リタイアからの出発 ヨロヨロ旅行記 5回目の北海道-1(舞鶴〜北海道〜名古屋)


2008年8月27日〜10月18日
トップページへ 旅行記トップへ 北海道2へ

久しぶりの北海道今回は1人旅。 今回は、からふとマスの釣り、秋味の釣りを十二分に楽しみたい!と張り切っています。北海道に着いたら、まずは釣り場に直行です。

2008年8月27日(水) ヨロヨロ号バージョンアップ!

フェリ-

ヨロヨロ旅に出発

ついに始まりました「ヨロヨロ一人旅」が!

旅に先立ち、釣りのための道具や装備を入れる「キャリーボックス」を屋根に付け、室内空間をより快適にした!筈だが?何てことだ!足の踏み場も無い!収まる所に収まったら、ワンルームの夢のマイホームに成るはずです!

今夜のフェリーでどこかに出かけます。分かって居る人は笑ってください。分からない人は明日の夜のブログを楽しみにしてください!嫁よありがと!

2008年8月28日(木) フェリーで小樽へ

フェリ-

地震だ!

フェリーに乗り込んだのが、11時50分頃で、今年はガソリンも高いので?昨年よりバイクも乗用車もかなり少ない感じだ!だから積み込みは早く、出港前には風呂から上がり、寝る体制に入っていた!

出港が0時45分だから、しげじいにとっては体力の限界で?うかくにもうとうとして、目覚めたら小刻みに揺れている「地震だ!ヤケに狭いがここはどこだ?」そうだフェリーの二段ベッドだ!と気が付くのにしばらくかかった、どうやら「小ボケのしげじい」と愛称に冠を付け足した方が良いかも知れない?

目が覚めてしまったら寝つけなく、睡眠薬を飲んで寝たが、果たして目覚めたのは「只今昼食のご準備が整いましたので、おいでください」と言うアナウンスがあったからで、朝食にと用意してきた「アンパン」は昼食へとずれ込み、どうも胃の調子が悪く、一食儲かった!何て言ってられないくらい舌がザラザラで苦い!でも自炊をちゃんとし出したら、調子を取り戻すだろう!

今日は携帯が圏外の海上をずーっと走るので、ブログを待ってくれてる人は「おかしいな?死ん だかな?」何て思うかも知れない?港近くになったらすぐ送ります。

秋田県沖にて!追伸、シアターで映画「釣りバカ日誌18」をみた!丁度見てないやつだったので、ラッキー!

フェリ-


俺って贅沢?

今日は「アンパン一個にどら焼き一個」こんな貧しい食事だが、日本海の上で昼風呂に入り、フェリーの乗員によるサックスの演奏を楽しみ(これが予想に反してプロ並みの腕で、サックスが歌ってました)実にリラックスして船旅を楽しんでいます。

もう陸地が見えて来ました。一時間ほど前に「奥尻島」を通過しましたので、皆さんの予想通り、今年も北海道です!でも今年は知っての通り事情があり、ちょっと無理をしてやって来てます。

フェリ-


小樽に着いた!

小樽はやっぱ裕次郎記念館っしょ!

2008年8月29日(金)

フェリ-


十津川にて?

何だ?北海道じゃないのか?と思った方は、子供の頃社会が得意だった人か、十津川村に住んでいる人でしょう!

ここは新十津川町で、その昔、奈良の十津川村が大雨で大規模な山津波におそわれ、沢山の犠牲者が出る災害があった。その時村ごとこの地に開拓団として入植し、開拓して新十津川村を作った訳です。

それほど間違った話しではないと思います?この地に我々の仲人さんが住んでいるので、北海道に来た時はまず顔を見て旅の始まりになるが、すごい雨の歓迎式で、雷まで出動してくれました。

皆さんもこれからしばらくは、北海道の知床辺りの天気も、自分とこの天気予報を見るついでに見て下さい!天気予報が二倍楽しくなりまっせ!?

斜里にて

昼食も忘れ斜里のスーパーにたどり着いた。

慌てすぎ北海道名物のスピード違反の洗礼を受けしまった。斜里で食料とエサ、氷などの、思い付いたものを買ったが、何もかもワンルームの狭い部屋に放り込んでいるので、必要な物が出てこない?まっいいか!とりあえず魚のいる海に着いたのだから!

