・・・ヨット造りの工程1・・・

格安で手に入った図面


相場20万円位の所、5万円だったかなー

船体の骨の一部


骨組みの材料は、すべてケヤキ

1968年(昭和43年)正月 外板を張り終える


大阪でわずかなお金をせっせと貯めて、少しまとまったら、それを持って夜汽車に乗り、宇久井の造船所に行った。

そのお金分の製作をお願いして、そこでご馳走になり、お酒を飲み、夜遅くまで夢を語った。

そして、何日か泊めて貰い、私も一緒に出来る作業を手伝い、充実した日々を送る。


1969年(昭和44年) 夏



休みの日や、夜などは、いつも友達の誰かが来て、作業を手伝ってくれる。

この日は、ペーパーがけを手伝ってくれる。ほこりが一杯出て、大変な作業です。


1970年(昭和45年) 5〜6月



ペーパーがけを初めて、もう1年近くなるのに、まだ、船体のペーパーがけをしています。

この頃は、いつもお世話になっていた造船所のお宅から、船の中に布団を持ち込み、船で寝泊まりをしながらの作業になった。

仕事を辞めて1ケ月程、ヨット造りに専念する。


バラストを取り付ける


バラストを取り付けるには、小屋の中が狭くなり、外に出して、ドラム缶の台に乗せる。

1970年(昭和45年)7月
バラストを組み立てる。400Kgの鉄のかたまりは、人力では大変な重さだった。倒れないよう、慎重に作業する。

バラストを船体に取り付けたら、随分ヨットらしくなった。

木の部分が腐らないように、グラスファイバーを何重にも塗り、仕上げる。

竜骨にしっかりボルトで止める。

後ろから見たら、こんな感じ。

喫水線も入り、もう立派なヨットになりました。
後は、細かな艤装とマスト造り。

陸の上のヨットで遊ぶ近所の子供達。

窓を作る


岩崎君 窓枠を丁寧に作ってくれる。

船底のペンキ塗り


美しさに見とれる。

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