を終え死んだカラフトマス

10月9日(土)


〜知床岬!〜

8000円は高い! と思いながら岬巡りの観光船に乗り込んだが、大満足の知床岬観光に8000円は安いと言う結果になりました。

大型の観光船と小型の観光船があるので、知床半島観光船に乗る予定の人がいたら、是非とも小型のクルーズがお勧めです!!

同じ値段で入江の中まで入ってくれるので、知床の神秘に深く触れることが出来ます!

弱点は海が荒れると、船がよく揺れるので、船酔いの心配な人は酔い止めの薬代がかかる分、高くつくことですかね(笑)

写真を沢山撮ったので、帰ってからワンフレームメモリーにアップしますので、こちらもどうぞお楽しみに!

夜は例によって宴会でシゲ爺もビールを350ミリも飲んだので酔ってま〜す♪

写真上は知床観光の「カムイワッカ号」


シゲ爺達の釣り場は橋の前あたりですよ〜!

右に見えるのが羅臼岳でございま〜す!

奥に見えるのが湯の華でどざいま〜す!

カヌーもきてますよ!

シャケの定置網

コケシ岩(今にも頭が落ちそう)

船は遊びながら進む

カムイワッカの滝

カムイワッカの滝

昔は写真の橋まで車で来れた

海で遊ぶ熊を発見!(真ん中辺りの黒い点!)

カシュニの滝

知床岬

知床岬

カムイワッカ号の船長

大型の観光船

10月10日(日)


〜冷たい雨が!〜

昨日 知床観光に行った皆さん! 良かったですね♪

満員の乗客の中に潜り込んだシゲ爺も、今日のこの雨に 一昨日わずかな空きのある便を見つけ、即予約したシゲ爺に乾杯です(笑)

今日も波は無いので船は出ていて、駐車場の車を見た感じでは満員の乗客が、連休の思い出に知床クルーズを楽しんでいるようですが、昨日のあの快適さは経験出来ないだろうと考えると、今日行った人の中で何人かの人が8000円は高い!

と愚痴をブログに書いてるのでは無いだろうか(笑)

今朝の釣りは散々なもので、ベテラン組でさえ1〜2本でした、シゲ爺も2本釣ったが、真っ黒のオスばかりでした(トバ用に持って帰ったが、真っ黒なオスばかりだったのが、やはり悔しい)

8時に帰ってきたが、今日はもう濡れたウエザーを履く気力は無く、車の中で長い1日を過ごすしかない(泣)

写真は、駐車場村でヒマなオッサンと遊んでやるギャル!


〜1日中雨!〜

結局1日中冷たい雨になってしまい、帰る日が近づき、もう少し家用のシャケを確保しょうと思っていたが、諦めた方が良さそうだ、

いつも最後は意気込みだけで、実際はアッサリした展開になることがほとんどだ!

思いがけなく章代君が顔を見せてくれ、ギャルもシゲ爺も大変嬉しかったのだ(^-^)v

写真は天気の良い日、ウトロ道の駅の駐車場で、シゲ爺の自転車で遊ぶギャル!

10月11日(月)


〜寒い1日!〜

午後になっても天気予報通りにはならず、冷たい霧雨がか弱いシゲ爺の意気地をくじく!

そして午後メンバー全員が坊主だったのは今日が初めてだった!

今夜のディナーはレトルトのご飯にレトルトのカレー、それにトッピングとしてハナカツオを乗せるサービス付きでした(笑)

ハナカツオの活躍ぶりは多岐にわたり、昼はどん兵衛にハナカツオと、ほとんど何に入れても合うスーパースターだと言うことを力説して本日のブログは終わりです(笑)

夜7時になったらギャルと仲良く寝てしまうでしょうから、メールはかまいませんが、電話はお控え下さいませ(笑)

写真は明日の釣り談義に花を咲かせる名人たち

10月12日(火)


〜秋味釣りは終わった!〜

シゲ爺とギャルの北海道秋味釣りの珍道中も終盤です!!

釣り最終日は予想通り、当たりすらない大坊主でしたが、仲間とは有り難いもので、みんな坊主の中 たった一人中村さんが「シゲ爺が帰るので、土産を持たせてやりたいから」と普段は行かない岩場に行き、熊が出ないかキョロキョロしながら釣った、ピッカピカのメジカを「お土産に持って帰って食べてちょうだい!」とくれたので、冷凍をかけるのは勿体ないので、クールで送ることにしたo(^o^)o(^o^)o

これから、激辛韓国ラーメンを食べて気合いをいれ嫁の元に帰ります

写真は熊の出る確率の高い岩場でシゲ爺の土産を釣る中村サン!


