ログハウスの歩み 2006年1月〜12月


2月1日(水) 〜2月6日(月)   今年はじめてのログ

3月15日(水)〜3月22日(月)   久しぶりのログ

5月4日(水) 〜5月8日(月)    茶摘みと草刈り

6月11日(日) 〜6月16日(金)    梅とりと草刈り

7月6日(木) 〜7月10日(月)    長男と一緒に

8月3日(木) 〜8月8日(火)    お盆前の草刈り

8月15日(火) 〜8月19日(土)    友達を迎えて

9月27日(水) 〜9月28日(木)    たった一ヶ月で!

10月27日(金) 〜10月31日(日)    秋の草刈り

11月18日(水) 〜11月30日(木)    のんびり人生


 
2月1日(水)〜2月6日(月)  今年はじめてのログ

2月1日(水)

さっき田舎に着きました。今回は雪は無く、ずっと雨!太平洋が初めて見える峠になってワイパーが要らなくなった。雪よりずっと走り良い。

途中のホームセンターで明日からの仕事の材料「塗料」を買い込み、ついでに弁当とおやつを買い、準備ばOK!後はやる気を奮い起こす、マインドコントールがうまくいけば、明日中にはベランダと玄関のドアーが美しくなってるはずだ。

それにしても此処は良い!本当に落ち着く。嫁もそうらしく同じ家事をしてても何となく楽らしい。ぽわ〜ん としたい人はどうぞ、おいで下さい。6日まで居ますから。

2月2日(木)


外はポカポカ小春日和、半袖では、さすが寒いが、日なたは気分爽快!只今夫婦でボーとしてます。水仙がチョツピリ顔を出しました。


初めて咲いた「椿」では無い筈で、咲いた時期に初めて来た、と感想を言うべきか?

毎年咲いていたで有ろう、可憐なピンクの花に「こんな地味な所に植えて済まない」と語りかける優しい気分にさせてくれる田舎に感謝!


花時に来た、嬉しさを嫁が遊んだそうです。


昨夜は「隠し砦の三悪人」今夜は「男はつらいよ」このシリーズは、いっぱいもらったので、全部見終えるには、かなりかかりそうです。
2月3日(金)


同級生が、使わなくなった耕運機でおもしろい乗り物を作ってるので見物してくる。知多半島の方で実際、こんな乗り物でのんびり旅をしている人が有るらしい、私も少し手伝いをしてます。

この前テレビで、新しいカップラーメンの味をインターネットで募集して、1番うまいラーメンを作る番組をみとき、「これは食ってみなくちゃ!」と思ったものでした。でもその時すごい人気で製造が間に合わず、一ヶ月は店に列ばないと言う話しだったが、田舎のスーパーで見つけた。「ヤフーの真骨頂」早速一つ購入!嫁と味見、絶対スープを飲まない私が、飲み干す勢いで味わってしまった。もうこれはインスタントなんかじゃない。流行りのラーメン対決に黙って出したら決勝に残ってしまうかも。

2月4日(土)


風は冷たく、朝から二人でぐずぐずしていたが、何となく嫁はステイン塗りを、私は石並べを、気が付けばやっていた。5時間ほどやっても目立つほどは出来ません。嫁の仕事はあまり目立たないし、寒い一日と言う感想!

2月5日(日)


寒いし、腰が痛いしで、のんびり のんびりやって一坪弱の石を敷き終え、今回の田舎生活も明日かあさってでおしまい、明日は米つきと親孝行のまね事で作業はしないつもり。だってまだ冬眠中!


嫁の作業はかなり、はかどつた。年を取り根気と体力はかなり衰えたものの、私に比べると、かなりの差が着いてしまった。もっとも根気は若い頃から私とは比べものには為らないほどあったがね!

2月6日(月)


少し早いが、我々の春の為に、座席を外しホテルに変身中、心なしか「よろよろ号」も喜んでいるように見える。

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3月15日(水)〜3月22日(月)  久しぶりのログ
3月16日(木)


車から玄関まで行く間に、かなり濡れてしまった。

ストーブの周りをぐるぐる回りながら服を乾かしてます。

そんなに寒く無いからまだましだが、雨がやむまで蓑虫のように、ただただ「ブゥラブラ」とするしか無いか?

