今回の旅は少し長い一人旅、今日滋賀県と京都府の棚田3ヶ所を廻って、舞鶴から小樽までフェリー、北海道を廻り、帰りに東北から信越北陸の棚田を廻ってくる約1ヶ月弱の旅と思っています。本格的な自炊に挑戦! |
2006年8月27日(日) 大阪〜滋賀、京都の棚田を廻る |
ガラガラの外環状線 遠足の日の小学生みたいに早起きしてしまった。5時20分出発 車はまばらで日曜なのに、仕事とおぼしい車がほとんどで、腹を立てているみたいに走ってる。ゴメンね俺は遊び!それにしても琵琶湖の「湖西道路」が無料でした。琵琶湖をながめての最高の道です。 |
偉大な神よ 知らない土地を走っていたら、時々「おっ!」と言う看板に巡り会う。今も「岩戸神社」の看板を見つけ、ちょっと寄り道。歩いて5分の看板は車で5分の間違いではないのか?と言うほどかかった。 何はともあれ、世間を明るく照らしてくれた、天照大御神に感謝!それにしても誰一人感謝に訪れないとは、日本国民を代表して感謝しつつ、棚田に行こう。 |
舞鶴港フェリー乗り場にて 大阪の港を見慣れた者にとって舞鶴の港は異様である。 自衛隊の艦船が列ぶ様は戦争を知らない私にとっても、何だかゾクゾクする緊張を感じてしまう。こんな事を考えてたら、極楽とんぼな生活がしぼんでしまうので、明日からの北の事を思うことにしよう。 それにしても今日は走り過ぎた。ほとんど道に迷っていた気がする。 ガソリン代5900円430キロ、私の口にはラーメン一杯580円 どうだい! ボーと船の入るのを待ってるのも、何だか良いものです。後2時間ほどで乗れそうだ。 フェリーの腹からバイクが最後に下りてきました。楽しい夏を北海道で過ごした若者のバイクの数が、なんと69台ありました。 |
2006年8月28日(月) フェリーで小樽へ | |
船旅は最高! いつもなら北海道まで、10日ほどかかり「やっと着いた」と言う感じだが、フェリーなら車事のんびりしてたら「小樽」に!それに昨今のガソリン代を考えたら、安くついてしまった(わがまま55を利用) 立っているとふらつくので、血圧が悪いのかと思ったら、船が揺れている。白波がたち、カミナリの稲妻が辺りを照らし、海上で1番高い我々が乗った船が狙われて居るようで、あまり気持ち良くない。 北海道まで天気が良くても陸地は見えない沖を走ってるそうで、これがカミナリでなく何時の日かテポドンに変わる時が来るのではないか?一人旅の淋しさもあり、ついつい私の取り越し苦労癖が顔を出し、私を支配し始める。 船で読もうと持って来た「緒方貞子 戦争と難民」を読んでいると特に平和のもろさを感じ、日本の平和が奇跡に思えてしまう |
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山形沖にて! 新日本海フェリー「ハマナス丸」は世界最速の30ノットで走り、今までより8時間も早く北海道に着くらしい!その上一ヶ月前の予約で27360円(車と一人で)なのだから、これから団塊の世代の人の波が押し寄せる事だろう。 日本の中はあちこち歩いたが、北海道は何処に行っても美しく快適で、おおらかで美味い!友達が断然多いのをみても、私にとって北海道は聖地と呼べそうだ!その聖地に最速で運んでくれるフェリーはありがたい! |
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秋田沖より たった一人で、昼風呂に入り、オーダーストップぎりぎりの昼食を食べてデッキに出たら、薄日がさし、先程の嵐の黒雲は遥か彼方に立ち去り、水平動が船の回り360度はっきり見えて来ました。乗り合わせた誰かか、私か、どちらかの行いが良かったからでしょう。 それにしてもデッカイ船が時速60キロ近いスピードで走っているとは、近くを見てると波が川の流れの様に見えてます。 |