2008年8月30日(土)

フェリ-

雨の幕開け!

とりあえず駐車場の広いフンベに来てみた!

朝起きると、人の居る気配がない。どうやら寝過ごしたようだが、それは他人が判断するすることで、私にとってはベストタイム?(一応強がって置きます)

釣り場は20人ほどが霧のなかで、期待に胸膨らませて竿を振っているが、昨年は沖にあった定置網が、今年は目の前にあり、ずいぶん釣り場が狭くなっている!これでは釣れないじゃないか?何て言い訳をしながら・・・・・

ついに雨がポツポツ降ってきたので、6時半には引き上げてきたが、釣り人全体の釣果はたったの3匹で、「世界のなべあつ」ではないが、アホ顔でサァン!と叫びたい!7時前にはほとんどの人が引き上げてしまった!

フェリ-


まるで苦行曽?

皆さんは私が、さぞかし楽しんでいると思ってるでしょう?今日のニュースは、私がいかに貧しい食生活をしてるか位しかありません。

1日中立ちくたびれる程、岩の上に立ち続けて、写真の♂一匹なのですから、釣りの話しは無かったことに?

ちなみに釣れた人は少数派だと言うことを付け加え、それとなく私がその内の1匹を釣ったと自慢しておきます。

昼ご飯を炊いて、ふりかけとハナカツオとノリで遅めの昼食をして、マイハウスを片付けるでもなく、暗くなるまで釣りをしてしまったので、豪華なディナーを作る時間もないし、何がどこにあるか?さっぱり分からない?そんな訳でおかずは、昼のおかずに梅干し一個加わっただけの、修行曽より地味なディナーとなりました。

明日こそは少し片付けなくちゃ〜!

2008年8月31日(日)

フェリ-

寒い!

いつもは5分以内に終わる風呂が、今日は嫁と同じ位の長い風呂になった!

どうしてか?午後釣れないのが分かって居ながら、最後の一人になるまで、粘ってしまったからです!

風が冷たく、大阪なら冬でもいけるだろうという装備で行ったが、足と手だけでなく、全身が震え、夕食は後回しにして、先ず風呂となったが、なかなか芯まで温まらなく、何年ぶりか?と言うような長風呂になった!

魚を送る約束をした人は、まだかまだかと思っていることでしょうが、とにかく釣れないのです!腕とかエサとかの問題では無く、みんな釣れないのです!

だから今日の写真は、一瞬顔を出した知床の夕日を楽しんでください。

2008年9月1日(月)

フェリ-


本日も修行曽?

ウトロでの釣りは午前中に諦め、旅人の聖地?羅臼に来たが、やはりここは観光地化されてなく、落ち着く、しかし漁師のまちらしく、食堂など高い!

さてやはりマス釣りに直行したが、都合7時間ほどウキを睨んだが、ピクリともすることが無かった。油断して薄着で釣りだしたら、雨がポツリポツリときたので、慌ててカッパを着たが、薄着の事まで気がまわらず、3時過ぎから、土砂降りに!そんな訳で今日も、苦行曽の滝修行のように寒さに震える釣りになってしまいました。

夕食を作る元気は残って無く、道の駅のレストランは閉まっているし、探したが食堂が見つからないので、開いていた焼肉店に入ったが、遅い高い、量が多すぎるの三拍子?揃った店に入ってしまった。

中では好景気に沸く漁師さんたちで盛り上がっているので、コチトラの1人前の焼き肉定食は、簡単には出てこなかった。

その後「クマ温泉」に行って暖まるべく近くまで行ったが、雨足はさらに強くなってきた。行った事のある人は頷いてくれるはずですが、無料の温泉は橋を渡った所にあり、嬉しいことに露天風呂です!傘をさして震えなから、風呂に入る姿を写メールにと思ったが、こんな日にはさすがに誰も入ってないみたいで、車は一台も止まってない、面白い思い付きかも知れないが、一人でやるにはアホらしいので、今日は風呂中止!元の釣りポイントに戻って、本日の反省文を書いてる次第です。

釣りをしていた地元の人に聞くと、やはり羅臼も魚影は薄く、釣れないそうです。(涙)

2008年9月2日(火)

フェリ-
北の国からの撮影が現場(海岸町付近)

魚影なし!