3月17日(金)


夕べは一晩中、南風が吹き荒れた。

外は暖かいと言うより、なま暖かい感じの海風だった。

朝外に出てみれば、梅の花は終わっていたが、ユキヤナギと馬酔木が満開の白色で、水仙も黄色のかわいい色で咲いている。


手頃な値段と、大きさの「枝垂れ梅」を大阪で見つけ、今日は朝から植える。

2〜3年で赤い花を咲かせてくれるとうれしいな!他にも挿し木のツツジを30本ほど植え替える。

昨日の雨は恵みの雨だった。植え替えには絶好のタイミングだし、都会の人はわからないだろうが、草取りには土が軟らかくなってる、今日みたいな日が絶好なのです。

とは言うものの、いつもの事ではあるが、田舎生活初日は、節々の使い痛みで、体がギシギシと油ぎれの状態でして、たかが草取りと思うかも知れないが、立ったり座ったり、プロの草取りともなると(田舎生活では草との戦いだ)イチロー選手ばりの?飛び付いて草をキャッチすることもある、激しいバトルだと分かってほしい。

「そんな馬鹿な!」と言ってる人は、是非一日草取りを体験しては?

3月18日(土)


朝から、今では1番大きな木となった柿の木を切り倒す。昔は甘柿だったが、古くなりすぎたのか?昔帰りして渋柿になってしまったし、道に実が落ちて汚いので、切る事にした。その下で「つくし」を見つけた。


つくしの袴をとり、(写真)卵とじで今夜のおかずの一品になりそうです。


切った柿の木は、外側3センチほど残して中がキレイに腐っていた。

これでは旨い柿がなるはずはない。

大じいさんの頃からここで何十年も生きて来た柿の木だから、全てを腐らすには偲びず、何かを作ってみたい。


ここで1番の自慢の花、それは「笹ゆり」です。

昔は何処の山にもあったのに、今では本当に少なくなってしまった。

ここは近くに家があるせいか道行く人に採られなくて済んでいる。昨年通り道で歩くのに邪魔なのを歌壇に植変えたのが今年も芽をだした。

嫁に「ユリの新芽が出て来たから、山を歩く時は足元に気をつけて」と、偉そうに言いながら、私は今回は二本も踏んずけて新芽を折ってしまった。

ゴメン、ゴメン。来年まで待ってるから、必ず来年咲かせておくれ。

3月19日(日)


あれをどうやり、これをこうやり、やりたい事が次から次に浮かんでくるから、寝る時間になっても目が冴えきってしまったので、2時過ぎ、睡眠薬を半分飲んでやっと、空想が夢にかわってくれた。

朝から親父が残してくれた、穴のあいた木でこんな草を植えてみました。この辺では「ホクロ」と言っているランです。


私が歩く道沿いの、踏まれそうなユリを、安全な場所に植え替えたり、木の穴にふうラン(この辺は、ホクロと言ってほとんど値打ちもない)を植えてる時、嫁はイチゴの回りに草を敷く作業を一生懸命してました。

夕べ約束の友達が来るまでの時間、 暇なので、嫁の朗読を聞いた。

五木寛之氏の「大河の一滴」から何点かのエッセイだが、ちゃんとした文章は、私がいくら、ええ加減な人生を送っていても、心にひびくもので、私の心に刺さる矢は一本だけでなく、何本もあった。

ああ!人間は生きて行くのが苦行であり、何千年の昔より、役人の横暴は絶えることなく今に続き、より巧妙になったのを役人本人は気付きもしない。

庶民がそんな世の中を生ききるには、早死にするか?ケセラセラに生きるか?どっぷり泥水に浸かって、したたかに生きるか?そんな生活は、おそらく文字を持たなかった彼方の昔から変わってないのだろう。

そうであるなら、一人孤高を探し求める愚かを知るのも、宇宙の一生命体の一滴、一瞬の私の人生を生かす道なのではないか。

もともと人間の進む道などはこの宇宙には無いのかも知れない、あるとすればお互いが外なる敵から身を守り、仲間と生きるためのもの。

ただただ生きていた昔は必要なかった優位性が、いったい何時から人に芽生えたのか?

ケセラセラに毎日を生きる私でさえ、人間が起こしたとは思えないニュース(戦争を含め)に直面すると、くるくる回る地球で目を回さずに生きる事の難しさを感じてしまうのは私一人では無いはずだ。

おぉ〜いそんなにあがくと地球の回転が早くなってしまうぞ!



農協にプロパンガスの充填に、そして郵便局にお金のむしんに!、包丁では駄目らしいので、ちゃんと印鑑を持って行ってきました。

包丁を持って行かなくて良かったよ!局長は一年先輩だし、局員の一人は同級生なので、覆面をしていてもバレルところだった。

若い局員が身分証明を何か?と言うから「顔は怪しいけど、本人かどうか、あいつに聞いてくれ」と言うと、その同級生も「顔は悪いが本人に間違いない」と免許証代わりの証明をしてくれ、ワイワイ郵便局で騒ぐ客は私位か、局長も奥の方で笑っていた。

それから近くの川原に石畳の石を拾いに行き、帰ったらもう昼の時間、こうして田舎のノンビリした一日は、ゆっくりか早くか分からないが、何となく過ぎてしまう。

昼からはと言うと草刈りをしようと、草刈機を出したが、半年もほって置いた機械はキゲンが悪い、プラグを変えても、キャブの掃除をしてみても、ヘソを曲げてしまったジョンソン(私の中の草刈り機の名前)はふくれたままどうにもこうにも手に負えない。

それではとチェンソーを出して、この前切った柿の木で何か作れ無いか、とりあえず腐った所を削り取り、綺麗にして見ると、うん! これは何か出来そうな予感!

