リタイアからの出発 ヨロヨロ旅行記 四国88ヶ所遍路旅


 
第六十六番 雲辺寺 (うんぺんじ)  

2回目遍路旅  2007年4月18日(水) 10日目

 

香川県に入り、いよいよ涅槃の道場となるが、我々は相変わらず雑念いっぱい!でありまして、どのお寺に行っても平成の建て替え、庭の造りかえと忙しく、新しい石仏が所狭しと並び、まるで石屋さんの展示場のようなお寺まである始末でして、それらは今、立て直しなければ危ないような門や本堂、その他の建物ではないように思えてならない?そんなにお金があるなら他に困った人が沢山有るのだから(私もその中に入れて下さいね)お金の使い方をひとひねりしたら、いかがなものかと思ってしまう。

その方が昔の美しい建物は保存されるし、第一お大師さんの教えに叶ってるのではないかな〜!!なんて台風みたいに吹き荒れ、後にはなにも残さない遍路をしてる、心の狭い私のこれまでの感想です。

真面目に歩いている人達は、ひたすらお大師さんにすがり、自分を見つめる旅をしてるので、建物が美しいだの庭が立派だの、こんな狭い考えや感想は無いと思うが、ほとんどの参拝者は車できてるのだから、観光客であって仕方のない事なのかも知れないが、お大師さんで商売されたらかなわんわ?でもお大師さん私の友達のことだけはよろしくお願いしますよ!合掌!












 

1回目遍路旅  2006年4月21日(木) 7日目 PM12:27

 


第六十六番 雲辺寺へのロープウエイ

イトーさんの足の加減もあって、ロープウエイを使う

お金は(2000円)イトーさんに出していただく。

スピードが日本一早いそうで、海抜千メートルで札所一の高所にあり歩けば大変だが、ロープウェイのおかげであっと言う間だった。


第六十六番 雲辺寺

長いロープウエイであっと言うまに着いてしまった。

1番高い所にある、霊場だそうで、寒い寒い昼なのに4℃だ


雲辺寺慈母観音


雲辺寺五百羅漢


雲辺寺本堂の全景

土佐から出て阿波を席捲し、当時破竹の勢いであった長曽我部元親が、この山の裏山に登り、四国を併合せんとの野望を語った時、旧知であった駿崇という当時の住職が「それは茶釜の蓋で水桶に蓋をしようとするもの」つまり分不相応なことはやめなさいと諌めた話が「四国軍記」に書かれている。(四国88ヶ所地図より)


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