ヨロヨロ旅行記  中央ヨーロッパの旅 2012年10月21日(日)〜10月29日(月)


10月21日(日)1日目  関空(大阪)〜ドーハ(カタール)


ヨロ旅出発!

 いつも旅に出かける前に、ギャルは何かを察知するのか? よく脱走をする。(写真はドーハの空港の看板、シゲ爺には何語かさえも分からない)


多分素顔は可愛い若奥さんかな?

 今回もちょっとした隙に脱走してしまい、飛行機は待ってくれないので、このまま帰って来なければ野良猫になってしまっても仕方ないと、ギャルとの永の別れを覚悟した悲しい出発となった。

それに引きかえ電車の乗り換えも実に順調で、着くのが早過ぎたと思えたが、関空でちょろちょろしてる間に時間が過ぎ退屈する間もなくスムーズに出国手続きもすみ、機上の人になったシゲ爺でありました。

 0時出発5時ドーハ到着だと聞いたので「何だ5時間で着くのか」と思ったらドーハとは6時間の時差があるのである。だから嫌になるほど飛行機の狭い椅子に座り続け(11時間以上) そろそろ着くかと思い地図でどの位置に飛行機がいるのかと確かめたらまだ「インド上空」だから、インドより遠くに行くのは嫌だったんだ!と再認識したシゲ爺でありました。

 その上フライトは古いトラックに乗って砂利道を走る程度のガタガタ道が空の上にもあるようで、感じでは半分以上がガタガタ揺れるのだった。

 シゲ爺も勿論そうだが大阪から乗ったお客さんは、インド上空辺りで疲れきり映画を見る人も殆どいなくなり、画面の飛行ルートを睨みつけ「後何センチでドーハに着く」とそればかり気にして我慢してるのが手に取るように分かった。(笑)

 カタール上空の夜景は人工の美しさではあるが、上等の美術品を見るように美しかった。ドーハの空港近辺は砂漠地帯らしく緑の木々は少しも見られないが、空港内は活気に満ちあふれ人種のルツボを見る思いで他の観光地では見られない人々の生活の匂いがプンプンする。行き来する色んな人々を眺めるだけで眠たい筈なのに目が爛々とかがやいてきてしまったシゲ爺の旅の初日でありました。

 ドーハまでの飛行機内でシゲ爺はまたもや大失敗をやらかしてしまった。 トイレに入り用を済ませた後水を流す段になってどのボタンを押すのか分からないで迷っていると、男の立ち姿の絵が書いてあったので「これに間違いない」と確信し押したら、何やら利いた事のある「ポーン!」と言う機内での警告音が鳴ったではないか?

 これは違うと思いもう一度良く見ると背もたれの下の方に隠れるように「PUSH」と書いてあり慌てて押して外に出たら美しい昔で言う所のスチュワーデスさんがニコニコ笑って立ってるではありませんか!

 OK!OK!何て言いながら出て来たシゲ爺だが、物事をよく考えないで行動してしまう悪い癖がここでも出てしまい、飛行機が墜落の危機に瀕する様な事故でなかったから良かったものの、大きな事故がトイレ内で起きてることがあるので、乗務員の美女さんもヒヤッとしたのではないだろうか?

 ドーハはさすがに温かく、広い広い飛行場で今では珍しいタラップをつけての乗り降りで、一昔前のネパールやタイを思い出すが、関空などは到底ハブ空港になれる筈のない広さで、これから整備し何年後かにドーハに来てみたら立派な中東のハブ空港として賑わってる事でしょう。

 カタールは燃料代が自前なので空港の使用料が安いせいか夜中の筈なのに1分置きくらいに飛行機が離発着している図は関空と言う辺境の地からきた田舎者には驚きとしか良いようがない。

 中東の活気を肌で感じてる間に1時間の乗り継ぎ時間はあっという間に過ぎ去ってしまい、またもやバスで延々と空港内を走りウイーンに飛ぶ機中の人となったのでした。


10月22日(月)2日目  ドーハ(カタール)〜 ブラティスラバ(スロバキア)


ずっと一緒一緒だったドライバーのカルマンさん

 ドーハで乗り継いで約6時間でオーストリアのウイーンへ無事着いたが、飛行機の中は流石に日本人が我々グループ以外いなくなり、飛行機も一回り小さくなり、機内アナウンスもアラビア語と英語とドイツ語かなんかで何を言ってるのかむっちゃくちゃ早口で分からなくなってしまった。