耕運機でキャンピングカーを作っている友達が来たので、その話しに花をさかせ、その友達の知り合いの農機具やさんまで、草刈り機の修理に連れて行ってもらう。

さすがプロ、ほとんど何もしないのに直ってしまった。友達の顔もあり「こんなんでお金はもらえん」と言うので、今度トラクターを買う時はここで買わせてもらいます。と農家でもないのに、デッカイ話しで帰って来たが、、、、修理屋さんは分かってるはずだ。あんなちょっとした機械の修理を持ってくる男が百姓など出来るはずがない、と言う事を!

これと言った仕事は見えなかったが、楽しい一日だった。

3月21日(日)


自分達で初めて、畑に種を撒いてみた

自分達で初めて、畑に種を撒いてみた。二十日大根らしきものと、小松菜らしきもの?多分収穫は限りなくゼロに近いだろうが、(収穫時期にここに居ない)我々夫婦のやる気にカンパイ!。

私の居る集落は、この辺の村で1番自由な村落と言われている、それだけによそ者を沢山受け入れて来ました。

そのせいでか?村始まって以来の大問題にぶつかり、村中大騒ぎしてます。

校長先生までした人が何年か前に越して来て、来年度の区長の選挙で選ばれたが、役員が家にお願いに行ったところ、断られたそうで、村には住むが、事情があり区長は嫌だと言ったそうだ。

奉仕が仕事だからみんな嫌々受けてるのが実状だが、この村で初めて断る人が出て、選挙のやり直しをするらしいが、前例ができ次の人も断ったら?なんて住人でない私も、ヤキモキ!

村も少し怪しくなったかなと思う。60〜から70才までの若者?でとか、男の人にとか、条件が付けば、役員探しも大変だ!

この頃 テレビで田舎暮らしを、さも楽しそうにやってますが、都会で近所付き合いの出来ない人は、田舎暮らしが想像以上に大変なのを知ってから、老後の田舎暮らしを検討すべきです。

人の話しは聞かない、近所の人が困っていても気にならない、村役を頼まれても、平然と断る、そんな人は田舎では、とても長く住むことはできません。

田舎の人は、狭い村でうまく生きる為に培われた、控えめに発言すると言う、知恵を築き上げて来ましたが、田舎の人は面と向かって文句を言わないから、何をしても良いと勘違いしてる、ヨソ者 が増えてしまったとの声をよく聞く。

悲しい夜になってしまいました

大事な友達の奥さんが、死んでしまった。

トイ 貴女は私の弟みたいな男の所に、はるばるタイ国からお嫁さんに来てくれましたね。おおらかで、太っ腹な貴女は私の自慢の親戚でした。

脳腫瘍で入院した貴女を見舞ったのは、昨年の暑い日でしたね。あの時は私の顔もちゃんと分かっていて、もうじき退院出来ると楽しみにしてましたね。

薬で脳腫瘍を直すと聞き案外軽く済んだのだと安心し、すぐきっと元気になると確信して私は大阪に帰ったのに、、、、、

暫くして上の先生見立てで、即手術と聞き(病気は脊髄にまで進行してて、手遅れの状態だったと後で知りました)あの投薬の治療は何だったんだと腹が立っても後のまつり。口にはださないが病院選びの失敗を悔やむ主人のあの顔を忘れることはできません。

超有名な大学病院を信頼し先生を信頼して回復を祈ってましたが、貴女はひと足先に行ってしまいました。

貴女の残してくれた思い出を、私は貴女の旦那さんと子供さんとお孫さんと、これから永く語り続けます。

3月22日(月)


散る花あれば咲く花あり

神奈川の友達の奥さんに不幸があり、お葬式には間に合わないが、お悔やみにいくため、急遽着替えに柏原に帰る事になった。

庭の枝垂れ桜の開花を見ることはできなかったが、二、三日すると見事に咲いてくれるでしょう。

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5月4日(木)〜5月8日(月)  茶摘みと草刈り
5月4日(木)


田植えが終わった田舎の風景

草か花か、あたり一面が緑です。

世間ではゴールデンウイークと騒いで居る間、私は田舎の畑で草に毎日「ごめんね」と言いながら、草を抜き続けてます。

でも傾斜地の草はとても大事で除草剤などかけたら最後、次の雨で土砂崩れです。でも放っとけばすぐにジャングルになってしまいます。だから草刈り機で刈るしかなくこれが案外汗をかきます。


満開のツツジ


初物で〜す


北海道から来た「おだまき」

5月5日(金)


お茶摘み

ばあちゃんを動員しての、お茶摘み。すぐに面倒になり、二日は掛かるとばあちゃんが言っていたが、半日で終わると言う、摘みさがしのお茶摘みでした。

昼から揉んで干して、少し乾かし、又揉んでからからに乾いたら、我が家の番茶になります。ああめんどくさ!