羅臼の夜明けは早い!朝の4時から竿を出したが、魚の姿は見えない!午後にはひょっとして、群れが真っ黒になって来るのではないかと?お茶を沸かし、ご飯を炊き、この前釣ったマスを焼き、これ以上ゆっくり出来ない程スローでやったが、群れはこなかった!

銀ピカではない、黒くなったのが2〜3匹ウロウロしているのみなので、ここは景色も良く(ドラマ、北の国からの撮影現場)足場も良いので、ポツポツとでも釣れるならやりたいが、魚の無い所(水がキレイなので魚がいるか?いないか良くわかりる)で釣りをするのはツライところがある。同じ釣れないなら、まだ少し時期的に早いようだが、秋味に挑戦することにして、昨日は入れなかった、熊温泉に入り、知床峠を越えて斜里に行くとしよう!

写真は昨日からの釣りポイント!

と言う訳で?熊の湯温泉で昼風呂を楽しんだ。地元の漁師さんたちが来ていて、定置網にも全然入らないそうで、釣れる筈は無いやろな?と言うてました!

だから斜里のスーパーで、羅臼産の秋味を売っているが、高い!スジコに至っては、ほんまに赤いダイヤだ!北海道では、魚は羅臼産が一番美味いそうだが、同じ海なのに国境をこえたロシア側で捕れた物は、不味いと言うから、エサや水温など微妙なもんらしい?

これからロシア側での漁が、友好何たらで行われるそうで、「いっしょくたに羅臼産と表示されたら困る」と、国境の手前で漁をする漁師さんの弁でした。

2008年9月3日(水)

フェリ-


知床半島の夜明け!

悪名高き「ヤンベツ川」に来ています。

4時起きで浜に行ってみると、もう10人程が陣取ってやっている。

羅臼岳から昇る朝日は、釣れなくてもいいや?と思うくらいキレイでした!

フェリ-


マス(♂) ゲット!

エサが無くなったので帰ろうとしたら、隣で釣っていた、兄ちゃんが「ルアーだからエサなんか要らないよ」と言って、自分の仕掛けを見せてくれた。

数少ない銀ピカの秋味を釣ったのを見てたので、エサを付けずにやってみると、5投目くらいで♂のカラフトマス(60センチ)を見事にゲットできた!

何だ!エサなど無い方が釣れるのかも知れない?しかしさすが後が中々釣れない、ここは人が多すぎて、釣った魚を海の中に保存出来ない、太陽ギラギラの砂浜にうずめていても太陽が余りに強く、魚が痛むので水道のある所に戻り、洗って塩をしたが、一匹では送ることも出来ず、午後再挑戦することに!

北海道に来て、初めてなくらい朝から太陽が輝き暑い!

2008年9月4日(木)

フェリ-


ヒマなヤンベツにて!

早朝あれだけ並んでいた釣り人が、8時前には写真のように閑散としてます!理由は簡単。釣れま〜せ〜ん!

全体でバラしたのが2匹、釣りあげたのが秋味一匹で、この人も竿を折り、高い秋味になったようです!

嬉しい出来事としては、札幌からの人達と知り合えた事で、このあと友達に発展することを期待したいです!

フェリ-


三段の滝にて!

ヤンベツは待ってでも、釣りをする値打ちはあるだろうが、やはり川が汚い(街中を流れているからだろう?)

イクラを取る為に、メスはタマゴだけとり川に捨て、オスは最初から川にすてている!それらの腐乱臭が一面漂い、せっかく来たのだから美しい所でやりたいと思い返し、またウトロ方面に来てます。

ヤンベツは釣れ出したら、またあの戦列に加わる事にして、しばらく水の心配の無い、知床で釣り糸を垂れるとしよう!

それにしても北海道の人は、釣りをやりキノコを穫り山菜摘みもやる!と自然派の人の行動力には脱帽だ!内地なら釣りが趣味な人は釣り、山遊びの人は山遊び!こんな傾向があるように思う。

やはり知床は釣れてないようで、釣り人の姿がありません?トホホです!