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やっと北海道が近くなり送信可能になったら、またまたの悪天候、仲良くなったバイクの青年達がこの雨の中で旅が始まるのかと思えば可哀相だ。やんでやれよ! 低気圧は過ぎ去って明るくなった。目まぐるしい天気の変化に沢山乗ってるバイクの人達はさぞかし一喜一憂して居るだろう。 遠くで稲妻が暴れているし、海は白波が美しく船を取り巻いてます。まだ北海道は見えない |
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列島半分旅は 日本も縦に走ると長い、舞鶴を出て何度天気の急変を見た事か! 飛行機だったらこんな経験は出来なかっただろう。いまやっと北海道の明かりが帯となって見えてきた。天気も良くバイクの旅人もホッと胸を撫で下ろし、明日からの旅の夢を膨らませているだろう。 特に若者の旅人は良い旅を味わってほしい。北海道は決して旅人の期待を裏切らないから! |
2006年8月29日(火) 小樽〜新十津川 |
小樽港の朝 よし!晴れた。北海道一日目、朝5時爽やかな朝だ。 まず昨夜小雨の中「宗谷岬」に向かって走って行った若者に「よかったね」と言ってあげたい。 私は日本一長い直線道路を走りたかったので、小樽で泊まった |
日本一はやはり長い 約30キロ近く直線の道は、信号も少なく実に快適なドライブであった。札幌郊外から拾った若者を乗せ、どこまでも続くまっすぐな道を高速道路なみのスピードで走り抜け砂川で又一人に戻って知り合いの喫茶店で休憩中 |
一年ぶりに 我々の結婚式の立会い人に、お互い今年も元気な姿で会えました。今年胃がんの手術をした先生は幾分弱気になってたが、体力の衰えなどは感じられず、恒例に成りつつある、庭の草取りをちょっとだけして、当然の様に近くのレストランで「ラム肉定食」をごちそうになる。 ちなみにお昼は三女がやってる喫茶「ハーモニー」でカレーをご馳走になり、本日朝食のパン210円なり、走行距離は210キロ、ラッキーで充実の一日でした。明日の朝のおにぎりと果物もしっかりゲットしました。 |
2006年8月30日(水) 旭川〜網走 |
久しぶりに味わう 近所の農家から(友達が)頂いた完熟のトマト!久しぶりに味わう田舎のトマトの味がしました。旅の味の第一回目報告でした。 と言っても私の美味いもんは、北海道のウニやカニなどの高級食材でない事は確かです! |
北海道の棚田? 北海道の道路は、ほとんどまっすぐで広い!ここ旭川の郊外東川町の田舎道もまっすぐで、みょうに感動してしまう。 さすが北海道に棚田はなく、写真には線が微かに見えると思いますが、その分が段で勝手に棚田に認定 |
Cafe good life 一人では入れない、不思議な店で、オーナーの奥さんと話し込んでます。 雑誌などでも紹介されるらしく、全国から若者のリピーターが来るらしく、魅力溢れるひとです。 家の回りの材料を使った手づくりケーキは絶品です |
桜岡かいわい 世の中面白い、グッドライフのオーナーさんが、新しい店を手づくりしてる、と言うので来てみたが、その規模とアイデアと完成度に、思わず「参った」とうなってしまった。 来年のオープンらしいが、きっと来るだろう |