田舎の友達が作っていた耕運機のキャンピングカーが完成して、私も試運転で乗りましたが、思ったよりスピードがでるので、危ないシーンもありました。

全国でこのての愛好者が何人くらいいるか分かりませんが、愛好会を作りたいと思いますので、どなたか友達で耕耘機で走り回っている人を知っていたらご一報ください。

5月7日(日)

夕べから降り出した雨は、恵みの雨になりました。

嫁と二人で朝から合羽をきて、草取りをしましたが、汗と雨でびしょ濡れになりました。

手抜きではあったが、お茶摘みと合わせて、今回は一応予定してた位の作業はできましたので、満足して明日大阪に帰ります。

雑誌を見たからと四日市に住むお嬢さん二人が、来てくれたのも嬉しい出来事でした。

花は沢山咲いてるし、自家製ほったらかしイチゴも沢山食べました、シャワーをしてCDをガンガンかけてボーとしてると、何だかしあわせです。すみません!

5月8日(月)


満開のシャクヤク

帰る日になってシャクヤクが満開になりました。

大好きなササユリがまだ蕾固しで残念ながら美しい花を見る事は出来ませんでしたが、保護のかいあって随分株は増えました。

5月8日(月)


おだまき

北海道から、水をやりながら大事に持って帰った「オダマキ」、こちらは白の可憐な花を一輪咲かせてくれました。

見ごろはまだ先のようですが、きれいに咲いて近所の人がみて楽しんでくれたら、それで今年は良かったと思います。

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6月11日(日)〜6月16日(金)  梅取りと草刈り
6月11日(日)


ブルーベリーがこれだけ?

今回の目的の第一は、ジュース用の青梅を取ると言う、重大な任務をおびてやってきましたが、先ずする事は、そう懸命な皆さんは分かったと膝を打ったと思いますが、そうです草刈りです。

大変です!とだけ言っておきます!雨が降って滴が落ちるので、梅取りは明日です。その代わり思いがけず「ブルーベリ」が少々収穫しましたよ!十年以上経つが二度目の味見です。

まだ早いので美味いとは言えませんが、健気に実を付けているのだから、評価してあげないと「ブルーベリー困っちゃう」何て言ったら、こっちこそ困っちゃう!

6月12日(月)

ああ田舎暮らしは

田舎暮らしの楽しみ方をテレビなどで見るてと、まるで理想的な生き方に見えてきますが、まあ皆さんやってみなはれ、一週間田舎ライフを楽しもうとしたら、ほったらかしの草花の手入れに二日はタップリかかります。

そして草刈りなど家の回りの作業が、これ又二日はかかります。

畑など作っていたら又腰の痛い時間が追加になり、アレヤこれやで、のんびり処か大忙しの田舎暮らしとなり一週間以上居たら体が悲鳴をあげる始末です。

で今回も死ぬほどの忙しい日々をすごしてます。成果は大満足の出来栄えで、至福の夜を楽しんでますよ〜だ!

6月13日(火)

死ぬほど、しんどいし体中痛いし、まるで苦行の用な田舎暮らしを体験中では有りますが、家の周りは見違えるほど美しくなりつつあり、予定では多分明日すっかり綺麗になるはずです。

普通その後が本当のスローライフの始まりなのだが、我々夫婦はくたくたになって綺麗にして、満足して大阪に帰ると言う変な田舎暮らしを楽しんでます。

又来月草刈りに来る訳だが、知らない人は「田舎でのんびり出来て良いですね」なんて声をかけてくれますが、実状はのんびりどころか汗だくの田舎暮らしなのです。誤解されそうですが、これが我々の楽しいログ生活なのです。

6月14日(水)


つつじの咲く土手

遅咲きのツツジが少しさいてますが、どんどん剪定をしてやりました。

写真では分からないだろうが、劇的に美しくなったのを理解してもらい、自分も手伝いをしたつもりで、喜びを共有しましょう。

目につく所の草刈りは終わりました。

イチゴも新しいランナーに植え替えたし、後は刈った草や剪定で出た、おびただしい量のゴミの処理ですが、やがて腐葉土となる価値あるゴミなので、山のてっぺんに持って上がる事にしました。

何もそんな所に持って行かなくてもと思うだろうが、山の木を切ってしまったら、渇き過ぎてシンボルの樫の木の地上に出た根っこの痛みが激しく草で覆い隠す事に、我が家の閣議で賛成多数で決まり、我ら労働者は、追加の痛みを味わうことになりました。足腰の運動をさせてもらい有り難いことです!