余りに走らず泊まってばかり居ると、携帯の充電が出来ず、愛する嫁への電話とブログの更新に苦労してます!誰か手回しの充電機を持って遊びに来てちょうだい!

2008年9月5日(金)

変貌したウトロ!

世界遺産の指定を受けて、足の便利さからウトロは一変してしまった。今でも観光バスが押し寄せていて、新しい道路に新しい店、新しい食堂、でもってややこしややこし!媚びた感じの町になってしまった。

釣りの話しは聞きたくもないでしょう!皆さんの想像通りで、上手な人か、運の良い人が何匹か釣れるだけで、日焼けするばかりです。久しぶりに鏡を見て、これは私の顔ではない!と横を向いてしまった!

昨日の午後は三段の滝下でやり、今朝は未練たらしく最初のフンベで粘ったが一回当たりあり〜の、逃がし〜の!で、心の糸が切れそうだ?おまけにフタをして水の中につけ石を載せていたに、エサを取りに帰ったら、蓋を外され中身のイカが見事に無くなっていた、犯人はカラスだとメボシをつけたが、どいつか特定できないので、被害届を出すことも出来ず、かと言って釣りを続けることも出来ず、重い足を引きずりウトロ港へ。

ウトロの港内で「秋味でも?」何て、邪心いっぱいに竿を出したら、リールの調子が良くない?ヒマだし分解したが、果たして原因など分かる筈もなく、最後に足元を見ると、薄っぺら〜いワッシャが落ちているではないか?見なかったことにして、さっさと引き上げたが、本格的に秋味が釣れ出したら、リールを買わないとトラブルになるだろうな?今度斜里に行ったら、気合いで買うことにしよう!お前はいつもこうだ!と言う影の声がはっきり聞こえてます!

どこもかしこも釣れまへん!

フンベ、ペレケ、オトンベツと、忙しく走り回り、釣り回ったが、どこも釣れまへん!

今年は一匹のマスは皆さん一様に値打ちが違うと言っている。今まで「カラフトマス」と呼んでいたが、今年「オホーツク サーモン」と名前を変えたのが功を奏し、不漁が続いていることもあり、値段も昨年の一番安い時に比べたら、十倍の値段が付いていて、網走などでは、毎年♂と♀のスジコを取った後の魚を捨てて帰るので、悪臭の苦情がたくさんあり、今年から腹ワタを含め、魚を捨て人には一千万円の罰金になったようです!

値段が高いのと罰金により、今年の砂浜は美しく成るかも?でもヤンベツは既に臭かったがね!

私の今日の成績は小さな♂のマス、たった一匹!引っ掛けの人しか魚を持って帰る人はほとんどいません!

2008年9月6日(土)

フェリ-


オンネベツにて!

オトンベツと前回書いたが、遠音別!と書くから、オトンベツでは無くオンネベツだわな!国語力が無くてすいませんね〜!

4時半に浜に着いたが、20人ほどやっていて、夕べのベストポイントから、かなり離れた場所で始めたが、正解だったようだ。おかげさまで回りを気になること無くのんびり釣りを楽しめた?

ン!何か変でしょう。アンだけ人がいて、たったの一匹上がっただけで、今日もダメですね!の合い言葉が釣り人の流行語になったようです!

札幌や旭川から何時間も車を飛ばして、今日こそはと意気込んでいた人も、慌てて次の釣り場に去って行き、8時過ぎた今、この釣り場に居るのは3人と、着替えてスッカリくつろぐ私だけです。

フェリ-


通称「亀岩」

どこで誰に聞いても、今年は特別悪い?と耳にタコができる程釣れない嘆きばかりですが、その分ヒマなもんで、仕掛けから料理方まで、カルチャーセンターに行ったのではないか?と思える情報とテクニックが聞けます。

昼前駐車場が閉鎖になった幌別川を覗いたが、無理して歩いて行かなくて良かった!群どころか魚影すらみえず、複雑な気持ちで見てたら「おっちゃん来てたん」と言う声で振り向くと、昨年釣った沢山の魚を送ってもらった、魚屋の兄ちゃんが、このクマみたいな顔を覚えていてくれ声をかけてくれたのだ。

今年は送ろうにも送る魚が釣れない?と、また合い言葉のような釣れないコールが始まった!兄ちゃんも昨年はシャケを300程釣ったが、今年はまだ、8匹しか釣ってないそうだ。

釣り名人がウトロにいて、その人は昨年メスのシャケだけで千匹以上釣ったそうだが、人の何倍も釣る、その人でも今年は3分の1ほどしか釣れてないそうだから、下手っぴの我々は推して知るべし!