美味いもんその3 シブヤさんの(グッドライフ)ご主人と長い時間話し込み、正にグッドライフな時をもてた。 来年また来ますから、と再開を約束して走り出したが、腹が減ってしまった。 道傍で200円の美味いもんをみつけた。 |
網走にて(雨) 夜、美幌で友達の帰りを待ったが、友達は帰らず連絡も取れなかったので、今年も会うのを諦めてしまった。国道脇で温泉を見つけ、入らせていただきました。と言うのは、プールなどもあり会員がほとんどらしく、売店も終ってるしカウンターにも誰もいなく、380円と書いてあるが、いったいどなたにお金を渡せば良いんだ! 沸かしていないヌル目のお湯につかり帰りにと思ったが、やはり誰もいない、仕方ないので「ありがとう」と心の中で呟き雨の降る網走の道の駅で、路上生活のお仲間四台程と一夜を過ごします。 本日290キロ 燃料費5千円 食費1400円なり。 |
2006年8月31日(木) 網走〜ウトロ |
網走湖 今日も雨、北海道に来て四日目まだスカッと晴れた日がない! バイクの連中は毎日雨の中を走り、残念な思い出を抱いて帰ったのではろうか? 写真は網走湖ラッシュの時間(と言っても停滞などなし)なので止まってみた。 |
小清水原生花園 バスが止まると思ったら、天皇家もたびたび訪れる観光スポットらしい。 でも花は全て終わっていてかすかな残骸が残るのみ、遥かに知床連山を望む景勝の地らしいが、本日は雨! |
小清水原生花園にて マス釣りの道具(ルアー)一式買っちゃいました。今夜はマス料理だ! その前に北海道の美味いもん、その3「バタジャガ」どうも安いもんで満足する私です。 |
遠音別川はマスが! 小さな川に、ほんまにぐちゃぐちゃとマスがいます。 海での釣りは明日から解禁らしいので、待ちますか?あんなにいっぱい泳いでるのを見ると、釣れそうでドキドキしてしまう。 黒く写っているのが、お魚さんの行列! |
初体験! 圧力釜でご飯を焚いた。 蒸気が出たら中火と教わったが、焦げの匂いがしてきたから大変だ、出来映えは上はベタベタ下は焦げと想定内の出来。 皿を洗う手間を省く為にラップをしくテクニックを使ったが、ひっくり返してしまい我がベッドが大変な事になった。 明るい内に夕飯を食べた訳は、雨の中必死にルアーを投げていて、気が付いた時は濡れネズミ!寒く死にそう。 ヒーターをガンガンかけ、コンロに火を点けて、どうにか死なずにすんだ。 沢山の釣り人の合言葉は「何匹釣りました?」と言うらしく私もそう聞かれたが、私は初体験で釣れません! |
2006年9月1日(金) ウトロ |
北海道の釣り人は 今日解禁の釣り場に昨夜七時頃、駐車場一番乗り。誰も来ないと思っていたら、夜中までに20台ほど止めれる駐車場はいっぱいになった。 風と雨で最悪の釣り日和、ズラット並んだ人の中に入って釣る勇気はなく、端の方でやってたらルアーがひっかかり切れてしまった。よく見てたらかなり厚かましく割り込んで釣っていて、喧嘩になる寸前で何となく折り合いをつけているようだ。 条件が悪いのか(一週間前はよく釣れたそうだ)多い人で四匹ほど釣って帰って行くが、次から次から人が来て常に賑わっている。まるでパチンコをする人達みたいに、皆さん真剣に釣を楽しむ、そんなオーラが全身から出ていて、私などに回ってくる魚なんかイヤシナイ! 腕の下手を棚にあげて、早々に引き揚げ、豪華なブランチ!メニューはなぜかカチカチに成ってしまった、レストランでは味わうことの出来ない不思議な冷や飯、毎食出てくる「らっきょう、しょうが、ニンニクの酢漬け」ノリと特別メニューとして「生みそズイ」。食後のコーヒー付きのフルコースで、自分に向かって「やれば出来るじゃないか!」何て、内なる自分と褒め殺しの応酬で不甲斐なさを押し込めてます |