6月15日(木)

ツツジや、ゆりなどかなり沢山の植え替えをして、毎日山の中の水やりが大変でしたが、今日の雨は恵みの雨です。

昼過ぎ友達が一人来たほかは事件もなく、昨日まで働き過ぎた二人に骨休めの一日となりました。

ヨン様の「四月の雪」と「マルタイの女」久しぶりに、二本の映画を続けて見て、グッタリしてしまい、「なんかないか」とお互い言い合ってますが、おもしろい事が勝手に出て来るはずもなく、こんな時は何か食べるしかなく、我慢するか?誘惑にひざまずくか重大な決断の曲面に立たされ苦慮してます。この空気の流れからすると、嫁の的確なアドバイスに従う事に成りそうです!

朝から雨、明日帰るので小降りを見計らい、梅取りと、取ったあとの木の剪定をする。終わると同時に土砂降りになった。

ベランダの網戸を取り付けて、私の今回の作業は全ておしまい!雨の音とCDの音楽が寝そべる私に、ちょっとはスローライフの真髄が分かったかな?なんて頭の上の方で声が聞こえそうです。

これってもしやアチラからの呼ぶ声ではないだろうな?まだまだ早いので、そんな呼び込みには耳を傾けないようにして、ボリュームを上げてCDで至福の時を過ごす事にしよう。

あれもこれもと欲張らないでいるとこんな些細な事でもしあわせだと感じるものなのか

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7月6日(木)〜7月10日(月)  長男と一緒に
7月6日(木)


山桃

田舎の家は、もう草がいっぱいです。苗を買って20年になる、やまももの実を収穫しましたが、実に二回目の収穫です。いつも実が、まだ青い時か、鳥や虫が食べてしまった後から来る事ばかりで、こうしてぶら下がった実を見てるだけで嬉しい気分になりました。!

7月7日(金)


今日は親父の月命日なので、いつもやってる母親に代わり墓のシキビを換え、掃除をして、今回久しぶりに長男も一緒に来てるので、三人で手を合わせてきた。(屋根の向こうに見えるのが我が家の墓地)




近くの川原で石を30〜40個ほど拾い集め、今まで延び延びに成っていた入り口スロープのテンバの化粧と飾りをかねて、バックする車が過って落ちないように(今まで落ちた人はいない)工事をする。

一人ならまだまだ先延ばしだろうが、今日は長男が居る。彼が考えて石を列べ私がメチ詰めをする。孤独な石を並べる作業は腰が痛く、いつも考える時間が長く、中々作業も進みませんが、二人でやれば、スムーズに進むし、息子と一緒にやる仕事は実に楽しい。

この共同作品は息子が年寄りに成っても残るので、きっと息子にとっても思いでになるだろう。近年で一番嬉しい作業になった。

息子と二人、終いには腰が痛くなり、座り込んでの作業になったが、やはり思ったより早く終わった。

夕食前に時間が出来たので昨日の続きの「指輪物語」を見ることになった。

7月9日(日)

早朝からの村役!

6時半 起床!これって私にとって何年ぶりかと思わせる早起きだ。(村役は2度目)

だって寺の掃除が、7時から始まるので、男は草刈機を持って(女性はほうきを持って)少し早い目にお寺に集まるらしい、我が家も檀家なので、目覚ましをセットするのは久しぶり、なんて言いながら、嫁は根性を入れていた。

掃除の最中に土砂降りが一度あったが、終わる頃は止み、その後は美しい青空になった。

家に帰り松の手入れをしてたら、今年五月 お茶摘みの最中に雑誌を見て、来てくれたが、私が一生懸命茶摘みをしていたので、遠慮して帰っていった女性が、今日また遊びに来てくれた。

前の道を徐行しながらこちらに愛の目線?を送ってくれる車を発見!初対面だったが、この前の人達だと感じた。

現れたのは、やはりその人達だった。一人は近く(熊野市)に住んでるらしいが、こんな所に二度まで尋ねてくれる人達だから、物好きなのだろうか(失礼)話した感じでは、やはり自由で少し変わってるかな?(またまた失礼!片方の人はしごくまともな女性)四国遍路を同じ時期にしてたらしいので、どこかですれ違った筈、歩き遍路を満願した本物の遍路さんと話せた事に感謝!

