ヨロヨロ旅行記 台湾三泊四日の旅 2015年2月17日(火)〜2月20日(金)


伊丹(大阪)〜 桃園国際空港(台北市)


若者に混じって嫁と二人台北に行ってきました!

 寒いこの時期に温かな台湾を体感するのが長年の夢でしたが、遠い所に行く体力がなくなるもう少し先になってからと先延ばしにして来ましたが、

ここに来ての世界的なテロの脅威に「これがチャンスだ!」とばかりに安近短と三拍子揃った台湾が呼んでくれました(笑)

3泊4日と短く忙しいツアーなれど庶民的なジェットスター・アジア航空に初乗りです。満席の機内にあって奇跡的に3席の通路側に座った我々の窓際に誰も来なくて、気流の乱れも無く二人で快適に3時間20分程のフライトを楽しませてもらいました!

現地に着く迄メンバーさんを一人も分かりませんでしたが、台北の空港で出迎えてくれた現地ガイド(馬さん)に総勢32人だと知らされ、初めてバスでご対面!そのメンバーの若さにビックリです!

 今迄は年寄りオンリーのツアー客ばかりだったが、日にちが短く安いので若者が参加し易かっただろう。

年寄りには肩身が狭い旅になりそうな予感!


 政治の事はさて置き、旅人にとって安全で愉快に旅が出来る事が第一で、其の点台湾は親日的で世界一安全な所と言っても良いのでないかと思う。(写真はレストランの入り口で見つけた日本人大好きの看板)


 今回は同じホテルに3連泊して台北のみを巡ったが、これまでのシゲ爺は冬眠と称してゴロゴロ寝てばかりしてたのが一転、足が長く美人の現地ガイドが言うように「日にちは短いがハードに行きますから?」の言葉通り連日10000万歩を越える階段登りで、ほとんど若者が参加してる意味が身にしみて分かった。

何人かの同年輩の参加者は必死に付いて行く悲惨な人もいたりして、嫁に「えらい元気あるやないか?」と嫌みとも取れる発言をされたが「普段の俺はだらしなく寝てばかりいるんやなく、こんな時の為に鋭気を蓄えてんねん!」と足に豆を作りながらも最後迄しっかり付き合いましたよ! (上の写真は水道の水圧が低いのかどこの家もこんなタンクが屋上についていた)


台北「故宮博物院」

6時15分モーニングコール、7時50分出発!恐ろしいスケジュールの始まりです(笑)

 朝からより美しくなる為の時間が必要な女性が多いのでモーニングコールが早いのは分からんでも無いが、近場の観光にこんなに早く出発することもないやろと思っていたら、出来の良いガイド(馬さん)の機転で人の少ない時間の「故宮博物院」を狙ったようでした。

それでも人だかりで、イヤホンをして肝心な所は説明してくれたようだが、あいにくシゲ爺のイヤホンは音がはいりません! 1人勝手に歩き回るシゲ爺にはそれでも良いのですが、上海の故宮博物館は撮影自由だったのに、ここは一切撮影禁止なので大陸系のうるさい一団がどこも一杯で、自由時間になるとすぐに外に出てぼや〜と外を見て時間を過ごしました。


「忠烈祠」の衛兵の交代式を見学!

前に行った花さんのビデオを編集したので、有名なコースは初めて行った様な気がせず別段珍しく感じなかったが、自分の目で見て自分の耳で聞く音は「そやそや!」とは思うものの映像とは違う迫力で近くなのに異国の醍醐味を味わせてくれたのしませてもらった。


中正記念堂

蒋介石総統の記念堂(銅像を守る衛兵の交代式)衛兵の交代式をみると彼がいかに英雄であったか知れる!(政府が作ったここや故宮博物院など建物は寺院などとは違い、大きいがシンプルなので分かり易い!)


川に流れる無料の足湯をあちこちで楽しんでいる!


地熱谷


北投温泉

(日本統治時代から栄えていた歴史ある温泉、台湾一の温泉地ですので多くの観光客が来ていた)

植民地時代日本人が作ったのか?温泉記念館の中は日本の畳敷きで舞台も会った。(外側もどこか和風が!)