 地球を約半周した訳だがほとんど寝てないのに頭が冴えてしまって、サマータイムを実施してるせいもあって時差は7時間だが本当は8時間あるので日本を出て時計的には12時間程しか立ってないのに本当は20時間以上が過ぎている。

 オイラの脳みそがついて行けない!ウイーンに着いたと思いきや、カルマンさん運転のバスでスロバキヤの「ブラティラバ」に向う「ひっくり返ったテーブル」と称されるティスラバ城見物!

 中庭にしか入れなかったが外観は奇麗に直されていてどこが「ひっくり返ったテーブル」なのか分からない。皆さんでゾロゾロ旧市街を歩いて散策、日本で言えば室町や江戸時代に作られた街は実に美しく豪華で近代的にさえ見える。

 中央ヨーロッパの小国はどこも紛争に巻き込まれてばかりの大変な国ばかりで、海に囲まれたジパングと言う辺境の地からみたら、石作りで立派なお城や教会ではあるが、燃えないから500年600年と残っているのであって、王様も庶民も常に隣国や大国に脅かされる不安定な国作りをして来たようだ。

 だから庶民も自分の信念が強そうに感じたし、かつてのソ連人(ロシア)を今なお好きになれないで観光にも絶対に来て欲しくないと思い続けているのは、日本人の節操のなさに比べて一本筋の通った頑固さで、先祖からのDNAがそうさせているのだろうか。

 ホテルは城のすぐ下で、警備の厳しいアメリカ大使館からもそれ程遠くなく、ドナウ川のすぐ横という最高の場所にあり、元気があれば夜遊びで旧市街に行けるのだが、今日はダメ! 早く寝たい!


ドライブインの出口でヒッチする若者!


ガソリンスタンド(どこもセルフだった)


ヨーロッパハイウエイを国境を越えひた走る!


スロバキアはどこも落書きだらけだった!


バス乗り場に急ぐ若者たち!


グラティスラバ城城壁で語らう若者!


夕方のバスステーション


街で人気のアイスクリーム屋さん


熟年もなぜかかっこ良い!


ホテル前の公園


マンホールから見物か?


土産物店の店先


何故か疲れたナポレオン像が?


城門のドアの把手


シゲ爺のみつけたレデーガガ!


カツラではないようですよ!


ブラティスラバのホテル前の公園で!

 ブラティスラバのホテルで少し早起きし、朝食前にライン川を渡り対岸まで嫁と散歩! そしてホテルのすぐ前にある戴冠式もやったと言う格式の有った教会の写真撮りに行ってくる。 観光客はドイツ人が多いのか(スキンヘッドの男が多いのを見てそう感じてしまった)男女とも若者は驚く程の小顔で引きつけられる程の美しさだ!

 朝の散歩はゆったりとした良い時間だった。 道路では一番優先権のあるのが路面電車で、信号の無い所では路面電車が最優先、その次が歩行者で道路を渡る素振りを見せれば殆どの車は優しく止まってくれた。 優しくと書いたのは日本と違い本当に優しくなのだ、ニッコリ笑って何人いてもせかす事無くゆっくり待ってくれるのだ。


早朝から掃除をしていた!


朝の通勤が始まる!


10月23日(火)3日目  ブラティスラバ(スロバキア)〜 テルチ(チェコ)


テルチ(世界遺産)

 9時30分ホテルを出発245キロ先のテルチ(チェコ)にカルマンさん運転のベンツのバスで向う、昼食後、世界遺産のルネサンス風の建物群のテルチを散策!よく映画等に出てくるおとぎ話のような建物が並んでいるあの場所だ。

 もちろん石畳で美しく保存されてるが中世ヨーロッパの古い古い建築物で日本は室町時代とかでチマチマやってる時の商店街なのかも知れない?

 中庭の一方には城があり教会あり池ありで写真を撮るには事欠かないが、なぜかシゲ爺はどこを撮って良いのか分からなくてマゴマゴするばかりでした。城の中はフランスかどこかの撮影隊が半月ほど貸し切りで入る事が出来なかったが、おかげで扮装をしたスターをみつけ彼らを追っかけたので裏道で皆さんが行かない良い所を見つけてしまった。

 そのせいで道に迷ってしまいバスの集合時間ギリギリになってしまった。


城の裏側の池(紅葉が美しかった)


テルチの街を散策する映画スター達!