マスはうじゃうじゃいるが 釣れるポイントは人 人 人で、かなり厚かましく割り込まないと、ヒットの醍醐味を味わうことが出来ない。 |
ウトロにて 昼間は余計に釣れないので、皆さんがやってる仕掛け(エサツリ)が売ってないか?ウトロに来てみたが一軒ある店は休み!どうしても釣らせてくれないらしい。 ウトロの名物は奇岩だ! |
老後必ず経験すること 元気なおじいさんの側には必ず「おばあさん」がいるそうですが、元気なおばあさんは独身だそうだ。 そんな訳で嫁の足手まといにならないようにと思うが、いやはや男が一人で生きるのは大変です。 ご飯は四回分ほど炊いたが、おかずがない、携帯も入らないような海で風呂にも入らず、竿を出しても釣れもしない、寒さに奮えカチカチのご飯ただただ食べる。 修行僧のような一人旅!男が一人で生きるとは、ま こんなもんですわ! 明日もマスを求めて釣りに挑戦!お願いお土産の 二匹で良いから釣らせて? |
2006年9月2日(土) ウトロ〜羅臼 |
釣り人の行列 朝3時、回りが動き出し、こっちもつられて起きてみるが、真っ暗で電気浮きがないとどうにも釣りにならない。 一応の用意と腹ごしらえをして、明るくなるまで寝てたら、もう良い場所はなく、外れの方しか場所はない、でも下手くそには適当だ! |
釣りの仕掛け 魚は上を泳いでるらしく、ルアーの仕掛けは浮き下30〜100センチの所に光るものが付いていて、でっかい針が二本。その一本に赤く染めたイカを短冊に切ってチョンガケするだけの簡単なもの。 |
やっと釣れた 4時から釣り初めて一時間ほど何もなく、今日も釣りの真似で終わるのかと思った矢先、回りでバタバタ釣れだし、ついに私の竿にもすごい当たりが! 先ずメスのマスが、立て続けにオスのカラフトマスが二本、やったね! |
美味いのはオス! 1番大きいのはかなりの大物で、背中が盛り上がっていて、隣の釣り人によると、このサイズが1番美味いそうです。 早速釣りを中断して宇登呂の街に行き、魚屋さんから大阪に送ってもらう。 昼からは自分用を釣る事にするか? |
おかずはすぐに釣りて 羅臼のキャンプ場に昨年知り合った人達がまだ居るかどうか?その人達が居たらと、お土産に一匹釣って行こうと竿を出したら、二投目で呆気なくヒットしてしまった。 もう少しゆっくり釣りをしたかったが、これ以上は釣っても食べれないので、仕方なくウトロを出発する。 |
プユニ岬 ウトロを見渡せる美しい峠、これから先知床峠までは北キツネや鹿、ひょとしたら熊も出て来るかも? |
プユニ岬 |
羅臼峠はキリで何も ウトロもだんだん晴れてきたが、羅臼峠はやはりキリで何も見えませんでした。少し下ると、国後 択捉が美しい姿を見せてくれました。 でも、こんな少し大きい川のような所に国境があり、うっかりすると銃撃されるとは、微塵も感じられない静かな海峡です。 |
羅臼には知り合いの人達は居なくて、お土産のお魚さんは、一人で毎食食べる羽目になった。 それより大事件発生、ヤカンでお茶を沸かしていて、ひっくり返してしまった。おかげでホテルのベッドルームは水浸し! 羅臼の海で釣りを見ながら、浜に布団を干してます。この辺り一帯も沢山マスが釣れている |
布団干し! クナシリ島を眺めながら、布団干ししてます。 すぐ前では10人ほどが「カラフトマス」を釣ってます。夕方になり忙しい程釣ってる。山形から一週間泊まりで来てるそうで、普通の恰好で波を避けながら器用に釣ってる。 |
羅臼の町で! テレビで見たことはあったが、本当に我が物顔で普通に鹿の一家が歩いていた! |