台湾の食事はどこのレストランでも美味く、日本などよりもっと薄味で深い味わいがあり「安いツアーなのに今回は一度も外れの店が無かったと全員の意見で、ガイドのイメージアップです」


漁人碼頭(りょうじんばとう後は恋人橋)

ここはカップルの聖地だそうだ! 夕景の淡水観光 土曜日と言う事で、ほんの40年前の我々みたいなカップルが熱い視線をかわしています(笑)猛烈な渋滞の中をバスは頑張り丁度夕日が沈んだ時に駐車場につきましたよ!


今日のランチは「小籠包」の名を世界中に知らしめた有名店「鼎泰豊(本店)」(ディンタイフォン)に案内してもらいました

さすがに団体でも予約は出来ず、写真上のように歩道にあふれる順番待ちの人に交じって我々も待ちます!

そして何人かずつテーブルが空き次第店内に招き入れられ、座ったらドンドン出て来る作品と言うべき皿に盛られた色んな小籠包を次々食べて行きます、回転が商売の忙しい店ですので写真を撮る暇などありませんでしたが、どれも美味過ぎです!

それに店の女の子は動き易いからか?ユニホームはシゲ爺でも目のやり場に困る様な「超ミニスカート」でして、若い男性参加者はガイドの馬さんに「どうでしたか?」とひやかされてました(笑)


土林夜市散策

子供の遊び場(弓矢や射撃、エビ釣りや金魚すくい)が多くあり子供や若者が必死に遊んでいる。嫁は可愛いアクセサリーを必死に探している。

チャイナ系とはいえ台湾は値段をふっかけたりしてないようで、例え値切っても日本と同じ程度の反応でガイドも時間の無駄ですと言ってるほどだ!


これは空港の自動販売機で30元(120円)の日本式お茶


駅にあった誰が見てもポスト!


どこも犬やネコがゴロゴロいて、全然人見知りしない!(猫の絵を描いた看板なども多い


寝ていた犬も「何だ日本人か?」なんて薄目でみて又すぐ目を閉じた!


運転はアジア式で「根性のある方が優先権があるようだ?」(後何秒で青になる時間が表示してある信号が多かった)


スクーター天国でどこもかしこもスクーターだらけ! 二輪の専用道があるほどスクーターがバンバン走ってるが二人乗りは当たり前で、一台だけ家族5人が乗ってる凄いのも見た!ガイドによると大人は二人までで子供は乗れるだけ乗っても大目に見てくれるそうです(笑)


バスを含め車も案外おおらかに駐車するが、スクーターはまるで中古車の展示場かと思う程だ!


したがって街にはヘルメットの専門店がたくさんあった!


「十分」では観光客にランタンを上げさせる新たな観光イベントで大ヒット!

 狭い街の真ん中を電車が走る不思議な空間でランタンに願い事を書いて空に放つ!我々もそれぞれ一面に願を書いてあげてもらったが、小さな紙辺に火を点けただけなのに四隅を持つ手がかなり熱くなり手を離すと凄い勢いで空に舞い上がって行った!


二組の夫婦で四面にそれぞれ願い事を書いた!


十分の駅からローカル列車(平峡線)で端芳駅へ


旅をご一緒した皆さんとガイドさん、掲載の許可を取ってませんので、お知らせいただけたらすぐ削除しますが、皆様可愛いから良いのではないでしょうか?


セブンイレブンだけで5000軒以上、ファミマも3000軒以上、地元の便利店(コンビニ)でも5000軒以上あるコンビに大国、ホテルの近くだけでも4軒のコンビニがあった。


上は屋台で回転焼きを買ったが、あんこが全然甘く無くて、これだけは期待はずれでした


上の写真は「台北101」タクシーで夜景を見に行った人も居たが、疲れたので我々は行かなかった(「台北101遠望」地上101階建て509メートル)


至る所に果物屋があったが、大好きなでっかいマンゴーはナイフが無いので諦めたし、イチゴも多過ぎたし案外高かったので諦めたし、カットしたパパイヤと台湾バナナを試しただけだった。

 食事で不自由しなかったので果物で体力を温存する必要が無かったのが幸運でしたよ〜!


古き良き「九分」を散策!上の写真は我々が中食をしたレストラン


宮崎駿氏の「千と千尋の神隠し」の湯谷のインスピレーションが沸いた場所だと言われているが、今はその人気から人が余りに訪れ過ぎてかえってイメージが悪くなったせいか? 今では「宮崎氏」は関係ないと言ってるそうです!

