リタイアからの出発

ヨロヨロ旅行記 鳥取〜島根 10月2日(土)〜10月7日(木)


10月2日
夕方、例により全線一般道を走る貧乏旅に出ました。我らの走るホテル「よろよろ号」(ナンバーが46-46)は快調に鳥取80キロほど手前の道の駅に着きました。明日は鳥取で河本さんの「陶芸展」をみてから、島根でお世話になった人を訪ね、鳥取の友達んちに押しかけたりして3〜4日の小さな旅をしようとしてます。
10月3日
朝7時バイクの排気音で、目覚める。初めて見る数のバイク、バイク!40台以上有るらしい。ショプのツーリングらしい、大山まで列ねて行くそうな。みんな楽しんで帰宅することを祈ってます。
砂丘
鳥取砂丘 
40年ぶりに、鳥取砂丘にきてみた。人も土産物屋さんも、ホテルまで出来ていて時の流れになっとく!40年前はここで一泊したもんだ。あの頃はラクダはあったか?思いだせない!
10月4日 道の駅「湯の川」にて
ゆうべは「玉造温泉」で風呂をいただき、道の駅のような施設「なんたら?かんたら?」があったので我がよろよろホテルを止めたが、トイレの電気が点かない、ちょっと変だが、「まー良いか」しかし夜中駐車場内の電気も全部消えてしまった。どうにも気持ち悪いので1時過ぎから、又走りだし、ここ「道の駅ー湯の川」に着いた。ここは四星の(私の勝手な判定)駅だ。芋の健康朝食を済ませたし、コーヒーも飲んだ。今からまず、義妹の祭られた「出雲大社」にお参りして太田市の恩人を訪ねたいと思います。
出雲大社にて
ここも40年ぶりに、お参りした。義妹に「あまり早く迎えに来ないように」たのんできた。
10月5日 三瓶埋没林公園にて
三瓶の埋没林公園にきてます。昨夜は恩人の先生の家に泊めていただき、夕方「石見銀山に連れて行ってもらいましたが、5時を回っていたので入れませんでした、が町並みを「世界遺産」に登録を目指しているそうで、侍のむかしを感じさせる町並みを楽しみました。一夜空け今、火山で立木が生き埋めになったのが展示されていて、3500年前の杉の木が皮をつけたまま現在に現れ考古学に興味のない私にも、人の寿命の短さを感じずにいられません。又少し哲学をしてしまいました。柄になくと笑われそうですが!
荒神谷遺跡
今日は遺跡巡りの旅になりました。神話の里出雲!らしい旅です。なぜこんな山奥にきれいに並べて刀や槍や銅鐸を埋めたのか?学者にわからないものを私に分かる筈はありません。
10月6日「秋鹿なぎさ公園」道の駅
外灯の明かりが、自然のあかりにかき消される時、国道を走る車の音も違って聞こえます。その音で「あ」そろそろ起きる時間かな?と感じるようになりました。昨日行った「三瓶山」はずいぶん小さく見えてます。
美保之崎にて!
期待以上の美しいところでした。神話の国らしく、いたるところ、神話だらけ!有り難やありがたや!海が特に美しい。
歌で有名な!
一本切りゃ、五本。の「関の五本松」に登って来ました。と言っても歩くのは少しで、リフト(500円)二分くらいで連れて行ってくれました。小さいさんだい三代目の松が済まなさそうに立っていました。
天空の湯!
倉吉市の「福光焼」窯元、河本さんのアトリエを訪ねる。関の五本松と足立美術館がハズレだったので、河本さんを訪ねてよかった。自宅に登り窯があってびっくり、70回目の窯だしをしたところで、鳥取での展示会と重なり、作品がその辺でごろごろ!初めて登り窯を見たので、感激でした。それから一時間の山越えで岡山の富村に、墨アートの島田さんを訪ねたが、留守だったので、最近出来たのとろ温泉「天空の湯」に初めて行って来ました。湯冷めしそうになりながら、彼女が帰るのを待ってます。
足立美術館
島根県 足立美術館
足立美術館
島根県 足立美術館 
足立美術館
島根県 足立美術館
竹内
島根県の竹内さんの孫 
10月7日 富村にて!
墨絵アートの島田さん宅で一泊、アトリエで13日から滋賀での展覧会の手伝いのようなことをする。すぐ終わったので作品を並べてうだうだしてます。


無事定年を迎え、今までの思いでの中で一番大きなものは、何と言っても17歳の自転車旅行です。

その時お世話になった人たちは、40年経った今でも私を支え続けてくれています。

人生はお金ではなく「真心」だと教えてくれました。「変わらぬ友情」だと教えてくれました。私達の結婚を北海道で挙げたとき、仲立ちをしてくれたのも自転車旅行で知り合った人でした。

それらの懐かしい人たちを訪ね、元気な顔を見て話に花が咲き、更に友情が深まり、私の生き方に間違いが無かったことを知りました。

先日の北海道までの旅行、今回島根県まで足を延ばし、旅行でお世話になった人達には、ほとんど合うことが出来ました。



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