フェリ-


写真は通称「亀岩」この前が地元の人が釣る隠れ釣り場だそうだ!兄ちゃんに教えてもらったので、夕方からやってみよう!川が無いからみんな釣れないと思って居るらしいが、良く見ないと分からないが一筋の水が流れている。釣り人で混み合わないだけでも楽しめそうだ!釣果は二の次!それでは皆さん行って来ます。

2008年9月7日(日)

雨のウトロにて!

4時半には糸を垂れていたが、何人かの坊主組に私はもちろん入っていて、不覚にも一番良い時間、猛烈な睡魔に襲われ竿を上げて岩の上で寝てしまった。その後ポツポツ雨が降って来たので引き上げてきた。良く見ないと分からないウトロ港内のペレケに来て見ると、梶原鮮魚店の若社長が釣っていて、横でやり出したが、さっぱり釣れまへん!朝、2〜3人向こうで釣っていた人が声をかけてくれ、一番良い時間に岩の上で寝てたやろ!とひやかされた!今日も12時間ほど浮きを見つめて暮れた。

釣れてくれと言う雑念を払拭出来たら?それはもうものすごい禅の修行だが?他の雑念はスッカリ無いのに、見えない針に続く浮きに全神経が集まってしまい、禅とは正反対の自分だけ釣りたいと言う欲望の虜になってま〜す。今日はこれぐらいにしといたるわ!

2008年9月8日(月)

フェリ-


今朝も予感が?

朝3時過ぎには釣り場に着いた。一番乗りかと思いきや、2番目だった!無風、波無し、凄い引き潮!今日も釣れない予感が!6時、予感的中!今朝は地元の名人も釣れてない!

7時になりました!

昨日の半分の8人がこの釣り場に入っていたが、名人も含め全員が手ぶらで引き上げ、残っているのはキャンピングカーをずっと止めている夫婦と私の3人になってしまった。

予感が当たった!

8時半、一人で竿を降り続けたが、群れどころか単品も泳いでいない!さすがにアホらしくなって8時半に諦めた。キリでかすみ、ベタナギの静かな海面は生き物はいないのではないか?と思うほど静かで美しい!

ヤンベツにて!

なぁーんにも釣れまへん!リールはいよいよガリガリと音がし出すし、竿のホサキは折ってしまうわで、早めに切り上げ、梶原鮮魚店でポリタンクに水を満タンにし、若社長とシャケが釣れ出したら帰ってくるからと約束して、斜里の坂本でリールをご購入!店長代理?の若者は中々気が利いていて、ビックリする安さで折れた穂先を修理してくれたので助かった!諸々の買い物をして、いざ現場(止別)に着いて見ると、昨日の雨で良く釣れているらしく、車はほぼ満タンです。ものすごい場所取り合戦になることは間違いない!シゲジイこわーい!じゃ明日の早起きに備え、おやすみなさいまし!

2008年9月9日(火)

フェリ-


ヤンベツにて!

釣れている!と言うのはデマでした。やはり今年の魚は手ごわくて、秋味が釣れだしたが、写真のように混み合っているのに釣れたのは、8時現在左海岸全体で五本ほどです。

いま警察が来て悪質な釣り人に指導中!なかなかどちらも譲らず警告で終わりそうです。

フェリ-


お仲間入り!

丸々し秋味ゲットしました!ポツリポツリと釣れている、その仲間入りをかろうじてすることが出来た!

やはりマスの引きなど問題ではなく、周りの人の視線を一斉に感じるが、その視線の中にはバラせ光線もかなり感じられ、スイマセンね!オイラさえ釣れればいいのだ!

揃い踏み!