初めての料理 料理と言えるかどうか?カラフトマスのから揚げ風? ちょうど隣に泊まった人と半身を分けて食べたが、こしょうの加減が良かったのか美味い! 大阪から来たその人も一匹釣りたくて頑張ってるが、ダメだとしょげていた |
羅臼岳は綺麗に 昼間羅臼に入った時は、山はすっぽりキリに包まれていたが、今は雲一つなく美しいシルエットをえがいてる。 本日までの汗くさい体は熊温泉(無料)ですっきりしたし、お茶をひっくり返してびちゃびちゃだった布団もほとんど乾いたし、洗濯もしたし、羅臼では夏の間、何ヶ月も北海道で過ごす、ヘビーキャンパーとも話したし。 後は明日どうするかだ? 釣りをしないなら羅臼は退屈!明日は天気がよく「摩周湖」が見れるかも知れないと、コインランドリーで会った山男が言っていた。 |
2006年9月3日(日) 羅臼〜更別村 |
クナシリ島からのご来光 朝は寒い、早起きのカモメが、うるさく飛び回るが、とても旅情をさそる鳴き声です。 今年も早起きして根室海峡からのぼる朝日をみました。回りには長期滞在者のキャンピングカーがかなり止まってるが、毎日で興味がないのか、この素晴らしい景色を独り占めです。 上のキャンプ場でも昨年も居た(話しはしてない)人が端っこの所定の場所に止まってたし、ここにも長い滞在の人達が、何台もキャンピングカーの展示場みたいに止まってるが、奥さんらしき人を見掛けない。 これも男のロマンなのか?中にはモミジマークの人も、独りで生きる鏡になるかな |
朝日に輝く羅臼岳 |
摩周湖に向かって 釣り三昧で三日間の走行距離は250キロ。羅臼で釣りをしないなら退屈!男のロマンがまだ分からない青二才なのかも! カーナビのおかげげで、中標津の牧草地帯を走って来ましたが、どこまでも真っ直ぐな道は贅沢なドライブとなった。 |
中標津(なかしべつ)の玉転がし 中標津は大牧草地帯で、北海道らしい場所の一つだ。 北海道予算をふんだんに使ったまっすぐな道は何処も立派だが、車一台通らない道は走るのが何だか悪い気がする。 |
摩周湖だ 道路標識にはキリ注意とあった。 今年の北海道旅の目玉は摩周湖を見る事であり、見えるまで何日でも粘る積もりだったが、あっさり見えてしまった。 紺碧に澄んだ水は今まで見た湖で、ぴか一の美しさだ! |
屈斜路湖 手前赤茶けた山は「硫黄山」でその横が屈斜路湖。摩周湖からの展望です。 摩周湖では回りの人も綺麗!を連発。摩周湖に来る人は第三展望台にどうぞ、ここは無料で止められます。屈斜路湖もよく見えます。 |
北海道の美味いもん 牛乳ラーメンの看板に誘われ、ブランチで食べる。 ジンギスカンやホタテ、イカなどシーフード仕立ての濃いラーメンで1500円が高いのか?妥当なのか? いつもの貧しい旅人にはたまの贅沢にごちそうさま。 |
帯広のお金持ち 二年ぶりに帯広の知り合いを訪ねる。帯広の開拓をした人を先祖に持つその人は私の知り合いの中で1番の金持ちだろう。 本人も他人の3倍も努力して今の地位にいると思う。 市内で20軒は建つような敷地に見事な木を集め(本人言わく若い木を植えて枝ぶりを確かめるまで生きていないから、出来た木を持ち主に頼み込み、譲り受け研究して楽しんで移植してる)そうで、芸術家の奥さんが設計し、そりぁー見事な庭だ。 70才にして自転車やクロスカントリーを今も外国までしに行く元気を持ち続ける友のパワーをもらって帰る。 |
昔懐かしい 我々が若い頃流行ったのに「愛の国から幸福まで」と言うのがあり、鉄道の切符が(愛国ー幸福)若いカップルの必須アイテムだった。 もちろん我々の新婚旅行のコースに入ってた。 (今回偶然前を通った)今は廃線になっていた。 |
