もう師走になってしまいましたが、１１月は、私にとって芸術の秋を満喫しました。

５日の高月氏の水彩画展に続き、１６日（土）には、渡辺裕司氏の木版画展を見に奈良に行って来ました。その中の気に入った１点を買い求めることが出来ました。うれしいな。

そして午後には、京都での島田悠紀子展に行きました。いつものように、心が暖かくなる素晴らしい展覧会でした。

おかげで、紅葉の奈良、京都も楽しませて貰いました。

また、五十肩の痛さにムチ打って、ログのステインも塗り替え、毎週忙しく過ごしました。

１２月３日、毎年恒例の月田秀子さんのサンケイホールのコンサートに行ってきました。

この日は有休を取り、朝から出かけ、「ハリーポッターと秘密の部屋」を５０歳を超えた夫婦二人で並んで見ました。。多分子供達ばかりだろうと思って出かけましたが、（前作は日曜日のせいか子供がいっぱいだった。）子供の姿こそ無かったが、若者の中で、我々夫婦は多分最年長だったと思う。

いよいよ夜のコンサートですが、サンケイホールがほぼ満員になる盛況ぶりで、まるで関係者みたいにホットしている私を見つけ、笑ってしまいました。

今回は五木寛之氏とのジョイントコンサートでした。我々無学なものには、かみ砕いた五木氏の説明に、今までとは又ちがった、月田さんの魅力に感動し、深いコンサートになりました。

内容はどうだったか？？　私はファンですよ!

毎年「今年が最高」と思いながら家路についていますが、今年ももちろんそうでした。楽しくて、哲学的で、豊かな時間を満喫して、家路につけたことはもちろんです。

日刊ゲンダイ「流され行く日々」より

月田秀子さんは　私のひそかに期待するシンガーだが
いずれ大ブレイクする時があるはずだ
本人は小さなサロンで
落ち着いた歌を歌うほうが好き　と言っていたが
運命は人の思う通りにはならないものなのだ