その遍路さんは「錦の納札」を授かった強運の持ち主で、もっと時間をとり話したいと思ったが、初対面なのでお互い軽くジャブを出すだけの顔合わせに終わったが、採れたての「ヤマモモ」を試食をしてもらい、新しい友達が出来そうな予感がして、嬉しい一日だった。

夜の楽しみは恒例の映画鑑賞、3話の「指輪物語」を(合計7時間半)三日で見てしまった。一気にみたので、さしもの長い話しも良く分かり(ボケが始まった私は内容をすぐ忘れてしまう)不覚にも最後の方では涙ぐんでしまった。


8月3日(木) 〜8月8日(火)    お盆前の草刈り

8月3日(木)

やはり朝夕は、田舎は快適そのものだ。昼間の暑いのは仕方ないとしても、風の爽やかさは都会では考えられない気持ち良さだ、暑くても寝る前に30分ほどクーラーをかければ朝まで快眠出来るからありがたい。

と言っても昼間の暑さはインド並で、太陽の下で草刈りなどしようものなら、多分熱射病になるし、村の人には大笑らいされるだろう。そんな事は割に合わない田舎ライフになってしまうだろう事に、ようやく気が付いた。

夕方少し涼しくなってから、2時間ほど草苅機を振り回したが、パンツまで汗でびっしょりになってしまった。シャワーをして、のんびりCDを聞いてると、満足度100パーセントの満ち足りた時間が過ごせる。

8月4日(金)今日も草と熱いバトル

早起きしてしまい、近所の迷惑に成らない様に、音の出ない垣根の剪定をした。

太陽が上がった頃から、草刈りをするわけだが、今日は腕と腰が痛く草苅機を振り回す気が起きず、鎌を持って座り込んで、こそこそと草刈りをやるが、何しろ暑い!

午後は日が少し軟らかくなってからやりだしたが、身体に日が入り過ぎたか?熱い。もう少しで熱中症になるところだった。

頑張ったらあかん、と言われ続けていても生来の貧乏症、ついつい頑張ってしまう。反省の暑い一日でした。

8月5日(土)


目覚たら太陽は、ほぼ真上!何処にも日蔭などなく、連日の疲れのピークと重なり、外に出る勇気が出ないままグッタリしてる。

嫁がこつこつ庭の草取りをやっている。

写真は二年前僅か10センチ程の苗を北海道でもらって来たのが、随分大きくなり今年初めて白いフワフワの花が咲いた

海に来てますが?


七里御浜でサバが釣れていると言うので、友達と投げ釣りをしてますが、今の所の釣果はコンブ少々!波がありスーパーで買った方が良かったかも!(友達がハマチの子供のこどもを3匹)

8月6日(日)村役で早出!


田舎の朝は早い、毎月の寺掃除と草刈りで、家を6時半に出発、慣れない急斜面で大鎌を力一杯振るのはスタミナもいるし、滑り落ちる危険もあり「寺山」の下草刈りは村でも年2回の大仕事だ。

その後我が家は、これも毎月のお宮の掃除当番でもあり、私など田舎では若者の部類になるので、それなりに一生懸命にやるので、かなり疲れた。

約2時間で掃除は終り帰ったらもうダウン!外に出る元気はどこにも残っていない、家の中で出来る仕事と言うことで、以前から材料を作っていたDVDの棚を作る。これで又ひとつ材料がなくなり、肩の荷がおりた。

8月8日(火)台風到来か?


先程、暴風雨警報が出ました。

あと一週間ほどで、収穫をするはずの稲は倒れだしてるので、台風が過ぎれば憐れな状態になるだろう。今の時期「台風と雨」が百姓にとって一番辛いらしい。

私達は昼すぎ帰るつもりだったが、台風に巻き込まれないよう大急ぎで用意をして大阪に帰ることにしました!


8月15日(火) 〜8月19日(土)    友達を迎えて
8月15日(火)


神奈川の友達家族が遊びにきたので、バーベキューの後、近くの川に「手ながエビ」を取りに行ってきましたが、昔はなかった「ザリガニ」が多く、川も汚くなったと言うことか?


さっそくに!ありがたくいただきました。

8月16日(水)あ〜あ!花火が


楽しみな花火は台風の為、22日に延期になってしまった。

愛知からわざわざ来てくれる、お客さんがいるのに残念でした。

名物の三尺玉の花火は海に浮かべて点火だし、台船からも多数の打ち上げがあるので、仕方ない!

8月17日(木)田舎のプール


田舎のプールは、流れるプールです。

私が子供の頃はもっとデンジャラスでしたが、いつの間にか安全でつまらない川になってしまいました。

8月18日(金)花火が延期になり?