食事する家族!


テルチ城の裏庭は紅葉だらけ!


ルネサンス風の建物群(テルチ広場)


広場にあった井戸(ちゃんと水がでたよ!)


憧れのプラハ

 テルチから160キロほど走りいよいよプラハに入る、山の上の大きなストラホフ教会の中にあるビヤレストランで夕食、教会が造る特製ビールを飲めないのに夫婦で楽しむ!(旅の時はビールもコーラもコーヒーもほとんどのレストランでは同じなので、昼も夜もビールを飲んでいる)

 教会から見るプラハの夜景が美しいと言うので暗い石畳と階段をつたい夜景をを見に行くがあいにくの霧が少しかかりちょっと残念でした。


教会に敷かれた石畳


ライトアップされた「ストラホフ教会」


プラハの夜景!


ストラホフ教会の門扉


夜は真っ暗で、ロマンさえ感じてしまう!


男性のトイレは位置が高いので、シゲ爺はつま先立つこともある?


10月24日(水)4日目  プラハ(チェコ)


プラハ城

 プラハ市街を見下ろすプラハ城、歴代王の居城そのもの、その表現は写真にも文章にも表す事は出来ませんので、気になる方は行って自分の目で確かめてもらうしかありません、その際は是非「阪急旅行のトラピクス」さんをご利用下さい(笑)

 バスの入れない旧市街地へは、各国の観光客に混じって徒歩でぞろぞろと石畳を歩く。カレル橋はじめどこを向いても中世で、現代的なものと言えば我々観光客とそれを狙うスリくらいか?


プラハ城マンホール


プラハの街


又々プラハのマンホール


お菓子屋さんの店先


皆さんが触るカレル橋の名物の一つ


カレル橋の触れば幸せになる像!


カレル橋は鍵がなぜか沢山かけてあった?


カレル橋で見かけたカップル!


芸術的な土産物屋さん!


旧市街広場に集まった人々!


クララさんと再会する。

 市役所の近くのレストランで昼食後、我々2人はツアーから離脱して、日本の岡山で知り合ったクララさんと待ち合わせして市役所前(写真)で上手く合流! クララさんと携帯で連絡を取ったが「+01234・・・」と続く電話など日本で掛けた事がないのでおっかなびっくり電話したが見事すぐつながり、先ずデパートで美味いと有名な喫茶店でコーヒーを飲み、クララさんのマイカーで観光客の行かない穴場のプラハを案内して頂く。

 聖ナカロゴロビア教会の中庭散策、そこの隣にある有名な芸術家(作者名を忘れてしまった)の作品を飾ったレストランの広場(無料)やヴィシェフラッドと言うプラハ最古の城があった、広い静かな見晴らしの良い公園に行き静かで良い時間を過ごす。 そこにも大きな教会があり内部の撮影をフラッシュを焚かない約束で撮影させてもらう。

 この辺りの国の人々もお墓を大事にするそうで、その教会は日本の高野山みたいに有名人の立派な墓が並んでいて、それぞれにお参りする人が供えた真新しい花があちこちの供えてあった。


人気の芸術家の作品群


人気の芸術家の作品群


人気の芸術家の作品群


ヴィシェフラッド城の初代の教会


ヴィシェフラッド城からの市街地


ヴィシェフラッド城からの市街地


ヴィシェフラッド城から聖ペテロ聖パウロ教会の塔


ヴィシェフラッド城の城壁


ヴィシェフラッド城公園の遊具


ヴィシェフラッド城公園とベンチ


ヴィシェフラッド城公園のリス


ヴィシェフラッド城からみたトラムとヴルタヴァ川


プラハの街を堪能!

 連日パッとしない天気で、霧雨と日本では美しい言葉で表現するが、こちらでは「ミスト」と言って健康に良さげな表現をしてて、雨も又良しかな?

