・・・ヨット造りの工程2・・・

進水式 1970年(昭和45年)8月2日


船がでないので、垣根を壊して出す。車に慎重に乗せる。
友達や近所の人達みんなに手伝ってもらう。
晴れがましくもあり、はずかしい1日でした。


海までの道のりは狭く、電線が低いので、電線を押し上げながら、ソロソロ進む。

いよいよ、進水式の現場に着いた。

12時、無事進水式が出来る。恥ずかしいので、小さくバンザイ!

マストがないので、何となくマヌケな船ですが、私の汗と、努力の結晶でーす!

友達や近所の皆さんには、いつも行くたびにお世話になりました。前田さんには散髪までしてもらいました。食事や、洗濯、宿泊とおせわになった、造船所のご主人と奥さん、本当に有り難うございました。



さっそく訪れた台風10号。三輪崎の漁港に避難。漁船はみんな陸に揚げてあるので、私のヨットだけ、ポツリと真ん中で風と波に耐えてます。


マストの材料。これがどうやってマストになるかわかりますか。

マストを作っているところ。すごく複雑な溝を上手に作り、さすがプロだと感心する。

1971年(昭和46年) 6月

冬は貝殻落としと、手すりなど艤装のために陸揚げしている。

この頃は、近くの新宮市に職を求め、ヨットとともに生活していた。仕事が終わったら、陸上のヨットに帰り寝泊する。
会社の隅に置かせてもらったヨット。


このページのトップへ 前のページへ 次のページへ