幸福 発見 わかりやすいお寺を見つけた。その名もずばり「幸福寺」これを見た人も愛と幸福が一日で味わう事が出来るでしょう。 |
幸福駅は・・・・・ 幸福駅は昔のままにありました。 観光バスが止まり、駅舎は願いを書いた切符がいっぱい貼ってあり、何だか嬉しくなってしまった。 |
更別村にて 本日の走行距離340キロ、ガソリンは35リットル4971円。 走り過ぎの感はあるが、別に無理した訳でなく、それだけ快適な道だったと言うことだろう。 ラジオを聞いてたら、人は達成感のある人の方が、早死にすると思われていたが、反対に長生きする事がわかったそうです。 いつも「もう死ぬ」が座右の銘みたいに言うので、嫁に怒られていたが、思い残すことがないほどの幸せ者の私は案外長生きするかも知れないので、保護者の嫁に「引き続きよろしく」とお願いしときます。今日会った帯広の友人を見てたら、ほんとにそうだと思います。皆さんも夢を持ち、一歩づつ実現し、またその先の夢を持ちましょう。 |
2006年9月4日(月) 更別村〜日高 |
いろんな人に会います 道の駅 忠類で会ったのは、64才男の一人旅で日本をグルット四巡目の人でした。 彼はいろんな病気の持ち主で薬を四ヶ月分持っての旅で、全てを捨て去り、まさに″山に遊び″心境の人でした。と言っても家庭はほったらかしでなく、ちゃんと家庭を守りながらですから、やはり人生の達人といえるでしょうか。 まだ一ヶ月分の薬はあるので、ユックリ関西に帰ります、と先に出発して行きました。 私は更別の友達の所で鍋を洗ったり、水を補給しようと思ってたが、会えなかったので、近くのキャンプ場で洗い物全てこなし、ついでにご飯を炊き、残ったマスの半身も火を通し、余裕の出発になります。 |
黄金海岸にて えりも岬に向かう黄金海岸は凄い風と波で、コンブを拾うには絶好の天気です。 次々と波に乗ってコンブが打ち寄せ、ありがたいですが足元はずぶ濡れになりました。浜に干してあるコンブのすぐ近くまで波がきた。 |
黄金道路の荒れた海 海はますます荒れ、日差しが弱いのでコンブは中々乾かない。 でもこれって贅沢なのかも知れない。自分の食べる分を自分で取って自分で加工、保存する。何だか貧乏くさいが、本来の人間の原点みたいで気に入っている。 魚などは保存できないので、マス一匹釣れば一人では食べるのに苦労する。1番大きいサイズを二枚におろし、6キレに切り毎日のおかずは、大き過ぎるマスの焼いたのか、油でから揚げ風なのか。まだ二切れ残ってる。 今日会った人二人に声をかけたが、誰ももらってくれなかった。何とも贅沢な悩みか!海で捕れる今のマスが1番美味いそうだ |
カモメに教えられ カモメが波打ち際でさかんに何かを探しているので、こちらも探すと、なんと貝がサーフィンみたいに波乗りして打ち上がっているではないか! 余り貝は食べないが、栄養を考えて今夜は貝汁だ。カモメさんありがとう |
腰まで入ってコンブ採り 男の人は大波の中、腰まで波に浸かってコンブを取ってます。 静かな所でおばちゃんが二人取ってたので、断って少しもらいました。やはりプロは取る質も量もけた違いでした。 やはり本当は取ったらいけないそうです。 |
