リタイアからの出発 ヨロヨロ旅行記 4回目の北海道-3(舞鶴〜北海道〜敦賀)

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2007年9月20日(木) 十勝岳から美瑛へ

フェリ-

上富良野の景色

ファーム富田

今回もラベンダーは無く、平坦な花畑だけに変化に乏しく、名前は忘れたが夕べ寝た花畑の方が、傾斜があり立体的に花が見えて美しく感じた。

隣には富田メロンハウスが新しく出来ていて、看板をみるかぎり仲が悪いらしく、あっちで買った食べ物をこっちに持ちこまないで!何て書いてある。きっと兄弟で遺産相続なんかで揉めて、もらった土地に弟が土産物屋を始めちゃた?なんてことをヒマに任せて考えてみたのですが、、、、こんな疑問は従業員に聞いてみたほうが良いじゃろか?


有名な「富田ファーム」


ホテルを開業した花畑の駐車場

冬はスキー場になる花畑

フェリ-

熱い「吹上温泉」

吹上温泉

更別の荒木さんに教えてもらった「吹上温泉」に入ってきた。

屋根も何にもない露天風呂で、「女の人はタオルなどで工夫して入ってください」と看板に書いてある通り、我々が行った時は、男ばかり5人が入っていて、とても嫁さんが入れる雰囲気ではなく、足湯でもしょうがない?と言ってたら若い子供連れの夫婦が来たので、水着を着たその若奥さんといっしょに、服のまま嫁さんもどうにか入ることが出来ました。

もちろん源泉かけ流しで、熱いので有名らしく!祕湯ブームで、観光客が夏の間どんどん押し寄せて、やっと地元の人がのんびり入れるようになった、と車で寝泊まりして湯治をしてる何組かのおっちゃんが話してた。

確かに熱いが(本当に熱い方の湯船には手をつけただけだが)後はすっきり足腰が軽くなった。

フェリ-

十勝岳展望台にてしばらく待ったらキリが晴れ

十勝岳

雨は小降りになったものの、山の稜線は見えるはずはない。

雨の美瑛ではする事がないので、山の上で「晴れないかなあ〜ぁ」なんて、昼寝をしながら待ってたら、諦めかけた頃、さあ〜と風が流れだして雲がきれてくれました。

これは全部私の行いが良いからだと思ってる!




嫁がケルンを積む

噴煙をあげる十勝岳

美しい苔

名前は分からないが高山植物?

可憐なリンドウが咲き乱れ

フェリ-

道の駅「びえい・丘のくら」

美瑛の道の駅

道の駅 びえい丘のくら。

駅前の商店街のど真ん中にあり、なんとも落ち着かない入りにくい不思議な道の駅である。それでも仲間が6台ほど泊まっていた!

2007年9月21日(金) 美瑛〜旭山動物園へ

フェリ-

観光バスが絶えない美瑛のスターの木の一本

セブンスターの木

前回はケンとメリーの木だったので、今回はセブンスターの木を発表です。

なんてことない一本の木ですが、テレビの力は絶大で、バスが何台も来てます。


マイルドセブンの木

親子の木


美瑛の美しい景色

美瑛のひまわり畑

ごきげんなS男君

美瑛パッチワークの丘






何だかカッコイイクモ



ぜぶるの丘

フェリ-

あの旭山動物園

北海道に来て一番の人ごみに遭遇!人気だと聞いていたので、向学のために来てみたが、驚いている!平日だと言うのに、この人の波はなんなのだ!それも大人ばかり!

テレビでお馴染みの白クマのモグモグショーは並ぶのが遅くなり見れなかったが、アザラシのもぐもぐショーもヒョウの金網登りや、ペンギンのトンネルくぐり、などなど何十年振りの動物園を楽しんでいる。

ちなみに今日の園内はこれでも空いてるそうだ。


旭山動物園

アザラシ館

アザラシのモグモグタイム

アザラシのモグモグタイム

フェリ-

ヒョウは頭の上で昼寝を「おしっこ注意」

旭山動物園にて

ヒョウが頭の上で寝てます。ふさふさの毛並みが美しく、肉球に触りたい衝動にかられる。


タイガーの昼寝

メスライオンの昼寝

フェリ-

人気の一つペンギンのトンネル

旭山動物園

ペンギンのトンネルくぐり!あの歩く姿からは想像出来ないスピードで頭の上を泳いでる。


客は喜んだので、さぁーお家にかえろ!

フェリ-

シロクマのダイブはは想像以上の迫力だった

旭山動物園

再度並んで、白クマの泳いでいるところを見ることが出来た!テレビで見るより数倍の迫力!




一日1万歩が目標なんだ!

もう だめ!疲れちゃった

一人で遊びなさい!