楽しみにしていた、夏休み最大のイベントが延期になり、楽しみに愛知から来てくれた親子は雨模様の空と相談しながら、川に行ったり、花火をしたり。

部屋で大人を巻き込み「売りやさんゴッコ」やトランプで楽しみ中


お店やさん

可愛い店主が店ばんをする、お店の様子!サンゴが「五千円、七千円」と高いですが、かなりの売り上げで、間もなくビルが建ちそうです。


時々ザァーット雨がくる。

一度水に入ったが、二度と入る気にならない。持参のお握りを食べたら、何だか眠たくなってしまった。

充実の時間

同じ空間では、嫁と息子 そして息子の彼女達が楽しそうにトランプに興じ、私は一人ぼっちで「加島祥造氏」の詩集をぼんやり見ている

「彼岸の入りの日に」の中の一節に「老いはじめてから独りで暮らすこと。老いはじめてから芸術にむかうこと。老いはじめてから世間にそむこと。それがバカげたこととは知ってるさ・・・」人間は満ちたりた時こそ他人の言葉や真心が深く心の中に入って来るのが分かった。

何度も読んだ本の、この言葉が今夜は私の心を揺さぶる。無口でも背中で語り合える家族に感謝!

8月19日(土)新鹿の渚にて


紀州の海はどこも波が高く、子供の海水浴にはならず、1番静かであろう新鹿の海水浴場に来たが、やはり無理みたい。

仕方なく浜で遊んでいるが、水が怖い我が家のお客さんは、案外楽しんでくれたかも?


9月27日(水)〜 9月28日(木)    たった一ヶ月で!
8月28日(木)


田舎はたった一ヶ月で、草が膝位も育ってます。人間も雑草位たくましく育ちたいもんだ!今回は育ち具合を見届けて逃げ帰る感じにしよう。

何とも慌ただしい田舎暮しか?と思うでしょうが、今回は旅の途中で、若い頃からお世話にになった人の訃報を聞き、お葬式に間に合わず、昨日になったしだいです。

あまりにガッカリしたせいもあり、何をする気にもならん


主は無くても育つキーウイ


次郎柿


みかん


白い曼珠沙華


10月27日(金)〜 10月30日(月)    秋の草刈り
10月28日(木)


久しぶりのログハウスです。

今日は、実家の畑仕事と納屋の片付けで親孝行を?少し残ったが、暗くなったので本日はおしまい!

写真は昔行ったインド土産のゾウさん、四回分だが、段々小さくなったのがおもしろい!


我が家のみかん色づく

草刈り機の調子が悪く、何となく花の植え替えや剪定など、やる気のない仕事をしてたら、有り難いことに友達夫婦が来てくれたので、お茶にしたら雨が降ってきて、今日の作業は無し、ホールセンターに遊びに行こう!


和歌山県新宮市の大工さんが、三重塔を造った

気が遠く成る程の精巧さで、技能を結集して後世に残す為に造ったそうだ。

興味のある人や買いたい人は、連絡して下さい。技能士をめざしてる人は必見かと?


三重塔のパーツ


三重塔の軒下

10月29日(金) 想定外の出費


さて草を刈るようになって、肝心の草刈り機がかからない。

プラグではないか?と言うので、買ってきたが、やはりかからない!修理屋さんは日曜で休み!明日は帰る日だし、仕方なくコーナンまでドライブ、買っちゃった。


明日は粗大ごみの日で、大阪に帰らなくては、改装と整理で出た粗大ごみが山のようですから!

田舎の草刈りもばあちゃんの用事も全て終わり、今日はその後遺症の肩と腰痛でヨチヨチ歩きです。

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11月18日(土)〜 11月30日(木)    のんびり人生
11月18日(土)


田舎にて

田舎のログは野菊が満開で、何だか心地良い感じす!

自然に生えたのを刈らずに置いたら、毎年だんだん増えて斜面の一画が白の絨毯になってます。

11月19日(日)腰が痛たた!

雨は降ってるが、ベランダの下は雨もかからないので、セメントを練り、基礎の下の部分に石を貼り、その上はモルタルを塗った。

素人の仕事でガタガタだが、出来た部分はそれなりにすっきりした。仕上げは「しっくい」で仕上げるつもりだが、さぞかし素人の左官仕事は凸凹でキタナイだろうな?

それにしても屈んでの仕事の腰の痛さはは尋常じゃなく、どれだけ仕事をしたんだと笑われそうだ、真っ暗になったから、意気揚々と部屋に入ったが、まだ5時だった。

田舎の夕食はどこも早いからと、我々も6時には食事も終わり、これから田舎の長い夜の始まりです。

11月20日(月)


石を並べる

かなり前から調子が悪く、農協に修理してもらっていた草苅機が留守の間に持って来てくれてたのに、気が付いて、修理代(9千円)を払いに行き、ついでに川で小石を拾ってくる。

本日の作業は写真の手前の部分の石を並べる。たったこれだけ?と言う声が聞こえそうですが、どれだけ腰が痛いか?日暮れが早いので、切り上げるチャンスが早くくるので、有り難い冬のお情けに感謝!

11月21日(火)


恵みを求めて

天気が良くなり、少ない花の蜜を求めて、名前の知らないいろんな虫が、野菊にきてます。

虫の嫌いな人はこの光景を見たらぞっとするだろうが?あれもこれもそれも、いろいろあっての自然なのだ!

