途中の案内板に「石の芸術」とあったから、てっきり石のオブジェか何かがあるのかと思ったら、城壁のような見事な棚田だった。

昔は、これほどの労力を費やす値打ちが田んぼにはあったのだろう。

今は自動車はじめ長生きのための薬、ありとあらゆる工業製品を作ることが日本人の生き甲斐になってるようだ、食べるものはどんなに農薬を使っていようと、今日すぐに身体に影響がある訳でないから「ま いいか」なんて言うことで微量に毒の入った形の美しい、工業製品に近い農作物を毎日食べ続けているいる。

この辺で日本人の食について考えなおす時期に来てるのではないかと、先人が残した偉大な棚田の前で考えこんでしまった。



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