呼び物のオランウータンの渡り

無事渡り終えた母親

子供はその後に続く

届かない所の餌は 枝を使い器用にに餌を取る

赤ちゃんはガッチリお腹に掴まっている
2007年9月22日(土) 大雪 銀泉台へ

フェリ-

デッカイ ビルの一角にある「旭川の道の駅」

旭川の道の駅

昨日 動物園を出て、車のエンジンをかけた瞬間、凄いタイミングで雨が降り出し、その雨はますます強く、夜中まで降り続いた。

ここ旭川道の駅に着いた時は、仲間は2〜3台で「大都会の真ん中で、道の駅と言うより市役所」と言った感じで、泊まりにくいかな?案の定一晩中車が出入りしてうるさい!

朝起きてびっくり!駐車場はほぼ仲間で満車!その内地元らしき車も来ていっぱいになってしまった。

今日から3日間、ここで「フェスティバル2007」があるらしく、駐車場は何となく興奮している。

私も限定のプリンとカニ汁を密かに狙ったりして!

フェリ-

デッカイドウー北海道を字で行くこの山盛りのかに汁

旭川フェスティバルにて

写真の通り、山盛りのカニが入った「カニ汁」が400円です。安〜ぅ!

フェリ-

層雲峡

日本一早い紅葉!

大雪 銀泉台の紅葉を見に来てます。シャトルバスで30分(400円)それから登山で30分で見事な紅葉に出会えました。


銀泉台行きのシャトルバス


どこを切り取っても絵になる紅葉







道の駅 温根湯温泉にて

温根湯温泉と言っても、ここには温泉はない!それで手前の初めての温泉に入ったが、カサカサ肌の私だが、5分ほど浸かっていると、なななぁん〜と、スベスベになったではないか?温泉の名も「すべすべ温泉」皆さんも覚えてこの辺に来た時は500円を握りしめて、すべすべ温泉にどうぞ!広い休暇室もありますから!

2007年9月23日(日) アキアジ釣り

フェリ-

電車でバス、JRであり網走バスの世界初のDMV

再び小清水に!

時間が出来たので、来年にと思っていた「アキアジ釣り」を、今年に前倒ししてやることになった。

網走のいつもの釣具屋さんで、リールと竿立て、仕掛けにエサなど一式を揃えて、小清水の道の駅に来てみたが、連休の最中で竿がズラリ並び、やっと入れる隙間を見つけたが、波が高くほとんど上がってないようだ。

もちろん私はエサも取られない状態で、昼過ぎ我が家に帰ってきた。ま 家が近いから良いけどね?

小清水の駅から出発する世界初の乗り物を見つけた。(DMV)バスであり線路も走る、何とも中途半端な乗り物だ。

定員たった12人なのに、乗務員が3人、バスの運転手に電車の運転手、ガイドさんだ、さらに作業員や駅員など15人ほどがこのために駆り出され、土日祝日しか運行されないが、えらい赤字だと、さる関係者が話してた。


はまなすの花

はまなすの実
2007年9月24日(月) アキアジ釣り2日目

フェリ-

朝日が昇る頃が釣り時

羅臼岳からの朝日

本日も波高し、釣りはならず、ほとんど竿は立ってなく、せっかくなのでやってみたが、仕掛けを全部とばした。

これから斜里町まで買いに行ってきます。

朝一の釣果に満足
2007年9月25日(火) アキアジ釣り3日目

フェリ-

午前中の釣果

アキアジ釣り

隣に泊まった湘南ナンバーのおっちゃんに(八川さん)ルアーの出来るポイントを教えてもらい、朝4時から出掛けた。

ビックリコン!なんと1メートル(本当は2メートルくらい)間隔で釣り人が並び、投げた者勝ち状態で、列に入れない人は後ろで待ってると、おまつりしたり、釣り上げたら瞬間その場を離れるので、すかさず待っていた人が入る、と言う案配で、その忙しいやら難しいやら。

でも2時間ほどで2本釣れたので、引き上げて、長靴では波がくるたびに大変な思いをするので、思い切って来年に備えてのことも考え「胴長」を買うことにした。

今日も20キロ離れた斜里に行くことになった。


ヨロヨロホテル開業の場所

満足の釣果

フェリ-

本日午後の釣果

胴長を買ったぞ!

胴長やら新しいルアーやらを買って、風呂に行こうと思ったが、その前にちょっと胴長の検査の為に朝の釣り場に行ってみる。

想定外のえらい大漁で!立て続けに6本がかかり、今日は都合8本も釣ってしまった。

真っ暗になるまで、魚の処理をして、斜里のクロネコヤマトに運び、今日1日で斜里を3往復した。

どうだ!もう魚を釣っても貰ってくれる人も居らんので、明日は釣れないように釣ります。

2007年9月26日(水) アキアジ釣り4日目

1日中オフ!

冷たい風が吹き荒れ、さすがに釣り人はゼロ!

ひと月も ここ浜小清水の道の駅をベースに釣りをする、釣りキチの人と知り合って、アドバイスをいっぱい受ける。こんな楽しいオフがたまにあるから路上生活は楽しい!

