上宝村の田頃家(たごろけ)棚田は、交番で聞いても分からない所だった。 当たりを付けて畑仕事をしてる、ばあちゃんに聞いたら「棚田百選に選ばれている」とのことだが、水田のほとんどが村の指導で山椒畑にしてしまったそうだ。でも昨年原因不明の病気が発生して、良い木ばかりが枯れてしまい「がっかりだね」とおばあちゃんは悲しそうな顔をした。 私が嫁にきた30年前は、全て田んぼだったが、今は年寄りばかりで田んぼを作る人はなく、棚田は「山椒」を植え、特産品として生計をたててるが、「隣の温泉街とは別世界だ」と言って笑ってた。 サムネイルをクリックすると大きな写真になります |