昨年「小清水の道の駅」で知り合った釣り仲間二人と今日、一年振りの再会を果たし、明日からしばらく三人で「ヤンベツ通い」が始まります。

今のところ釣果が悪く、ほとんどの人が手ぶらで帰っている状態だが、近々「どないして運ぶんや!」と言う位釣れる日が来ることを願っているが、願いは案外叶わないものらしいので、その時は諦めましょう!明日に備え、仲間は8時前におやすみなさいだって!私も寝ます。そういえば休みなしで四十グラムのルアーを何百回と投げ続けたのだから、さすがにシゲジイも疲れたよ!

2008年9月10日(水)

フェリ-


人間の杭が並んだ!

寝坊して遅くに行ったら、ヤンベツは異様な人間の杭が川口いっぱいに並んでいる!

一瞬臆したが、意を決して私もその中に割り込んだが、昨日までは2メートル置きぐらいだったのが、今朝は1メートルほどしか隣との隙間が無く、まるで杭を打ったみたいな凄まじい景色でした。おかげさんで横浜から来た仲間と2匹づつ釣ることが出来、機嫌よく午前の釣りを終えることが出来た!

フェリ-


都合4匹!

夕方中々のサイズの♂2匹上がり、今日の釣果として4匹なり!まずまずの秋味釣りのスタートとなりました!特に夕方の魚は湧いていて、皆さん腰あたりまで海水に入っての釣りでして、1時間足らずで五本ほど釣る人もいて、魚も狂っていたが、釣り人も狂っていて、波が来て胴長から水が入っているのに釣り続けている人も何人かいる始末、それほど夢中になれる秋味釣りですよ〜ん!写真は暗くなりながらも最後に釣れた大物です!

2008年9月12日(金)

携帯が海へ

昨日 携帯を海に落としてしまい、データが消えてしまうし、携帯を買い換えねばならないし、、、 最大級の秋味ゲットの代償としては、かなり大きいです。(秋味を持っての写真を写して貰い、気持ちがまいあがってしまっていたので、携帯を受け取って、さっそく 処理をしようと、いつもはきちんとしまっている携帯を、ポケットに入れたまま秋味を洗い、、、海に携帯が落ちてしまった!)

ブログも送れない状態なので、しばらくおやすみします。よろしく。 出来るだけ早く、回復しますので、またみて下さい。(公衆電話から嫁に連絡して、この記事を書いて貰った)

2008年9月13日(土)

フェリ-
雄の良形をゲット!

復帰しました!

只今マイハウスの外は雨!昨日はでっかい♀を釣り、一緒に行っていた仲間に、満面の笑みで秋味を持った写真を撮って貰い、魚を持った手でボタンの付いた内ポケットに入れるのが面倒で、何気に胸ポケットに入れてしまい、気をつけるのをスッカリ忘れ、魚を洗う為に海の中に!

その後の出来事は説明する勇気がありません!すぐ斜里のドコモに走り、おそるおそる美人に差し出した。携帯をみて「残念ですがデータは消えてます」と笑顔の可愛いい内野さんがおっしゃいました!友達のデータは少し古いがバックアップを取ってあるので、大阪の娘に斜里のドコモショップ宛にCDを送って貰う手配をしたので、ほとんどの友達のデータは復帰すると思う。ブログだけは先に復帰しました!あの写真見せたかったなぁ〜(泣)

釣果の報告!ヤン別で秋味をやりだして、ボウズがなくなった。9日1匹、10日4匹、11日3匹、12日2匹、今日は雨なので良く釣れているが、濡れた釣り装束をまた着るのがイヤだし、明日から連休なので、今日でも雨の中1メートル 置きに並ぶ人の波が、明日はトイレでの順番待ちのように、釣り人の後ろに更にもう一列並び、釣ったり、糸が絡んだりして、戦列を離れるのを待っているそうです。

そんな中には入りたくないので、明日はウトロ方面の行こうか?と仲間で話してます。明日からの知床釣り紀行を楽しみにして下さい。

フェリ-


干しております。

見に行って来た仲間によると、ヤンベツは連休になって、さらに釣り人の間隔が狭まり、肩が当たりそうな間隔で、凄まじいのは、釣ったり、おまつりした時にサッと入る為にもう一列並び更にもう一列、都合3列の釣り人が並んでいたそうです。

だから私は連休中は休みです?今「日の出漁港」で昨日の雨で濡れた物と、鮭トバを干してま〜す!写真は小清水で見かけた戦車です!貸して貰えるなら乗ってみたいな!