〜原生園温泉は休み!〜

残念ながら原生園は今日に限り夕方からの営業だったので、塩別つるつる温泉まで走り、シゲ爺は二度目の御入浴です(笑)

名前の通り、つるつるになってしまうので、頭までつるつるになってしまったのではないかと心配ですが、写真を見る限りいつもと同じ位の照りでした(笑)

広い温泉にシゲ爺一人が入り、借景の紅葉を一人占めの贅沢三昧!旅館にもなっていて「旭川気楽クラブ」何て団体さんの宴会が始まったようで、窓越しにお気楽な声が聞こえてます(笑)

写真は紅葉の美しい「つるつる温泉」


〜ギャルのつぶやき!〜

釣りが終わった! と言っても遊んでくれないで、車の運転ばかりしていて、止まったと思ったら自分だけ温泉に行き、あぁ〜気持ち良い!何て言ってハイになっている(~▽~@)♪♪♪

石北峠を早い内に越えたいからと、カーブをグルングルン走るから、目が回ってしまったじゃないの(@_@)

今夜は層雲峡の駐車場で寝て!山の上の(黒岳)紅葉はもう終わってしまったので、明日の朝層雲峡の散策に付き合って! 何てこと言ってるが、寒いからイヤだニャンニャン

写真は中村さんが釣ってくれたメジカを点検するギャル!

10月13日(水)


〜流星の滝〜

双瀑の滝の一つ流星の滝の前で、積み上げられたケルンの石が濡れてるので嫌がるギャルを無理やりモデルにお願いしました(笑)


層雲峡の無料駐車場はバスが沢山泊まっていた

層雲峡のユースの方に行ってみた

源泉は国営だった

源泉の近くも見事に紅葉が

ホテル街の紅葉

双爆の滝には土産物屋が出来ていた


〜銀河の滝〜

朝降っていた雨も上がり、カメラが濡れる心配をしないで層雲峡渓谷の双瀑の滝の写真が撮れるようになった。

以前来た時はトイレ以外何もなかったが、双瀑台への登り口にはお土産屋と軽食屋が軒を並べてます(笑)

お土産屋さんでは、今時の北海道では何処にも見当たらない(コタンは別)安っぽい熊の彫り物が並んでいて、観光客のレベルが低いのか、店にやる気が無いのか?

素晴しい滝の前の新しい店だが、何だか安っぽい観光地!そんな感じがして、ちょっぴりガッカリのシゲ爺でした

右の写真は銀河の滝


流星の滝

雨上がりの層雲峡


〜新十津川にて!〜

恒例のお世話になった人行脚も終わりに近づいてきました。

本日は小島先生ご夫婦とギャルの初対面でした!

先生も今年88歳で、子供達が集まり米寿のお祝いをしてくれたと喜んでいた!

ご夫婦はギャルを気に入ってくれ、家に招待してくれたので、ギャルは久しぶりに広い家の中で走り回って楽しんでいた!

〜マウイの丘にて!〜

フェリーの出航には、有り余った時間があるので、ちょっぴりだけ遠回りして千歳の道の駅「マウイの丘公園」に泊まることなった。

名前に惹かれ立ち寄ったが、ほとんどが農産物直売所で、夕方パトカーが回って来たので、今までの経験では余り快適な道の駅では無いかも知れない?

もしもう一度パトカーが来るようなら、治安が悪いと判断して移動した方が良いかも?

旅をしていても、めったに同じ人に会うことは無いが、ウトロでも浜小清水でも見かけた派手ハデな車で「日本一周しました」何て、どうでも良いことを書いてる車にここでも出会った。 これまでも話はしたことないが、ここでも暗い夫婦は自分たちのバリアーを張り巡らし、挨拶さえすることが無かったが、来年会ったら「やあー!」くらいの挨拶はあるのかも知れないな? なんて考えてると この旅人とも何だかの縁があるのかも知れない(笑)



千歳郊外パレットの丘のヒマワリ

10月14日(木)


〜道の駅サーモンパーク千歳にて〜

流石に基地の町で、朝は「どーん」「どーん」と言う地響きのような大砲の砲撃訓練で目が覚めたし、戦闘機の派手な音が時々耳をつんざき、戦争中でないので何気に聞いてるが、これが戦時中なら「シゲ爺とギャルのヨロヨロ旅行記」何て寝ぼけた旅は出来ないなと感じ!

戦闘機の爆音を聞きながら、道の駅で嫁への土産の農産物を山ほど買い求めているシゲ爺でした(笑)


トバの新しい干し方を学んだ

シャケの捕獲用水車

サーモンパーク千歳の農産物売り場にて

新千歳に着陸する飛行機


〜苫小牧にて!〜

苫小牧の中村のお母ちゃん家に「帰りも寄るから」と約束してたので、お茶を飲ませてもらいに寄り、ウダウダと座り込んで喋る(笑)

今度は来年まで会えないので、名残惜しくお茶を代えながら3杯もご馳走になった。

こうして一年に一度しか会えないのに、会えばすぐ近くに居て何時も会っているように思えて、人と人との縁を有り難いと身にしみてしまう!