昨日はブログを送るのに、5時間も掛かってしまった。

田舎では写真はいつも時間が掛かってたが、あれはひど過ぎた。意地になって押し続けたが、送れたのが夜の11時半を回っていた。その後遺症でか?手首が痛い(本当は石を運んだからだろう)

今朝は久しぶりの晴天で早起きが出来た、だんだん起床が田舎時間になってきた、と思って時計を見たら「8時半」だった!

11月22日(水)


ライトアップ!

あまりに野菊が綺麗なので、しょぼい電球でライトアップしてみました?

果たして道行く人達は楽しんでくれるでしょうか!通りがかった人で「何の花ですか」と聞きに来た人もいました。

雑草として刈ってしまったら、この美しい花見は出来なかった。


のんびり人生

実労3時間?私が石を並べ、嫁が目地をする。

約50センチメートル程は出来ただろうか?美しくなるのは楽しい!

11月23日(木)雨のためオフ!

夕べ友達と遅くまで、酒ならぬ緑茶で盛り上がったら、中々寝られず、そのまま朝を迎えてしまった。そして朝食の後寝てしまい、目さざめれば、昼ご飯と言う体に良くない一日のスタート!

少し濡れながら植木の植え替えなどしてる所に友達が、ロト6の申込書を持って現れた。我々夫婦も、お互いの小遣いでそれぞれ、記しを付けて!当たった時の分け前で盛り上がり、千円で大きな夢を託して、友達に買いに行ってもらう。

そして雨を見ながらのんびりしているところです。

11月24日(金)今日もいろいろ!

今日のやった事を列挙すれば、親父の墓参り、落ち葉焼き、石畳敷き、目地詰め、山から土運び、草刈り、そして昼寝、エホバの伝導師の若者と人類の将来についての語らい、そして友達との馬鹿話し!

こんな風に本日もツツガナク平和に一日が過ぎようとしてます。

夕方には母親が美味い「蒸し芋」を持って来てくれるし、親戚のおばちゃんは畑て取れた芋をくれるし、たとえお金は無くても、田舎暮らしは食べて行けるから、有り難いもんだ!

残念なのは友達と我々夫婦が買った宝くじが見事に外れたこと位か?(当たり前の事かな)

11月25日(土)


収穫した「ミカンとキィウイ」

日本画を見に行く

新宮市の画廊で「伊森淳子」(知らないが)さんの日本画展をやってる、と言うので買い物がてらみてくる!

素人の私は感想を差し控えたいと思います。

それより夕方、目にゴミが入りいつまでも痛い、今友達に目薬りを買いに行って貰った!

今日は朝から川に石を拾いに行き、新宮に行き、山の掃除や柿の木やキィウイの剪定を、ついでにキィウイの収穫をする。

私の目算では、25個位かな?と思ったが、55個程あったそうな、林檎を入れたら甘く成るそうなので、明日母親と分け分けしよう!

片目で苦労してブログをしてるが、目が真っ赤になり痛い!痛い!

11月26日(日)


とうとうこうなった!

掃除が嫌なので、最近は家の中でしなかった作業をしてしまった。

道にはみ出し邪魔になって来た柿の木を以前切ってしまったが、こぶが面白い部分を「何かに使おう」と取って置いたのを、雨の楽しみとして皮をむいてる。

気が狂うほどめんどいが、木目は美しい!


雨の中でも

熊野速玉大社は雨に関わらず、熊野古道を歩く人と観光バスの人で賑わってました。

こんな日にお参りした人達は、さぞかし御利益も篤いでしょう?と言う事で我々もちゃっかりあやかりお参りしました!

11月27日(月)雨の脅威!

ウッドシェークの屋根は13年と持たず腐り雨漏りしてしまったし、今日又雨の脅威を見つけてしまった。

遥々岡山から持って来た、玄関を飾っていたお気に入りの変木で作った手摺りがボルトの穴から雨水が入り、腐っているのを偶然発見!

想定外の場所だったし、気に入っていただけに解体するのはショックだった。

さて解釈したものの、これをどう修理するか?それが問題だ!また新しい来年の仕事が出来てしまった。

11月28日(火)


朝から石を並べ、目地をして、石が足りないので川に取りに行く。

昨日の豪雨で砂がドッサリあったので、これも自然の恵みとして充分の量を積んで帰る。

昼から左官をしてる友達が手伝いに来てくれ、作業のはかどる事!

11月29日(水)


石あそびはお終い!

明日大阪で用事が出来たので、少し残った石畳敷きと目地、基礎の漆喰塗りは来年の楽しみにして、今年のログでの作業は終わりです。

今回は異常気象のせいか紀南は雨ばかりでしたが、その分映画鑑賞や友達とのダベリで余裕の時間を楽しみましたよ〜!

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