今回はカラフトマスを釣るのが目的だったが、アキアジ(シャケ)を9匹も釣ってしまった。

明日昼頃は移動するが、もし波が収まったら、もう一度竿が出せそうだが、でもこの大波はそう簡単には収まりそうにない。


釣り仲間のホテル郡

釣りの師匠と

荒れるオホーツク(後ろは知床)

荒れるオホーツク
2007年9月28日(金) アキアジ釣り6日目

フェリ-

ぶっこみに初ヒット

竿おさめらんねー!

昨日が釣りのタイムリミットだったが、相変わらずの波で、せっかく買ったブッコミの道具を使いたくて、ほとんど誰もいない浜で竿を出してみると、奇跡的にメスが一匹かかった。これで楽しかった今回の釣りおさめです。

フェリ-

釣れちゃった

困ったまぐれ?

釣れないつもりで出した竿にかかった、メスのアキアジ!

これ以上送ったら皆さん迷惑だろうし、家の冷凍庫もいっぱいだし、始末にこまってしまい、北海道の人はアキアジはあまり食べないのを知ってるが(それもメス)知り合いに電話して無理やり「スジコがあるから」と送りつけることに成功!

ありがとう「くにこさん」 え、うまく騙したねって、もちろん電話口の彼女の声は迷惑そうなのはありありでしたよ〜!

フェリ-

温根湯温泉にて

温根湯温泉にて!

今年も我々の結婚式の司祭をしてくれた、神父さんの招待で、ここ「おんねゆ温泉、四季平安の館」で贅沢三昧です!

2007年9月29日(土) 登別温泉にて

フェリ-

素顔でも充分熊!

登別にて!

白老の知り合いに連れられて、登別の熊牧場に来てます。ケーブルで山の上まで上り、でっかい親戚の熊との対面でした。



登別温泉「地獄谷」
2007年9月30日(日) 苫小牧着

白老にて!

熊牧場には、熊が百頭以上いて、人慣れしているので、餌をもらう為に手をふったり、手招きしたり、手を合わせたり、あのでっかいのが実に可愛いのである!まるでコマーシャルの通りで、違うのは2メートルのままで可愛いのだ!

初体験としては、アヒルのレースの馬券ならぬ「アヒル券」を買い(二百円)手に汗握るレースの楽しんだ。(2人とも大はずれ)

山を降り「ニジマス」の釣り堀に連れて行ってもらい、釣り上げたニジマスを料理してもらって食べたのも初体験だった。

夜は近くの旨い居酒屋さんでご馳走になり、本日の費用はすべて井藤さんに出してもらってしまいました。

昨年四国88カ所詣りで何日かご一緒して、この縁を頂いたと思うと、やはりお四国さんの有り難さを痛感する。

旅も今日の夜フェリーに乗ってしまえば終わりだが、全国どこの観光地も、中国、韓国、台湾の団体客で埋め尽くされており、昨日の熊牧場のウエルカムボードの内12団体が難しい漢字で書かれていて、日本語のものはたったの2つのツアーだけだった。つい最近まで外国人が、でっかい声で話しながらガイドの旗につられ我が物顔で歩く日本人ツアーを「農協ツアー」なんて呼んで、少しバカにしてたのを、ついつい思い出してしまった。


熊牧場へのロープウェー

クッタラ湖

客に餌をねだる熊たち


ニジマスの釣り堀(なかなか釣れない)

フェリ-

フェリーの時間待ちにちょっと竿を

苫小牧東港

会いたかった最後の人に(苫小牧のお母ちゃん)苫小牧の自宅で1年ぶりに再会、ヒデさんの元気を確認!昼過ぎ来年の再会を約束して帰る。

でもフェリーの時間には狂う程の時間があるので、サンマを一匹買い、アキアジ釣りの竿がずらっと並ぶ、苫小牧の砂浜に行ってきた。

ただボ〜っと時間を潰していると、イライラしてしまうが、ピクリともしない竿先を睨んでいると、全然退屈しないのは何故だろうか?

2007年10月1日(月) 敦賀へ

フェリ-

苫小牧フェリー乗り場

船に乗って私も考えた。

だあれも居ない船の朝風呂の湯船で、ぼんやり海を眺めてたら、美しい水平線は何処までも続き、又同じ所に戻って来る。この海の反対側まで同じ水が続いているのかと思えば、科学などとは関係なく「これはもう神の領域のように思う」

それにしても、今日のフェリーは静かです。24の二段ベッドがならぶ、安いこの部屋に我々の他には、ミメ麗しき?女性が一人で、大部屋も閑散としていた。乗用車は30台足らずで、バイクに至っては10台も無く、経営的こんなんでえんやろか?と思いきや、流石は北海道のエリート港「苫小牧」野菜や魚、牛乳などなど、荷物を満載したトレーラーが、こんなに入るか?と言う程積み込まれ、甲板や駐車場の様子を見ると、積み残しがあったのではないか?と思うほどだ。


行くときに乗った、小樽行きのフェリー

フェリー「すいせん」の中で

到着です!

21時間の船旅も終わり、敦賀上陸です。北海道はどうでしたか?と聞かれたら「あぁ〜おもしろかった」の9文字です。

今は来年の北海道の夢を見てます。

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