フェリ-


釣りオフの日!

日の出漁港でのんびりと、濡れた物を干し、トバを干し、釣りを見て過ごしたが、やはりゆっくりしたい時は羅臼でしょう?と言う事で、二度目の知床峠越えです。

中村美津子の演歌をガンガンかけてのドライブは最高にハイな気分になります。そして熊の湯温泉に入り、今羅臼にて洗濯中!

2008年9月14日(日)

フェリ-


さいはての港町

最果ての港町「相泊」魚の姿は見えないが、近くには海の砂浜に作った無料の温泉もあり、旅愁を感じる所です!トバを干しながら、海を眺めて時を過ごしてま〜す!

最果ての地にて!

何も無い、ただ港があり、国道が行き止まりなだけの相泊、人は何故来たがるのだ?

ただ海を眺めて1日を過ごしたが、一体どれだけの観光客が来ただろか?ほとんどの人は写真を撮って、そそくさと帰ってしまう。一体何を見たのか?何を感じたのか?勿体ない時間だったのではないか?老婆心ながらしげじいは思ってしまう。

フェリ-


旅行者は良く来るが、皆さん大慌てで写真を撮ったら、すぐに帰ってしまう。最果ての港に来て、すぐ目の前には国後島見えるのだから、「アレが外国?」と不思議に感じる時間があっても良いにじゃないか?と思ってしまう。後ろ姿の若者たちは(写真の)フレッシュで似合いのカップルだった。この海と空と雲を楽しんで帰ったから良かった!これからの人生を大いに楽しんで欲しいと願っている。そして彼と彼女と、もし縁があれば私と再会出来るかも!

フェリ-


満月を眺めながら!

1日の疲れは温泉で!何てことで、、、、

ここ相泊は海を掘れば温泉が出るそうで、海面スレスレで「相泊温泉」が無料で入れるからごきげん!湯船からちょうど上がった満月が眺められ、朝日が国後島からのぼる時はもっと良いのは保証します!

フェリ-


相泊温泉の中!

地元の人は、猛烈に熱いのに入るらしいが、早い時間は観光客の為に、水を入れるので、ちょうど良い湯加減で、体も心もホッカホカ!

2008年9月15日(月)

フェリ-
相泊(あいどまり)番屋前

国後島から朝日が登る!

今朝は寒く、冬支度を5段階に分けると、一番軽装の5のランクで夜明けを待ったが、もう1ランク上げても良かったようだ。

魚は相変わらず見えなくて、4〜5回ルアーを投げて見たが、何の応答も無いので竿を立ててしまった。

その後国後島からの朝日が上がったが、雲のラインが金色に浮かび上がり、シャケ二匹分位の満足感を味わった。

フェリ-
国後島からの日の出を待つ

いそがし忙し!

イスに座り海を見ていると、連休のせいもあるだろうが、次々と観光客が来ては写真を1〜2枚撮って去って行く!観光地に有りがちな看板も無く、只海の彼方に国後島が見えるだけの田舎の港町に留まる人は希である。

映画「黄色いハンカチ」で武田鉄矢氏が演じていた若者そっくりなお兄ちゃんが「六回も来てると景色も見飽きてしまった、何処か良い所を知りませんかね」と標準語っぽいズーズー弁で聞いてきたので、私はここに2日近く座っているが飽きることはない?観光地がイヤなら自分で気に入った所を探すしかない?と貴重なアドバイス?をしてあげたが?彼は何処に行ったやら、摩周湖か阿寒湖にでも行って、ヒマそうな人を見つけて、同じ質問をしていたりして?

フェリ-
夜明け前の国後島

フェリ-
日の出前の太平洋(前の島は国後島)

フェリ-
相泊の日の出(国後島から美しい太陽が昇る)

フェリ-
ゴメ(カモメ)

フェリ-
知床の先端まで行くという若者

フェリ-

フェリ-

フェリ-

フェリ-
相泊にて 人を恐れない蝦夷しか

あぁ〜竿が!

