ヨロヨロ旅行記 中国5都市周遊 8日間の旅 2009年3月15日(日)〜3月22日(日)

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●4日目 3月18日(水)  杭州→西塘

二日間にもわたる西湖散策(長過ぎると不評)もようやく終わり、西糖に移動(2時間程のバス移動)


水郷の古鎮街

西糖古鎮街で昼食。(ここは食べ物が全体に黒く、繊細な私はかなりセーブして食べる)

そのまま古い町並みを散策!

たしかに町並みは古く、ワクワクする感はあるが、新しく水の上に歩道を造るなど、少し人工的すぎてもったいない気がするのと、土産物屋と食べ物屋と民宿が軒をならべ、住民は殆ど外に出てしまったようです。(こんなにぞろぞろ観光客が来たら生活はできんわな!)

プロパンなどは未だ入ってなく、殆どは練炭で煮たき物をしてるそうで、トイレなどもオマルが主流なようです。


不自然な歩道を歩き古鎮街へ

古鎮の中の民宿の看板

使い終わった練炭

古鎮では遠足の学生がいっぱい

そら豆屋のおばさん

水郷のたたずまい

水郷のたたずまい

古鎮で一番狭い路地(80センチ)

ガイドには、ついて行けない程の早足で同じような所を4時間近く引き回され、汗だくになりながら古鎮散策を終え、すぐ前のホテルへ!

そこで事件が発覚!一組のご夫婦のバッグが無い!忘れたのか?置き引きにあったのか?定かではないが、ホテルに帰るまで気がつかなったが、見事に無くなったようで、その中にはパスポートが入っていたらしく、さぁ〜大変です!

ご夫婦もガイドも青くなっているが、我々にはどうすることも出来ない。我々はホテルで荷解きをし、食事をしたが、警察に行ったご夫婦は、さぞかし悲しい旅になってしまったのではなかろうか?


夜の古鎮街

団体行動の慣れない私は、いつも遅れがちでガイドが常に私をマークしていて、一番やっかいな旅行者と思われていたが、今夜は私らしいプチ旅ができた。ガイドに内緒で(自分たちで外歩きをすると、違約金を出せ何て言うそうです)我々8人で夜の古鎮を散策!昼間はあんなに汚なかった運河の水も、夜は提灯の光が映り、幻想的な素晴らしいたたずまいを見せてくれていて、ゆったりとした今夜の散策は、この旅一番の思い出になりました。


夜の古鎮街

夜の古鎮街

ゆかいなチマキ屋のおばちゃん

水郷の小さな食堂

昨日は13000歩、そして今日は驚きの25000歩ほど歩いたそうです。


●5日目 3月19日(木)  西塘→蘇州

5日目の朝を向かえた。このホテルの朝食は最高だ。と言っても「美味い」と言う意味ではない?

相変わらず牛乳は粉ミルクだし、コーヒーも無いが、良い塩加減の「おかゆ」が3種類もあり、日本人を意識したのか?焼き芋にチマキの饅頭風、甘党の私の口には合いすぎる「ぜんざい」のそっくりさんまであるではないか!

同じテーブルの人に「今日はよくたべますね〜!」と言われるほど食べてしまった。

この頃になると、朝、 メンバーに会うのが楽しみになるほど、打ち解け色んな話も出来るようになってきた。

でもこの記事を見てくれてる皆さんは、私が大きなミスも冒険もしないので退屈しているのではないかと心配になってくるが、そこは団体行動が基本の激安旅!自分で考えないので、その分面白くない旅になってると思います。それに殆どの場所が、畑や田んぼだった所を最近大慌てで街に作ったので、いきおい面白くなくて当たり前なのかも?


盤門

今でも米と魚の町(半分近くが水面だそうです)と言われているそうですよ〜!

その昔を辿ってみると「呉」の国と呼ばれていて、日本の呉服はここからきたとガイド氏は自慢げに言っていたが、あまり中国の話や製品は本物がないらしいので信用しない方がよいかも?


西塘の伝統的な家並み

西塘の伝統的な家は黒い屋根に、白い壁だそうだが、黄砂にかすむ家並みは、なかなかシックでオシャレにみえる。


黄砂にかすむ高速道路

毎日毎日暑い日が続き黄砂のせいで写真にならず、写真が目的の高見さんと私は旅の魅力が半減、今や主な目的が人との出会いのみになった感があります。


洗濯をするおばさん

西塘の町も水路が網の目のように張りめぐされ、遠くは北京の故宮までつながっているそうだが?


西塘-水路からの景色

西塘-水路からの景色

こんな狭い水路もある

西塘-水路からの景色

西塘-水路からの景色

東洋の「ピサの斜塔」と呼ばれる雲岩寺の塔

寒山寺の5重塔

寒山寺を一躍有名にした詩

土産売りが駆け寄ってくる

午後の食卓

シルク工場のファッションショー

さ〜て観光を離れ、本来の目的(ガイド氏の?)土産物ツアーですよ!まずテンピュールと称する枕工場?

ここが本社だと言っていたが、カタログは無いし、やたらガラ〜ンとしていたので、ネットで調べたらテンピュールはスエーデンで生まれ、デンマークで作っているとあるから、中国のものは買った人には気の毒だが、得意のコピーと判断せざるをえない。(これはあくまで私の勝手な判断なので、間違っていても怒らないで下さい)


シルクの刺繍

そしてシルクの布団工場へ、ここでも日本語の出来る店員の長い講釈を聞き、何人かがご購入!

次はシルクの刺繍工場へ、やはり前振りのあと店内へ、やすい物は余りに貧弱だし、高い物は(ん千万円)買えないしで、ここでのお買い上げはなかったかな?

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