リタイアからの出発 ヨロヨロ旅行記 4回目の北海道-2(舞鶴〜北海道〜敦賀)

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2007年9月11日(火) 裏摩周湖に向かう

小清水の海岸にて!

浜小清水は、道の駅と、釧網本線の無人駅が一緒の珍しい駅です。

ホームのすぐ先は海岸で、美しい砂浜がどこまでも続き、その砂浜にはアキアジ釣りの人の竿がずっと切れ目なく続いている。

このあたりはほとんど坊主の人はなく、多い人は8本も釣っている。一人で5〜8本ほどの竿を出しているので、群れがきて掛かり出したら上げるのが忙しいそうだ。羨ましい!来年は挑戦するど〜!


アキアジ釣りの竿がこの辺りから宗谷岬まで切れ目なく続く

地元の釣り人

さくらの滝

ひそかな観光地?さくらの滝、さくらマスが遡上して滝ツボにたまり、3メートルはあろうか、滝上りに挑戦する様は迫力ものでした。


よし!ジャンプ

あぁ又だめか

神の子池

ここも隠れた観光地「神の子池」コンコンと湧き出る、摩周湖からのわき水は冷たくて神秘的なブルーで、まるで水鏡だ。


水は鏡のようだ

手を叩いても桜マスは近づいて来ませんよ〜!

裏摩周

霧の摩周湖と言う歌があるが、中途半端に晴れてます!


一時間ほど奇跡的に晴れてくれた

カムイシュ島(中島)が美しい
2007年9月12日(水) 納沙布岬へ

生の牛乳が美味しい

乳牛とタンチョウの珍しい2ショット

草原の展望台より

360度 見渡す限りの草原

霧の風蓮湖

風蓮湖のほとりに道の駅があり、今朝はそこで朝を迎えた。

ママチャリに乗った若者が、泊まっていて、財布を落とし何も食べてない、と言うので、我々の夕食を分け分けして食べて、それからご飯を炊き、おにぎりにして持たせました。が考えると43年前、私もあんなしんどそうにしていたのかと、人事ではない感じだった。


夕方の風蓮湖

納沙布岬に向かう途中では風のため木々も傾いて

何処までも真っ直ぐな道で風車が回る

北方原生花園(閉園中)

フェリ-

四島の架け橋

4島のかけ橋

納沙布岬は予定通り霧!


写ってはないが貝殻島の灯台の火がかすかに

平和の塔

霧の納沙布にてT子さん

霧の納沙布にてS男さん
2007年9月13日(木) きりたっぷ岬へ

フェリ-

波に打ち上げられたホタテ

浜中町にて!

今朝も霧!日本一早い日の出の納沙布の近くにあり、夏の一番早い日の出は3時台らしく、大阪より約1時間は早いらしい。

でも連日の天気の悪さで、まだ2回しか太陽を見ていないはずだ。でも荒天の恵みはあり、写真のホタテも、打ち上げられていた昆布の中に混ざっていたもので、有難く我々の胃袋の中に収まった。

拾った昆布を干しながら釣りでもします!シャケが釣れたらどうしょう?誰かもらって!


浜中町の海岸

霧と波のコラボが面白いかな?

カモメと遊ぶ

釣れないが一応竿を振ってみる

フェリ-

霧多布岬は「キリたっぷり」

きりたっぷ岬

霧が晴れず、移動中。「きりたっぷ岬」に来てみたが、名前の通り、霧に包まれ、霧笛が旅人の胸に響いてくる。

フェリ-

おしゃれな海岸「こいとい」

恋問 道の駅

今日のちょっとした事件は、警察の検問所だと知らないで(つぶれた会社だと思った)昆布を干していたら、直ぐに公団の車が来て「昆布を干している、と通報があったから」と来たが、観光客のこの程度のコンブなら何の問題もありませんからと、直ぐに帰って行った。が その通報の速さに驚いた!

夕方までそこで日なたぼっこをして、一路 釧路をやり過ごして、恋問海岸などと言う、思わせぶりな町の道の駅で今夜の「ヨロヨロホテル」は華々しく開業です。

ここはチャリダーやキャンピングカーで随分賑わっている。釧路の市内のガソリンは最安値で、130円でした。

2007年9月14日(金) 

フェリ-

北海道らしい快適な道

何処の道の駅も?