みついし道の駅 新しくてお勧めの道の駅です。なんと温泉が380円!道の駅の風呂と言えば700円が相場!皆さんもえりも岬に行く時はどうぞお勧めです。海の見える温泉です。 ここは風呂とは別棟にコインランドリーまであった。今日コンブを拾うのに、ズボンが濡れたのでちょうど良かった。洗濯をする間、自転車とバイクで来てる若者と話して時間を過ごす。 そこに外国人が洗濯に来たから大変だ、若者は私に話しかけてくれと言うし、、、、挨拶をしたら日本語でかえして来た。「なんだ日本語が分かるのか」と思ったら後はいけません。彼はフランス語と英語ができるそうで、なんて言ったらまるで私が英語なら出来るみたいですが、一方的に彼らの努力の会話によると、二人共24才で、先月まで学生だったが、今は旅人で二月に日本に来て、18切符であちこち歩いてるそうで、これから東北から関西、広島まで行くそうです。 十月にはフランスに帰り仕事を探すそうですが。どの国も若者は大変らしい。彼等は日本がとても気に入ったらしく。今度は四国88ヵ所巡りをしたいそうだ、明日は有珠山に行くそうで!もちろん18切符で!今夜は井戸ばた会議ならぬ、男の洗濯会議(コインランドリー前で)のひとこまでした。 |
2006年9月5日(火) 日高〜定山渓 |
日高コンブを干す 太陽はどこにもなく、低い黒曇が広がって来てしまった。でも風が少しあるので、風を頼りに干しとります。 安全を願って持って回ってたら、腐ってしまいますから。このコンブは密漁じゃないよ!漁師さんの商品にならないのをことわって貰って来ましたから、念のため! |
コンブ干し風景 漁師のおじいさん夫婦に話しを聞いた。 消費者は中々うるさくて、コンブに少しでも砂など付いてたら、買ってくれないらしく、やはり商品となると干す前に綺麗な海水で洗うそうです。コンブは捨てる所がないそうです |
日高と言えば、もう一つ そうです、競走馬です。 外国を思わせる、センスある家、広いサクの中に四〜五頭の賢そうな馬様が、いかにも大事に飼われている。 北海道でも五本指に入る美しい場所だ。 |
定山渓にて 我々の結婚式を執り行ってくれた教会の神父さんの招待で、定山渓の「ホテルミリオーネ」に泊まってます。 風呂に化粧品が置いてあるのも久しぶりです。写真はホテルのフロントで、でっかい水槽が目を引きます。 |
ホテルのバイキング 明日の昼ご飯は抜きです。少しづつ食べても食べきれない種類があり、満足満足! 普段は食べないイクラとシヤケのミニサイズの丼は絶品で、イクラが美味いと言うのを知りました。 |
2006年9月6日(水) 定山渓〜苫小牧 |
ホテルからの展望 今の時期どの温泉ホテルでもガラガラ状態だったのに、今年は平日に関わらず登別はどこもいっぱいで、定山渓でやっと見つかった、と招待してくれた人が驚いていた。 北海道も少し活力が付いてきたのだろうか?ホテルは若者がいっぱいで、広島から来た高校生は北海道に二泊して、東京に行くそうで、何とも勿体ないスケジュールかと顔を見合わせました。 そう言えば苫小牧ー札幌のバイパスでは、最高速度80キロと言う一般道を発見!そのうえ雨の中スピード違反の取り締まりまでやっていて、北海道はやる気満々! 右下に見えるホテルは、一昨年招待してもらったホテル「章月」上から見る限りどの駐車場も満杯のように見える。 |
中山峠から 中山峠を下った所の河原で、天気も良いので待望のコンブ干しをする。やはり3分1のコンブが痛んでいた。羊蹄山がすぐ前に見え、川はきれいで冷たく昼寝のポイントととしても最高! |
曇り空 薄日がさしたり曇ったり、本を読んだり、のんびり過ごすには最高の天気だが、物を乾かすには、パッとしない空模様だ。 羊蹄山がもっと良く見える所まで散歩して来たのでもう一枚写真をサービスしときます。 |
三日で300キロ 広尾から三日かけて300キロと自転車並の走行距離でした。随分楽で楽しく、美味しい旅でもありました。燃料は千歳で37リットル(4600円)を入れ、北海道のスタンドではもう入れないでしょう。 大滝村の道の駅では、農産物が腹がたつほど安いのに、一人で食べるのはわずかで、完熟トマト九こで三百円、それが期待に反して無茶美味い!その上涌き水「ホロホロの恵」がじゃんじゃん出ていて、大阪の土産に持って帰りたいほどです。 |