 ツアーの夕食をキャンセルしクララさんご夫婦と我々4人でクララさんの家の近くのおしゃれなレストランでチェコ料理を頂く、メニューの一部はイノシシとアヒル、ビーフを違う調理法で、キノコや野菜他食べきれない量で残すのが当たり前の量だったが、残しても良いほど注文してくれたみたいで、

 こちらでは残った物は全部テイクアウト出来るよううに店がちゃんとしてくれたから、そんな事になれてない我々はそのシステムに感心しきりでした。

 帰りは又クララさん運転の車でホテル迄送ってもらい再会を日本でと約し楽しいプラハも今夜でおしまいです。(写真はヴィシェフラッド城からみたヴルタヴァ川に架かる3本の橋とプラハ城遠望)


10月25日(木)5日目  プラハ(チェコ)〜 ウィーン(オーストリア)


チェコ最後はチェスキー・クロムロフに!

 プラハのホテル二日目、ホテルでは連日美味いビュッフェスタイルの朝食をたらふく食べ本日は180キロほど離れたチェスキー・クロムロフと言う世界でも屈指の美しい街と数えられている世界遺産までバスで走る。

チェスキー・クロムロフ城と石畳が入り組んだ旧市街はやはり素人のシゲ爺には写真で表現が出来ませんので、こちらもどうぞ阪急旅行社をご利用ください(笑)

城と街とスリのスリルを堪能した後オーストリアのウイーンに向けて220キロのバス旅は続きます。それにしてもこの辺の道はどこもここも狭く、ドライバーの運転技術は当然プロだから上手いが、道路を良く知ってるのには感心しきりのシゲ爺です。何しろヨーロッパ中が今や国境が無くなったので、検問無しでバスは止まる事無くワンマンで休憩はするももの(日本人と中国人はトイレ休憩が多いらしい)交代無しで走り抜けるのだから、体力知力と男前さには参ってしまう(笑)

ヨーロッパハイウエイには料金所は一ヵ所も見当たらなく、無料なのだろうか? クララさんに聞いたら一日券とか一週間券を買い、ウインドウに張っておくそうだが、それもバスには見当たらなかった?

ハイウエイを走っていてトイレ休憩でドライブインに入ると、出口でヒッチハイクの若者に良く出会ったが、バスは乗せてもらえないお互いに笑って手を振ってるがこんな景色もまた楽しい!


街の土産物屋さん


チェスキー・クロムロフの展望台で!


チェスキー・クロムロフの旧市街と郊外


チェスキー・クロムロフ城からみたモルダウ川と市街地


10月26日(金)6日目  ウィーン(オーストリア)〜 ブダペスト(ハンガリー)


シェーンブルン宮殿!

 ウイーンも又豪華絢爛! 先ずはハプスブルク家の夏の宮殿「シェーンブルン宮殿」(世界遺産)あのマリアーテレジアの子供がマリー・アントワネットだと言うからえらい広い家に生まれたもんだ。

 ハプスブルク皇帝の狩り場に建てられた夏の宮殿は笑うしか無い広さと規模で「立てば半畳寝て一畳」なんて言う日本の禅の極意から考えると到底想像すら出来ない広さの宮殿なのだ、それも夏場の一時を過ごす為の建物だったと言うから、その影で庶民はどれほど泣いていたのやら?


宮殿の階段


庭園から丘の上のグロリエッテを望む


庭園の一部分


宮殿内部は木レンガが敷き詰められ美しい!


ベルヴェデル宮殿!

 そして次に行った成り上がりの将軍が軍功の褒美に貰ったという、バロック様式の「ベルヴェデル宮殿」も褒美にしては凄すぎる、庭園の遥か先迄がご褒美だったんだってさ! それに比べたら日本の兵隊さんはそんなに貰ってないよな〜!

 ウイーンの宮殿を観光後「国際特急列車」でブダペスト(ハンガリー)へ、うたい文句はオーストリアが誇る特急列車とあるが、音も無く発車していくつかの駅に止まったが、それほどのスピードが出る訳では無く、どうやら静かに走るのがオーストリアが誇るポイントらしい? 我々の荷物を積んでは走ったカルマンさん運転のバスと同じ時間にブダペストについたようだからいかに早い特急列車か分かってもらえると思います(笑)


ベルヴェデル宮殿正面


ベルヴェデル宮殿の庭園


ジプシーの演奏に拍手喝采!


10月27日(土)7日目  ブダペスト(ハンガリー)


ブダペスト駅前の写真!