何て読むんか分からない人が多いと思いますが?恋問(こいとい)と読むようです。

今年の異変その一は、寒くなるこの時期にも関わらず、チャリダーの若者を毎日見ること(夜露でびしょびしょに濡れながらまだ4人が寝ている)。全国から集まった他府県ナンバーの我々みたいな車は、ここでは30台ほど泊まってるし、昨年はこの時期、何処の道の駅も淋しい位だったが、今年は少ない道の駅でも10台くらいは泊まっていて、確実に大量定年時代が押し寄せたようだ。軽4から中型バスのキャンピングカーまで、ありとあらゆる車が集まっている。

おっさんの一人旅が殆どで、中にはおっさんの仲良し?3人組(案外家で邪魔者だったりして)もいる。夫婦で旅してるのは珍しい部類のようだ。

異変その2

人になついた北キツネがいたり、知床ではカラフトマスが4月(昨年は盆ころからだった)から釣れ出し、9月の中頃には終わってしまったり。地球温暖化のせいかともっぱらの噂だった。

魚だけでなく昆布もそうらしい?水温が高く、海の中で腐ってしまい、一級品の昆布はゼロで、公害の出さないエンジンに買い換えさせられるし、燃料費が高くなるわで、生きていかれへん!と濱中の昆布取り漁師はボヤいてた!


人に慣れてしまった北キツネと一日遊ぶ





炊事中もつきまとうキツネ

トリカブトの花

アザミと蝶々と蜂
2007年9月15日(土) 黄金海岸へ

フェリ-

帯広から来て一昼夜ねばっていた

広尾の岸壁で!

アキアジが釣れると言うので、雨もショボショボしてきたので、昆布干しをあきらめ、広尾でサンマを一匹買ってきて、釣ろうか?焼いて食べようか?迷ってるところです。だって15人ほどで釣って、今日1日かかってたった4匹だそうだから!

フェリ-

浮きルアーですぐに釣れたアキアジ

ビギナーズラック!

釣れないからと早めに帰った人の場所に、なんとなく入り、サンマを半分おかずに残して、ルアーで5投目くらいで、ゴミでも釣ったか?と思ったら、なななぁんと!当てにしてなかった「アキアジ」が釣れてしまった。

釣り人全体で5匹目となる魚で向かいの岸壁から「あいつ、今来たとこやのに?」と一斉の熱い眼を飛ばされたのは当然です。生まれて初めての大物で、北海道大好き度が又アップしました!


さばけない人のために二枚におろして送った

包丁が小さくて手間取ったがどうやらおろせた

大好きな道路「黄金道路」

コンブをとる漁師さんの船
2007年9月16日(日) 

フェリ-

余ったサンマで釣れたカレイ

相変わらず雨

夕べからすごい雨が昼過ぎまで続き、車の中で監禁生活を強いられる。

雨上がりに昆布のチェックをすると、一昨日拾った分の98パーセントが腐っているではないか。もう一度拾う元気がないので、今回は皆さんの分が無いが、ガマンしてもらいましょうか。それに今年は非常に小さく薄いのばかりで、喜んでもらえそうもないので余計にファイトが湧かない。

雨上がりに昨日の港で釣りをしてるが、今日は誰もシャケを釣ってないようだ。私も早々に諦めて、なんとなく糸を垂らしてたら、なんと小さいがカレイが釣れた。

早速今夜は塩焼きにと思ってたら、どっかのおっさんが「幻の松川だ」と言うではないか、刺身が美味しいらしが、面倒なので、予定通り塩焼きにしよう。すみませんね〜!

2007年9月17日(月) 帯広へ

フェリ-

道の駅「忠類」

道の駅 忠類にて

この道の駅「忠類」は、今まで沢山入った道の駅の中で、一番広い道の駅だ。

温泉は当然あり、野菜直売店や名物の食用ユリ根販売所、キャンプ場からナウマン象博物館、ゴルフ場、ホテルまであり、看板には「1日中遊べる道の駅」とありました。

我々同様「リタイア組の路上生活者」が沢山集まっていて、新しいタイプの発信基調になってると思う。


道路は花でいっぱい

ナウマン象の化石が見つかった忠類

かっこいいキャンピングカーをみつけた

長期滞在者達のキャンプ村

量がが多いので我々はパス

フェリ-

道の駅「しかおい」

道の駅 しかおい

昨日泊まった道の駅「忠類」がデッカい所だったので、今夜の鹿追は、むっちゃ可愛く感じる。

それでも内地ナンバーの仲間が3台泊まっているから、どれほどの路上生活者が北海道に来ているか。

今日は1日中雲りでついさっきから小雨が降り出したから、昼間でも16℃しか無く、薄手のジャンパーしか持ってないので、ヒーターを回してのドライブだったのに、今は手足が冷たくてガマンの限界だ。

朝から更別と帯広の知り合いを訪ねて、それぞれ元気での再会を楽しみ、来年また元気で会える事を約束して、明日からのそれぞれの観光スポットを教えてもらっての、鹿追道の駅です。

皆さんの所は寒くはありませんか?風邪などひかないよう気をつけてください!