夕方4時、太平洋からオホーツクのヤンベツに戻り、少し時間があるので釣りに行ったら、辺り一面シャケだらけではないか?強風の悪条件ながら、みんな興奮してルアーを投げてるが、川に上がる準備が整ったシャケは色が婚姻色で、食い気は無く、ほとんどの人はスレで上がっている!

私は一匹目は運良く♀の銀ピカで口にかかって上がったが、次があきまへん!でっかい♂の背びれにかかり、走り回った結果どうやらあげたが、竿の真ん中が折れてしまった!この♂も美しい色だが、高い一匹になってしまった!

明日から嫁用に持って来た短い8フィートの竿でやってみて、ダメなら網走まで走り「12フィート、ン万円お買い上げ!」トホホ

2008年9月16日(火)

竿!お買い上げ!

朝から網走の釣具屋さんに走り、ダイワの今年の新作竿をお買い上げしちゃった!

折れた竿の取り替えも部品があり、案外早い時期に治るようだ。携帯と竿とリールとすべてグレードアップして、何だか金持ちになったのかと勘違いしそうだ?ンなことありませんよ〜!本日の釣果はかわいい♀一匹でした!

2008年9月17日(水)

フェリ-


アイヌ祭り!

昨日は古い群れと新しい群れが入り混じっていたが、今朝から銀ピカの新しい群れに入れ替わった!

朝から三匹釣ったので、八時意気揚々と引き上げて来て、発送を済ませ、昼寝タイムに突入します!

写真は釣り場近くの川岸に祭られていた、アイヌの祭壇!

今日のはデカかった!

午後は向かい風が吹きまくり、流石の飛ばし屋「八川さん」も、今日はダメだ!と言う悪天候、しかし日の入り間近になって、風が収まりポツポツ釣れだし、まぐれで私に連続3匹来てくれ、無いことにバラし無しで、特大2匹と♀一匹をゲット、朝の3匹とで本日6匹の大漁になってしまった!

こんなに釣れるのに、本職の漁師の定置網は不漁続きで、シャケがキロ八百円もするし、スジコに至ってはキロ四千円もして、採算が取れないと、いつもつり仲間がたむろしている道の駅の食べ物屋(シャケ弁やいくら丼を出してる)の大将がボヤいている!だから今年の一匹のシャケの値打ちは大したもんだ?と言いながら毛ガニをサービスで我々に一杯ずつ振る舞ってくれた!ゴチに成りま〜す!

2008年9月18日(木)

あわただしい1日!

夜明けと共に竿を振り続けたが足元まできてバラしてばかりで、やっと♀一匹が今日1日の釣果でしたよ〜ン!

良かったり悪かったり、素人のシャケ釣りは正に人生そのものみたいな感じで〜す!軽く行きまひょか?

2008年9月19日(金)

フェリ-


久々の人出!

土曜日かと錯覚する人出です!余所で釣っていた人も、ヤンベツの噂を聞きつけ、みんな釣り人が集まったらしい!

夜が明け海面が見えだしたら、辺り一面がシャケの背びれで埋め尽くされ、釣り人は狂ったように後ろも見ないでルアーを投げるので、一緒に行った仲間が耳を引っ掛けられて五ミリ以上耳たぶを切られてしまった。

怖さを知らずに投げている人がほとんどなので、良い子の皆さん、絶対後ろには近づかないで下さい。午前の釣果は♂三匹でした。

フェリ-


ヤンベツの午後!

強烈な向かい風で、釣り人はゼロです!

フェリ-


田舎は台風が!

田舎は台風が来ているみたいだが、ここヤンベツもものすごい風と波で午後は釣りにならず、ただ海を眺め、寒さに耐えきれず帰ってしまった。

網走の釣具屋さんに修理に出していた竿の取り替え部分が届いているので、もらいに行ってきた。六千六百円ほどかかったが、買うより安いし予備の道具が必要なことが分かったので、折れて悔しいが、これで良かったのだ!と自分を慰めている!

写真は濤沸湖辺りから見た網走方面で、真っ暗な空に肉眼では太陽の光が幻想的に地上に降り注いでいました?

トップページへ 旅行記トップへ 北海道2へ