 歴史的にはナポレオンやローマ帝国が出て来て古いのは分かるが、織田信長と比べてどうなんだと言われてもシゲ爺にはどちらの時代も生きてないのでどうこう言えない、

 ブダ地区とペスト地区に別れたブダペストは昔からドナウ川の重要な位置にあり、魚市場があった場所に漁師がそこを守るために作られた「漁夫の砦」が一番の観光地になってるようだ。今日はミストではなく生憎の雨にたたられ傘をさしての観光となってしまった。

 今迄見て来た城も城壁も個人の家も皆石作りで、その耐用年数には驚かされるが、ここも何百年も前にこんな素晴らしい建築物を造った人間がいた事に驚かされる。


修復前で銃弾の跡が多数残った建物!


お待たせマンホールです(笑)


漁夫の砦広場の水道(もちろん現役)


旧王宮の近衛兵(交代中)


漁夫の砦から広場を見る!


歴代の王が戴冠式に使った王冠(オリジナル?)

 午後は自由時間だったが、オプショナルで国会議事堂と中央市場を見物する。 国会議事堂は金ぴかで歴代の王様が戴冠式に使った本ものの王冠がデンと飾られ、2人の衛兵が時々剣に手をかけて見物人を脅かしながら守っている(笑)

 中央市場は余り時間がなくて見回り程度で、お金を使ったのはトイレに入ったくらいで、2人で100円程度かな? だいたい町中のトイレや一部教会など半分以上のトイレは有料で、無料のトイレがあったら、ガイドがわざわざ「ここは無料ですからここで済ませて下さい」と教える程です。

 夜はメインとも言うべき「ドナウ川ナイトクルーズ」で雨と強い風との寒さに震えながら船外で旅の醍醐味を楽しみました。


国会内の休憩時に議員が座るソファー


議員が使っていた葉巻タバコ置き(今はもちろん禁煙!)


市場の有料トイレの入り口(約50円ほど)


市場の唐辛子屋さんの店先


シゲ爺が臭いと言ってるのでは無いと思います(笑)


ドナウ川観光船


鎖橋


国会議事堂のライトアップ


王宮


マーチャーシュ教会


10月28日(日)8日目  ブダペスト(ハンガリー)


川の向こうはスロバキア

 ブダペストのホテルに連泊、これは荷物を持った旅人にとってとても楽でした。午前中やはりオプショナルツアー、バスで一時間ほどのドナウベント観光、

 ドナウにそって紅葉の道をドライブ、そして今は田舎町の古都セントンドレ地方のクレバーニア教会と目の前は違う国と言う中央ヨーロッパの複雑な関係をみるようで、日本の平和ボケを反省させられる様な景色を見せられ、ここを訪れた事は中々の良い観光と言えるでしょう。


クレバーニア教会が造っているワイン


古都セントンドレ地方のクレバーニア教会入り口


ドナウベントの土産物屋さん


ドナウベント街の屋根越しに!


ドナウベントの広場近くの路地


中世の街のコインランドリー


旅は無事に快適に終わりました。

 写真は古都セントンドレ地方のクレバーニア教会の正面です。教会の中では日曜の小さなミサも行われていて、信者ではないがその一端をかいま見る事が出来た事も、おおむねキリスト教圏を旅した今回の旅の締めくくりとしては良かったのではないかとおもっています。

 午後ブダペストよりドーハに向けて飛行機です! 帰りはことりとも揺れない快適過ぎる5時間のフライト!


10月29日(月)9日目  ドーハ(カタール)〜 関空

 ドーハで乗り継いで一路関空へ! 時差などのかんけいもあり、頭の中で時間や日にちの計算が出来なくなってしまってるが、来る時11時間もかかった関空→ドーハが帰りは偏西風に乗るので9時間になってしまった。

 それもまるでチューブの中を飛んでるようで、エンジンの音さえかすかでして、何かで飛行機がつり下げられているのではないかと思える程揺れないで退屈するまもなく映画を2本見てる間に関空に着いてしまった。

 アハハおいらは面白かった、ヨロ旅中央ヨーロッパはこれでおしまい!


旅の追伸です。

 プラハを我々が去って2日後には雪が降ったそうで、良かったのかそれともその景色を見られなくて残念だったのか? クララさんから昨日送ってくれたプラハの郊外の写真です。