街全体が花に包まれていた

だあれも通らない道路

スエーデン製のナイスなテント
2007年9月18日(火) 糠平温泉へ

然別湖

やっと太陽が顔を出した。然別湖(しかりべつこ)への途中、車などあまり合わなかったのに、かなりの観光客が来ている。湖だけの観光地はちょっと時間がもたない感じ!


然別湖「くちびる山」をバックにS男くん

同じくT子さん

フェリ-

一躍有名になったタウシュベツ川橋梁

糠平湖

例年なら今の時期は、水量が増え、水没している「タウシュベツ川橋梁」が、運良く見えた。

ボロボロに壊れた、コンクリートの橋を見に沢山のヒマな人が来ていた。我々もその中の一人で、他にも幾つかのアーチ橋を見て回ったが、やはり有名になるにはそれなりの理由があるのがわかった。

湖のほとりで可愛いいリスを見つけ何枚かの写真のモデルになってもらった。

今夜のホテルは士幌町の小さな道の駅で開業してますので、お近くを通りかかったら、是非ともお立ち寄りください。ルームナンバーは、4646-ワンルームですのですぐ分かります?



湖畔の祠ではリスがお出迎え

廃線になった後も美しい

第5音更川橋梁
2007年9月19日(水) 富良野へ

フェリ-

峠は冷たい風が吹き荒れて

狩勝峠

寒い!風は大阪の冬の風だ、こんな寒い時のトイレはどんなんだろ〜か?なんて心配してくれる人もあるだろうが、安心してください。便座はどこも暖かいし、新しい道の駅などは、建物全体が暖房してあり快適空間です。手洗いの水もお湯が出る所も結構ありますよ〜!

昨日行ったキャンプ場のトイレは、無人だったのに、ちゃんと便座は暖かかった(初挑戦のバイオ式トイレ)




南富良野の道の駅

私のお腹ほどもあるデッカイ!ポテト

南富良野の風景

収穫を待つ玉ねぎ

フェリ-

拾ってきた家の前で

北の国から

「拾って来た家-やがて町」北の国からの撮影場所を、我々にとって珍しく入場料(200円)を払って見学!

家のパーツや使い方が最高のアイデアでうまり、私の眠っていた制作意欲を目覚めさせられた!



ゴンドラを家の一部に

そのゴンドラの内部

卵パックは断熱に

バスはそのまま家の一部に

やがて町をバックでT子さん

フェリ-

五郎さんの石の家前で

五郎さんの石の家

ドラマだと分かっていても、感動してしまう。


メルヘンチックな全景

うっとりしてしまう石組み




昭和初期の懐かしい匂いのする家

トラクターに乗って得意そうに

土産物屋の店先にて

フェリ-

火事で焼けたはずの丸太小屋

五郎さんの丸太小屋

五郎さん五郎さんと、北の国からのドラマを見てない人にとっては「なんじゃらほい」だろうが、と言う私だって、なんじゃらほいの口です。

でも日曜大工好きにとっては、一連の五郎さん、シリーズの建物は刺激的でした。



ここも人がいっぱい


野生のクレソンが群生していた

原始の泉水くみ場にて

フェリ-

祝 還暦!花より美しい60歳に

祝 還暦!

おめでとうございます!嫁さんが めでたくも本日還暦を迎えました。

嫁が好きな「刺身」を買い、ビールを一本買って、2人で半分づつで乾杯します。

富良野の美しい花畑で写真を撮りましたが、嫁のリクエストで顔は見えない位小さく撮りました。

途中「原始の泉」で、美味しい水も汲んだし、そこに自生していた「クレソン」も摘んできたので、赤飯を炊き、これからワンルームの部屋で宴会が始まります。

本日これから3時間ほど、お祝いのメールを受け付けますので、よろしくお願いします!

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