でも日本を意識した店も多く人が増えるとギスギスした観光地が多くなるのに台北の観光地はどこもフレンドリーで安心して歩ける所です。


狭い階段を上がりきった所にあった、建設中のお寺(上下)


下の写真が一番人気の喫茶店、お茶を飲むのに30分以上もかかるそうなので、今回は諦めた!


路地裏には日本統治期に建てられた家々がひっそりと佇み、昔を偲ばせる


上の写真は階段の上にあった小学校、疲れきった観光客が名物の善哉を食べながら大勢くつろいでいた。(この階段を毎日通学に使ってる子供達は面白いかも知れないが、大変だろうな!


黄金博物館 

「こんな所で金鉱をよくも見つけたな?」クネクネした山道を登った中腹にある昔はものすごく栄えた街らしく立派な寺院もたくさんあり(九分などもその一角にある)最上階の展示室には写真の金塊に無料で触る事が出来る。

しかし思い出と写真しか持って帰れませんからくれぐれも風呂敷などを持って行って包んで持ち帰らないように!(清の時代に金鉱が発見され、一獲千金を狙う人たちであふれかえったといわれている。)


看板によると土日はだけかも知れませんが、大型バスは路線バスしかこの山道は入れないようで、観光客はタクシーか路線バスで移動していた。景勝地は何カ所もあるので観光客は其の都度下のベルを鳴らして狭い停留所に停まってもらい乗り降りしてた!


山の頂上迄小さな家程もある立派なお墓が経ち並ぶ場所があった!(台湾のお墓は沖縄みたいにどこも大きな建物が多かった)


基隆(キールン)「中正公園」大佛禅院 基隆港を一望に見渡すことができ、日本統治時代には台湾八景に選ばれた場所だそうです!

 未来の暴走族が腕を磨いていて、遊園地の乗り物とは思えないスピードで走り回っているので危ない事この上ない空間でした!


野柳(ヤリュウ)地質公園 浸食でできた自然の奇岩が不思議な景色を作り出している(ライオンかな?)


一番有名な「女王の頭」の前で並んで順番を待ち写真を撮る。


三峡「清水祖師廟」中国から逃げて来た客家(ハッカ)の人達が財を成し建てた驚く程手の込んだ寺院!


寺院の柱の彫刻のアップ!一本の柱を造るのに1000日かかるそうですよ!


この寺の名物のクロワッサン(水牛の角に似てるから作ったそうです)中味は何種類かありボロボロしないので食べ易かったし案外美味かった!


陶磁老街を散策! 路地裏に入ってみると売れ残った壺などが不雑作に置かれていた。


ガイドの馬さんと愛しの嫁!


最後の夕食が無かったのでホテル近くの夜市に出かけ、ラーメンのような物、ブタ炒めのような物、焼き鳥、お好み焼きのような物、果物などを二人で分けて食べたが案外安いしどれも想像以上に美味かった!


帰りの台北桃園空港入国後! 下は来た時と違いガラガラのジェットスター・アジア航空(日本人とおぼしきキャビンクルーが二人も乗務していたし、気流も安定していたので快適な空の旅でした。


「マル得!台湾大感謝祭10都市巡り4日間」

3泊4日の旅だとパンフレットには歌ってるが実質3泊3日のかなりハードな旅でした。階段も多く連日1万歩以上歩く普段のシゲ爺には考えられない旅だった。

優秀なガイドに巡り会ったし、冬が無いと言って良い台湾は冬こそお薦めです。熱帯と亜熱帯の台湾は湿気が多くホテルもバスも冷房しかかけないそうで、其の対策をしなければいけないほど温かかった、海では少ないが泳いでいる若者が結構いて流石に泳ぐ程ではないと思ったがね!

九分や黄金博物館の辺りは年中雨が降ると言われているそうだが、どこでも天候にも恵まれ観光地特有の厚かましさなども感じる事無く、何処で何を食べてもハズレはなく美味いし! 来年の冬は下半分に行ってみたいと思う程だ!

少し残念な事は日にちが短かったせいで、誰一人として友達を見つけられなかったことで、写真も写り込んだ人にブログにアップしても良いか了解を取ってないので迷ってますが、写真を撮る暇とポイントが少なかったので少ししか写真が無いので何枚かアップしたいと思ってるので、万が一目に止まりご指摘いただけたら削除しますのでご面倒ですがメールにてお知らせ下さい。

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