ヨット造りを始める |
ひとくちにヨットと言っても、命を預ける乗り物を造るのだから、やはり大変でした。 まづ設計図を手に入れなければなりません。しかし、調べてみると、紙に線を引いただけなのに、想像以上に高額なのにびっくりしました。 そこから、私の運の良いところ、素晴らしい出合いの始まりです。 その製材所の職人さんが、「親戚の人で横浜でヨットなどを造っていて、最近田舎に帰ってきた人がいるので、紹介してあげる。」と言ってくれたのです。 海の恐さなど何一つ知らない私に、ヨットの形や、強度、バランスを何処で作るか、帆やエンジンの事などなど、一杯教えてもらう事になりました。 そして結論は、すべての自作は無理だと言う事が分かりました。なるべくできる事を手伝い、出来るだけ安く作ってもらう事になりました。 ずいぶん昔の事になるし、その頃は(今もですが)遊ぶ事に一生懸命で、日記など書いていないので、記憶をつなぎ合わせていきます。間違いや、勘違いなど多々あると思いますが、今となってはどうにもなりません。 |