ウトナイ湖のオオハクチョウ

エサをやる人々

エサをねだる鳥たち


〜苫小牧東港にて!〜

外は流石に北海道で寒い!

エンジンを切りギリギリまで我慢したが、9時前に我慢しきれずエンジンをかけ暖房をいれる!(生活のスペースは荷物と土産の農産物でいっぱいでコンロの火がつけられない)

今日は何時までもシゲ爺は寝ないし寒いのを我慢してるので、ギャルは敏感に何かを察知したのか落ち着かない感じがする。

ギャルもフェリーに乗ったら丸1日車に誰も来ないと言う初めての試練が待ってるのを知ってか知らずか・・・?

この新日本海フェリー「すずらん」は素晴らしい船で、何より速いし新しいので快適であるが、ギャルにとっては辛い船旅になると思う!

ペットルームもあるのだが、聞いてみると狭いケージに入れ、飼い主の出入りもエサの時間を申告して、その時以外は入れないそうなので、それだったらケージより広いヨロヨロ号の方がまだマシだし、イヌとの同室では落ち着かないだろうから、少し寒いかも知れないが、心を鬼にしてギャルを車内に残すことにしたが、ギャルは分かってくれるだろうかな?

決して捨てるのではないから、21時間後には又ギャルとシゲ爺のヨロヨロ旅「家に帰る編」が始まるからね♪

10月15日(金)


〜人生は長いのか?短いのか?〜

この時期に移動する人は少ないので、フェリーの船室も一ブロックに何人も寝ていない!

人間の心理として、朝食の準備が出来ました!とか、お風呂の用意が出来ました! 何てアナウンスがあると、我先にと急ぐ傾向にあるが、シゲ爺は年寄りなので年寄りらしくゆっくりかまえ、時間をおいて風呂に行ったら、やはりシゲ爺一人 海を見ながらの爽快な風呂タイムになった

ゆっくりしてると、同じように一人で入りたいと、考える仲間が一人入って来て、やはり静かに朝風呂を楽しんいるのが伝わってくる。

「好い風呂ですね♪」といつもなら声をかけるのだが、その若者は背中一面見事な観音様がこちらを慈しみの眼でみているので声が掛けずらく、

世間にはぐれた若者なのか? それとも観音様を背負った聖者なのか?

常識的にそんなこんなと考える必要は無いのに、今朝のシゲ爺は、彼の少年時代とシゲ爺の少年時代をダブらせて考えてしまった。

シゲ爺も子供の頃は「昨日アレコレの悪いことしたもの、自主的の校長室に来なさい」何てアナウンスがあろうもんなら、シゲ爺とマサ爺はいつも真っ先に校長室に行ったほど、ほんのちょっとだけやんちゃ坊主だったが、2人とも背中に観音様を背負うほどのやんちゃ坊主ではなかったので、

マサ爺もシゲ爺も今は時間も人の目も気にせず風呂には何時でも行ける身なのだ(笑) シゲ爺も今更 人生の進路変更するほどの間違った人生を歩んで来なかった、と ホッとしながら彼の後ろからちらちら観察してると

くだんの観音様青年も決して悪い後ろ姿では無く、少し肥満気味ながら何処にでもいる兄ちゃんなのだ! 仕事柄背中の観音様が閻魔様に変身するときがあるのだろうな?

彼とはもう会うことは無かろうが、彼の人生がなるべく平穏で、本当の観音様を背負った男に成ってくれることを祈ったりして〜_(._.)_

さてギャルは船内でどうしてるだろうか?

怒ってるだろうか?

何てこと考えながら海を滑るごとく走る船のロビーで、今まで嫌いだったが、今はすっかりハマってしまった「亀田の柿の種わさび味」をつまみながら至福の時間を過ごさせてもらっている o(^o^)o

10月16日(土)


〜ただいまで〜す!〜

ヨロヨロ号の中身をぜ〜んぶ放り出し、眠たげなギャルとただいまのご挨拶で〜す!

これからしばらくは整理に追われて、嫁とシゲ爺はパソコンの前で旅の楽しかった後片付けで嬉しい悲鳴をあげることでしょう!

少しずつ整理してアップしますので待ってくださいませませ!





ざっとではあるが会計報告

ガソリン代金 40000円

フェリー代金 42000円

高速代金    3000円

釣り具代金  30000円

送料     60000円

梱包材    10000円

食費     35000円

観光船代    8000円

雑費     30000円

お土産     7000円

走行距離は6000キロ ギャルの脱走回数は10回ほど 

釣果 オホーツクサーモン(カラフトマス)27本 秋味(シャケ)121本 満足度100

釣り人のマナーが悪いので来年のヤンベツは釣り禁止になる可能性があるようです。

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