2006年9月7日(木) 苫小牧〜長万部 |
友達はありがたし 苫小牧の友達を尋ねたところ、じいちゃんが亡くなっていてショックだった。 ばあちゃんが庭で採れたキュウリを途中で噛れるようにもたせてくれ、まさにかじりながら白老の新しい友達に(四国88ヵ所巡りで知り会った)会いに行った。そこでも寒いだろうからと、車用の布団を用意してくれていて、流石に上布団は積めないのでご辞退したが、野菜を採りなさいとトマトジュースをケースで、ティシューまで持たせて、お小遣いまで貰うしまつで、ありがたいやら恥ずかしいやらの、久しぶりの再会劇でした。 |
本日の有珠山情報 本日の有珠山も昭和新山も、どちらも平穏です。皆さん安心しておいで下さい。 写真は室蘭の「白鳥大橋」 |
本日波高し 長万部の海岸で何処でもホテル?「ヨロヨロホテル」がオープンしました。 ディナーは本場、日清の本格風ラーメン!今日中に函館に着いたらセッカチの私はきっとフェリーに乗ってしまいそうで、″今日海は揺れるよ!あっちごろごろ、こっちごろごろ″今日は海を渡る雰囲気ではなく、もう一日北海道を楽しみます。 本日の走行距離200キロで、マヨネーズとわさびとパンと無糖の缶コーヒーを買いました。いくら使ったか分かりません。もらったものの方が断然多いです。もうじき還暦だと言うのに恥ずかしい! |
2006年9月8日(金) 長万部〜函館 |
初めてのピー晴! 北海道に来て今日、初めての快晴だ! 海もかなり静かになり、今日の船旅は快適だろう。写真は「おしゃまんべ」の海、はるかにうっすらと写っているのが、見えるとしたら、「駒ヶ岳」です。肉眼では美しく見えるのだが |
打ち捨てられた家 雲一つない空の下、波と風の音と時折走り去る車の轟音を聞きながら、ぼや〜としてるこの汚いオジサンを見て、他人はどう思うであろうか? 「案外楽しそうだな」と思って見る人は多分男だろうな!ここでも打ち捨てられた家が点々とあり、この家達は人間の欲望により、うち捨てられたのでなく、自然のままに自由になったのだと思いたい。 できるなら欲望をすて自由奔放に生きたいものだ、何らかのしがらみから逃げ出したい為の自由は、見ていてどこか寂しい感じが拭えないから。 |
本当は北海道は暑い! 北海道の日差しは強く、(じめじめ感はない)直接の日差しは強く、痛い感じがする。 お馴染みの駒ヶ岳ですが、美しさに思わず写真を撮りました。 |
森町と言えば! そうです「いかめし」二尾で525円は、なっとくの値段! 柔らかく、よぼよぼの私にも簡単に食べられ、今度来た時も食べようと思う。 |
真昼間から 森町の「ちゃっぷ林館」で温泉につかりました。 町営なので400円と安い(石鹸、シャンプーなし)大きな窓からは駒ヶ岳がデッカク見える贅沢な温泉だった。 |
なななぁ〜んと! 手の平からはみ出るでっかいトマト3個二百円(形は規格外)いかにもトマト!と言う匂いがしてます。 |
フェリー乗り場から函館山 たった十日ほど、走行距離1800キロほどの北海道旅でした。 でも中々の旅だったと満足してる。今夜20:10分には青森の大間に着いて、又狭い道を二千キロほど棚田を回りながら大坂まで走る事になります。 |
フェリー「ばあむ」 こんなに小さい船だから、波のある時は、ごろごろと大変です。だだっ広い船室は捕まる所がありませんから! 以前経験して懲りてます。今日は寝転がってテレビを見ながら行けそうです。 |